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車検に向けてHIDバルブ交換(BMW E46)

車検に向けてHIDバルブ交換(BMW E46)

こちらの記事でヘッドライトユニットが洗車時に曇る原因をさぐるために散水テストを行った際、HIDプロジェクターレンズの清掃をおこないましたが、その時の記事を書きながら気づいてみたら現在装備しているHIDバルブは2017年にこちらの記事で購入したものでした。9年前ですね。この9年間にHIDバルブをこちらの記事で5年前に交換したのですが、バルブの形状不良のため2017年に購入したfclさんのバルブに戻していました。(バルブ形状不良の詳細はこちら
HIDの格安バルブはレビューも良い評価だけを残して(ヤフーショッピングに悪いレビューを書いたら全額返金するのでレビューを消せと言ってきました。もちろんレビューは残して返金もせず、粗悪バルブはゴミ箱行き。)粗悪品を作って堂々と売る業者もあるので注意が必要ですね。
そこで車検に向けて、前回と同じメーカーfclさんのバルブを調達。

購入したfcl さんのバルブ

1998年9月1日以降に製作された車両(E46はこれに該当します。)は2026年8月1日より、全国すべての運輸支局等で車検時のヘッドライト検査がロービーム計測へ完全に移行したので、9年物のHIDバルブでは心なしか不安。それとBMW E46純正HIDは4000kだったので6000kだと検査官によっては青すぎると難癖つけられてNGを食らうこともあるとの事なので、今回は35Wの4300kを購入しました。
今となっては1999年当時のHIDの明るさを知る人は殆どいないと思いますけど、初期のHIDバルブは高額(1本3万以上)で4000kバルブ以外選択肢がなく、HIDなのでまったく明るくありませんでした。白い光で明らかにハロゲンとは違う光というだけ。初期のHIDは「消費電力が少なくて効率が良い」ぐらいしかメリットなかったんじゃないかったかな?あとは都内走っていてもHIDの車両は殆どいませんでしたね。って言ってもあっという間にHIDが標準になってしまいましたが。

fclさんのバルブ

話がそれましたが、自分的には安心と信頼のfclさんリピートです。別に6000Kが切れてしまったという訳じゃないんですけどね。こちらの記事でプロジェクターレンズは既に掃除してしまったので、まずはバルブの空焚き。新品バルブを装備する前に3分間程点灯させて、バルブ表面や根本の樹脂等の油分を飛ばす事でライトユニット内部を曇らせる原因を抑えることが目的です。

そこでこれまで装備していた純正のHIDバラストとイグナイターを引っ張り出してきました。

BMW E46純正HIDバラスト本体

上記AL製27年前のBMW E46純正HIDバラスト本体。デカいし重いし良いこと無いですw

配線の被覆が加水分解しているのでビニールテープで応急処置

久しぶりに引っ張りだしたらバラストに接続するハーネス部分の電源配線の被覆がボロボロ。ビニールテープで一応応急処置だけしておきましたけど、

加水分解しているゴムパッキン部分

配線部分のゴムパッキンも加水分解して触っただけで崩れ落ちる状態。思うに殆どのE46が同じ状態になっていると思います。配線被覆の加水分解はLCMユニットから供給される12V電源なので保護回路が入ってはいますが、車両火災に繋がる恐れがあるので結構危険なような気がします。今更リコール出されても糞迷惑ですけどね。あと上記のゴムパッキン部分ですが、HIDバラスト本体はライトユニットの底面についているので配線を伝わって水滴等が流れ込む恐れがありますので、気になる方はライトユニットを取り外してバラスト本体に繋がる配線関連を確認した方がよいかと思います。バラストの先に繋がるイグナイターはライトユニット内部にあるのと、経年劣化対策されたシリコンコードが使用されているので、まず問題ないかと思います。E46も20年超えているので立派な旧車ですね。旧車というか車両火災の殆どが電気系トラブルとのことなので、面倒な作業ですがバラスト周辺はどちらにしても一度確認した方が良いですね。

HIDバルブの空焚き

普通の人は室内でHIDの空焚きなんてしないですかね?w安定化電源に接続して2本とも各3分間程、空焚きしました。

HIDバルブの比較

早速バルブの装備。新品の左側が4300K、右側が6000K。写真だとわかりにくいのですが、6000Kの方が中央の白光する部分が白く濁っています。

取り外したHID6000K

バルブの交換は慣れたもので2〜3分で交換完了。上記は取り外した6000kのバルブ。左右どちらも中央の丸い部分が白く濁ってます。そんなに実使用時間は長くないのですが、こんなものなんですかね?

一応、車検に向けたライト対策は完了かな?先日走行した際に、テールランプのLEDかけが無いか確認しました。(テールライトのLEDが1粒でも点灯しないと車検NGなので事前に確認しておいた方がよいです。)
E46で車検に向けたフロントライトの準備をする方の参考になるかわかりませんが、以下にまとめました。

  • 純正HIDは35W、色温度は4000k前後。バルブ形状はD2S。
  • 他社製のバラスト等にして55W化している場合、車検に通過しない場合がある。明るすぎてカットオフラインがぼやける等が原因。
  • 車検通過は一応4000〜6000K。それ以外はほぼNG。E46で6000k以上だとライトユニットカバー(透明な部分)が熱で溶けたりするので装備している人は少ないとは思う。
  • フロントライトは重要保安部品なので、重要保安部品認証品以外のフロントライトの場合は車検に通りません。海外製のアフターマーケット商品は日本の重要保安部品認証品など取ることはまずありえないので、他社製を装備している場合注意が必要です。マフラーと同じでグレーゾーンだとは思いますが検査官によってはNG食らうことがあります。
  • E46純正バルブはOSRAM製。OSRAMはドイツのメーカーですが、日本のスタンレーがOEMしているとの噂。

一応、現時点で陸運局では以下の救済策?もでているみたいです。

ヘッドライト検査方法の要約
変更・追加された基準
  • 対象車両: カットオフラインが確認できない自動車、指定自動車等以外の自動車

  • 検査対象: ロービームを計測

  • 判定基準: 向きは「最高光度点」、光度は「最高光度点 6,400cd」で判定

  • 要点: 新たに対象車両および判定エリアが追加されました。

現在と変更がない基準
  • 平成10年(1998年)8月31日以前に製作された自動車: ハイビームを計測(向き:最高光度点、光度:最高光度点 15,000cd)。

  • カットオフラインを有する自動車: ロービームを計測(向き:エルボー点、光度:固定計測点 6,400cd)。

過渡期の対応(令和8年7月31日まで)
  • 対象: ロービーム計測の全国移行期限(令和8年7月31日)までの間に受検する自動車

  • 検査対象: ロービーム(向き:エルボー点)の計測と、ハイビーム(向き:最高光度点、光度:最高光度点 15,000cd)の計測を組み合わせる

  • 要点: 通達で規定される過渡期の対応であり、この運用自体は現在と変更ありません。

全体を通して、ロービーム計測への完全移行(令和8年8月〜)に向けたルールの明確化であり、特にこれまでカットオフライン(すれ違い用前照灯の明暗の境界線)が出にくかった車両に対する救済・判定基準が明記された形となります。

以上、「車検に向けてHIDバルブ交換(BMW E46)」でした。

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