オイルフィルター付近のOリング調達(BMW E46)
オイルフィルター付近のOリング調達(BMW E46)
前回のオイル交換時にも少し紹介したオイルフィルター部分のOリングを調達しました。
調達先はアリエキスプレスからです。次回のオイル交換はしばらく先ですが、注文すると郵送に1週間から10日ぐらいかかるので、他の商品と抱合せ注文すると送料が安くなるタイミングで注文しました。アリエキスプレスの送料は商品によってあってないようなものですからねw
上記のOリングのサイズは外形(OD)12mmの厚み(CS)2.5mmのFKM素材Oリング。使用する場所は、
上記のオイルフィルターキャップの中央の2個(写真では茶色いOリングを装備しています。)のOリングです。
BMW純正フィルターを購入するとこの部分の交換用Oリング(2個)も含まれてくるとのことですが、過去に購入したOEM製品であるBOSCH製のオイルフィルターにはオイルフィルターキャップ本体を固定する91mm(内径)x4mmのOリングのみ(上記写真)が付属していますが、オイルフィルターキャップの中央の2個のOリングは付属してきません。
しかしながらベントレーのE46マニュアルの上記の図を見ると(上記の赤矢印は締め付けトルクを示しています。)4.O-rings(always replace)との表記がありオイルフィルター交換時は交換指定になっています。オイルフィルターキャップの中央部分をOリングで押さえつける目的のOリングだと思いますが、常時エンジンオイルが流れている部分のOリングなので、通常より劣化が早いのでオイルフィルター交換時に一緒に交換指定されているのも納得ですね。
前々回のオイル交換より上記のOリングをヤフーショッピングで購入した茶色のOリングを使用しております。実はヤフーショッピングで購入したのですが中国発送で到着までに2週間程かかったので「それならばアリエキスプレスで探しても同じ」と思い、今回の調達に至りました。
また、前々回のオイル交換から初めてこの茶色のOリングを使用して前回のオイル交換で交換した際、かなりOリングが硬化していました。この茶色のOリングだからなのかわかりませんがFKM素材でもかなり硬化するみたなので、今回は他のFKM素材のOリングを調達して様子をみたいと考えています。毎回オイルフィルター交換ときに交換すればとくに問題ないと思いますけどね。
上記に現在手持ちの新品Oリング(BMW 部品番号11427549573)を並べてみました。左がBMW純正(山下オートパーツさんで入手、BMW純正パーツを個人売りしてくれます。通販可)、中央がヤフーショッピングで入手したOリング、そして右が今回アリエキスプレスで購入したOリング。色が異なりますが同素材、同サイズのOリングです。ちなみにBMW純正部品番号11427549573のOリングは1個380円(税抜)でした。消耗品としてはあまりにも高額なOリングなので代用できるOリングを使用しています。ちなみに一番左、今回アリエキスプレスから購入したOリングは10個で311円でした。
続いてこちらのOリング。外形50mm、厚み3.5mmのOリング。このOリングはK&Pエンジニアリングのステンレスメッシュオイルフィルター用なので紙フィルターを使用している人には必要ありません。
前回のオイル交換の際、上記の写真の部分(上下)で2個(緑色の部分)交換しました。E46 6気筒用K&Pフィルターはこちらの記事で調達。
関連記事:車が軽い!K&Pエンジニアリング ハイパフォーマンスステンレスマイクロニックオイルフィルター
巷では「ステンレスメッシュフィルターで大丈夫なの?」という声もありますが、走行距離が5万キロオーバーならば流石にもう鉄粉等は発生しないでしょうから、スラッジ収集のみを目的としたフィルターの機能としてはまず問題ないかと思います。紙フィルターと比較してこのフィルターを使用すると油圧が下がオイルポンプの負荷が減らしてレスポンスアップを図る目的のフィルターなので油圧が下がるのは避けられませんが、オイルラインに詰まりなどがなく正常にエンジン内部のオイル循環が出来てれば問題ないと思っています。一応装備してから約2年程使用しておりますが、特に問題となってはいません。気になる方は当ブログのここ2年間のオイル交換歴をご覧いただければオイル交換時に取り外したK&Pステンレスメッシュフィルターの状態の写真を見ることが出来ますのでご確認ください。
K&Pフィルター用のOリングは前回と異なるセーラー(アリエキスプレスの売り手先)から購入してみましたが、Oリングの印字を見る限り同じ商品のようです。(左が今回調達分、右が前回調達して装備したOリング)
上記の写真は前回のオイル交換ときにK&Pフィルターから取り外したOリング(黒)です。初期の状態は把握しておりませんが、取り外したOリングは弾性はほぼなくカチカチでプラスチックの様な状態となっていました。K&Pエンジニアリングから特にこの部分のOリング交換指定はありませんが、この部分も上記エンジンオイルが流れる部分なのでOリングとしての機能を保持させるにはオイルフィルター交換時に毎回交換すべきOリングだと思います。
ちなみにこのOリングのサイズはこちらの記事でK&Pエンジニアリングにメールを送り教えて頂いたサイズです。
関連記事:K&Pエンジニアリングへ問い合わせてみた
日本国内でE46 6気筒エンジンでK&Pエンジニアリングのステンレスメッシュフィルターを使用している方はほとんどいないと思いますが、S37タイプのステンレスメッシュフィルターを使用している方は上記参考にしてみてください。
あとはオイルフィルターキャップ本体の内径91mmx4mm厚のOリングを安く入手できると良いのですが、このサイズのOリングはOリング単体で購入すると1000円近くします。なので、こちらの記事で紹介した格安フィルターに付属してくるOリングをしばらくは利用しようと思っています。
以上、「オイルフィルター付近のOリング調達(BMW E46)」でした。