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ブローバイオイルセパレーターへの対策

ブローバイオイルセパレーターへの対策

アルミテープ系の話です。
ここ最近オイルセパレーターへのアルミテープ対策の記事を時系列で追うと以下の順かな?

  1. オイルキャッチタンクが...(BMW E46)
  2. オイルキャッチタンクのその後...
  3. オイルキャッチタンクのその後...(2)

上記の最初の記事に記載した通り、ブローバイラインにこちらの導電性アルミテープ対策してから確実にオイルキャッチタンクに貯まるオイル量が減っています。
後付け過給器を装備してから19年、ブローバイガスの状態を長きに渡り経過観察してきましたが、現在がもっともオイルが貯まらず良い結果が出ています。

こちらの記事でブローバイラインにあるサイクロンセパレーターにアルミテープを貼ってみた際には良い結果が得られませんでしたが、現在の導電性アルミテープを貼った上記3つの記事の時系列をみると、過去に前例のないぐらい良い状態となっています。導電性アルミテープと謳いつつも導電性でなかった事が原因でしょうかね?(導電性に関してはこの記事を参考にしてください。)

走行風などからの静電気帯電(走行風が当たる場所)にはどのようなアルミテープでも効果が発揮されるようですが、それ以外の場所でプラ樹脂素材など表面が通電しない物のへの帯電対策は確実に導電性のあるアルミテープでないと効果が得られないのは間違いないようです。ちなみに現在使用しているアルミテープはこちらの寺岡製作所 導電性アルミ箔粘着テープです。(寺岡製作所 導電性アルミ箔粘着テープは幅が選べます。)

そこで更に良い結果になる事を期待してオイルセパレーターを取り外して、しっかりとアルミテープ対策を行ってみることにしました。ここでのアルミテープによる除電目的は、ブローバイガスに含まれるエンジンオイル成分をオイルセパレーターで1滴でも多く分離してドレンに流す事を目的としています。

オイルセパレーターのドレン部分

まずはオイルセパレーターの取り外し。上記の写真のオイルセパレーターのドレン部分(ホースに刺さっている部分)にはオイルが付着していました。オイルセパレーターはちゃんと仕事をしているようです。

オイルセパレーターにアルミテープを貼ってみた

上記のようにオイルセパレーターのテーパーでない部分に1cm幅の寺岡製作所 導電性アルミ箔粘着テープを3枚並べて貼り付けて、その上から上記のロックタイトの漏れ止めテープを貼りました。

ロックタイトの漏れ止めテープをアルミテープの上に貼ってみた

ロックタイトの漏れ止めテープは自己融着なので長期間貼ってもベタつき等は発生しません。

ロックタイトの漏れ止めテープの製品仕様

ちなみにロックタイトの漏れ止めテープの素材はシリコーンゴムとなっていますので、シリコン素材で更に帯電対策になってくれると想定しています。

IMG_4027.jpg

ロックタイトの漏れ止めテープでアルミテープを覆うとアルミテープを貼ってあるのがわかりません。これでどのぐらいの効果があるのかわかりませんが、オイルキャッチタンクの状態を経過観察してみたいと思います。

以上、「ブローバイオイルセパレーターへの対策」でした。

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