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トランク付近からのきしみ音が消えた(BMW E46)

トランク付近からのきしみ音が消えた(BMW E46)

アルミテープチューンの話です。(興味のない方はスルーして下さい。)

こちらの記事で使用した導電性アルミテープですが、ネットで拾った情報によると導電性でないという記事を見つけました。話の概要はアマゾンで売られている価格の安い導電性アルミテープは通電していないらしい。

導電性アルミテープとは簡単にはアルミテープ表面は通電するけど、裏の糊面がアルミテープ自身と通電していないので帯電した静電気のがアルミテープを通じて放電されにくく、導電性のアルミテープは裏面が通電するので効果が高いという話。ちなみに導電性アルミテープで使用されている糊が特殊なので通常よりも値段が高額。100円均一で売られているアルミテープは当然ですが導電性ではありません。

これはあくまでも自分の経験則からの考えですが、導電性でないアルミテープ(100円均一等)を使用する場合、アルミテープを貼る場所に走行風やファンの風が当たる部分ならば効果がありますが、車内の内張りなど単なる帯電したABSパーツや樹脂パーツに貼るアルミテープは導電性アルミテープでないと効果が薄いと考えています。帯電した静電気をアルミテープに集める事を目的としているのでABSパーツや樹脂パーツ面(アルミテープ糊面)により密着した方が効果が得られるという考えです。

過去にこのブログの中で導電性アルミテープは2回程購入しており、こちらの記事で購入した3M製のアルミテープは問題ありませんでしが、こちらの記事で購入したアルミテープには疑惑があったので調べてみました。

アマゾンで購入した格安の導電性アルミテープ

上記がアマゾンで購入した格安の導電性アルミテープ。導電性アルミテープなのに通電なし

アルミテープ裏面を上記のようにテスターを当てて通電確認してみましたが、結果、まったく通電していません。少しはインピーダンスがあるかなー?なんて淡い期待をしていたのですが完全に通電していません。

寺岡製作所 導電性アルミ箔粘着テープ

今回、ネット上で評判の良い「寺岡製作所 導電性アルミ箔粘着テープ」を購入。

寺岡製作所 導電性アルミ箔粘着テープ

寺岡製作所 導電性アルミ箔粘着テープは幅が何種類かあるみたいですが今回は10mm幅を購入しました。

寺岡製作所 導電性アルミ箔粘着テープは通電している

早速、寺岡製作所 導電性アルミ箔粘着テープの裏目が通電するか調べてみると、ご覧の通りに完璧に通電しました。計測してこれだけ違いがあるとアルミテープを貼る場所によっては効果がかなり変わってくるかと思います。

早速、これまでに貼った走行風が当たらないABS、プラスチック、樹脂パーツへ貼り直してみました。多分極端な違いはわからないでしょうけどね。(ちなみにこちらの記事の場所も貼り直しました。)

寺岡製作所 導電性アルミ箔粘着テープを貼る

寺岡製作所 導電性アルミ箔粘着テープを貼る

E46世代の車は時代背景的に静電気の帯電に関して全く考慮されていません。トヨタ自動車からのアルミテープに関する特許が出てから、車に関する静電気対策が進み、樹脂パーツなどは製造時から静電気帯電を考慮して作られているものが多くなっているようです。実際、自動車は目に見えない静電気だらけなので、静電気対策を行うことは必要不可欠だと思っています。

前置きが長くなりましたが今回の本題。

ここ数ヶ月間、走行中にリア回りから時々「キコキコ」っときしみ音が気になっていました。先日Studieさんでミッションオイル交換の際、リフトアップしてもらったときにブッシュ関係を一通り見てまわったのですが特に問題はなかったので、きしみ音の原因はトランク周辺のパーツからの音ではないかと推測。

GW中、時間があったのでトランク内部のABSパーツを取り外してアルミテープを貼ってきしみ音対策をしてみることにしました。

トランク内部の内張り

上記E46クーペの人なら見覚えがあるかと思いますが、トランク内部の内張り。26年目にして始めての脱着かな?

トランク内部内張りにアルミテープを貼る

寺岡製作所 導電性アルミ箔粘着テープを上記のように裏面に貼りました。

バッテリー上部パネル対称左側パネルの裏面にアルミテープを貼る

バッテリーの上部パネル裏面にアルミテープを貼る

その他バッテリーの上部、(右)、対称の左側のパネルも取り外して裏面にアルミテープを貼ってみました。バッテリー側のパネルは脱着が簡単ですが、左側は少し面倒。

テスト走行

テスト走行

昨夜、早速テスト走行してきました。リア回りが静かになりすぎて少しびっくり。単にパーツを脱着したので「きしみ音」が消えという感じとは少し異なり、なんとなく走行中のリアまわりが安定したように感じられました。どちらにしても走り出してすぐに気になっていた「きしみ音」がしなくなったのでOkでしょう。

その他、気がついた事としはエンジン始動後に聞こえる音がかわりました。静かになったとかではなく、「聞こえてくる音」が変わったという感じ。正直良くなったのか、悪くなったのかわかりませんが、アルミテープを貼った事で車の状態が変わったのは間違いありません。

今回上記以外にもブローバイホースにもアルミテープ対策を行いました。

ブローバイホース接続部分

ネットで拾った記事を参考にエンジンヘッドカバー本体から出るブローバイホース接続部分にアルミテープ対策をしてみました。

アルミテープ、銅、アルミテープの重ねて貼る

手持ちの銅テープも使ってアルミテープ、銅テープ、アルミテープの重ねて貼ってみました。効果があるのかどうかわかりませんがブローバイガスの抜けが良くなる?との事。車種によるブローバイガスの処理方法にもよるのでこの対策は半信半疑です。ちなみに銅テープも導電性の方がよいかと思いますが手持ちのものを使いました。

ネオジム磁石でブローバイホースを挟んだ

またこちらも「本当に効果があるのか?」当然半信半疑なのですがネオジム磁石を反発するようにブローバイホースを挟むことでブローバイガスの抜けがよくなるとか?手持ちのダイソーで購入したネオジム磁石があったので上記のように収縮チューブを使用してマグネットでホースを挟むように配置してみました。

ブローバイガスは可能な限りエンジン内部から抜きたいので、少しでも効率がよくなるならば何でもやってみるの精神で上記のように対策してみました。NAエンジンに過給器を付けているためブローバイガスの処理はNAエンジンと同じというわけにはいかず、当然ブローバイガスに対するメンテナンスは市販の過給器付き車両よりも手を焼きますし「メンテナンスフリー」というわけにはいきませんので、このような些細な情報でも実際に試しています。

対策後のサクションパイプ内部の状態

今回のテスト走行前にサクションパイプ内部を洗浄し、過給圧がかかる状態で何度か走行後のオイルの付着状態。この部分は過給圧がかかった時のみブローバイガスが通過するので、ブローバイガスに含まれるオイル成分の増減を判断するのに常日頃状態を確認しています。今回の対策後は、減ったような気もするけど変わらないような気もしますが、状態的には悪くないかな?しばらく経過観察してみたいと思っています。

以上、「トランク付近からのきしみ音が消えた(BMW E46)」でした。

 

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