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車が軽い!K&Pエンジニアリング ハイパフォーマンスステンレスマイクロニックオイルフィルター(BMW E46)

車が軽い!K&Pエンジニアリング ハイパフォーマンスステンレスマイクロニックオイルフィルター(BMW E46)

スーパーチャージャー装備してから早17年。後付け過給機付けてこれだけ長く普段使いの車(足車兼務)を走らせているのは稀なのかもしれませんね。(笑)

元々過給機付き車両のブーストアップやタービン交換は過給機大国日本では一般的ですが、私が知る限りNAエンジンへ後付け過給機オーナーの大半は調子悪くて降りてしまっているか「たまに乗る」程度の車両だと思います。(エンジンに手を入れるということはそういう事ですね。)

今に始まった事ではありませんが後付け過給機を装備してからこのブログの大半を占めるブローバイガスとの闘いはいまだに続いていて「正解が無い」というのが結論でしょうか?

さてさてスーパーチャージャーを装備してからオイル粘度を上げています。メーカー指定の5W-30などは遠い昔に使った記憶がありますが(笑)、基本的に一般的なオイルで入手可能な10W-60を使い続けています。私の車のM52TUBエンジンはM54Bエンジンと比較するとピストリングの枚数もフリクションロス対策されていないので過給機付けるならばM54Bエンジンよりも最適だったのかもしれませんがエンジンの設計ベースは5W-30ベースなので流石に倍の粘度の10W-60では重すぎます。

以前からオイル粘度を上げているための対策方法は何かないか?と思っていたのですが、先日ネットを徘徊していると京都のアシストさんのこのページを発見。オイルフィルタの通りを良くしてオイルポンプのロスを減らす事が出来るとの事で興味深々。アシストさんのオンラインショップでは当然の事ながら旧車はMエンジン向けしか販売しておらず、色々調べてみると日本国内でもOEMして独自ブランド化して販売しているショップなどもありましたがM52TUBエンジン用は発見できず。

まずは製造元の海外のK&P Engineeringのページを見て(一応JPもあります。)、色々と検索をかけてみると毎度お世話になっているTurner Motersportsさんで販売されており、おまけに在庫ありだったので早速注文してみました。

注文は月曜日(3月27日)にPaypal支払し、送料はFedexを使用して高額だけあって金曜日の3月31日にアメリカより到着。

Turner Motersportsさんより5日で到着

ちょっと愚痴になっちゃいますが、少し前に別件でBMW JapanDラー上がりを唄つているメカニックが個人でやっているショップに問い合わせしたら「パーツ手配にどのぐらいかかるわからない」みたいな頭の固~い返答が来てがっかり。(今の時代、ピストンリングぐらい入手に1週間もかからんですよ。遠まわしにお断りなら「やりたくないです」って返答でいいいじゃないですかね?)

塩尻の匠のように柔軟な対応してくれる事を期待した私が馬鹿でした。(笑)

Engineering High Performance Stainless Steel Micronic Oil Filter

中身はこんな感じのパッケージになってました。私の購入したのはK&P Engineering High Performance Stainless Steel Micronic Oil Filter のS37という型番でM50、M52、M54エンジン共通のようです。詳細はTurner Motersportsさんのページをご覧ください。E36にも使えるのかな?

Engineering High Performance Stainless Steel Micronic Oil Filterの状態

早速中身を確認してみました。アメリカ製なのであまり期待してなかったのですが、クオリティーはかなり高いですね。

キメの細かいステンレスメッシュフィルター

うたい文句の通りキメの細かいステンレスメッシュフィルターです。

ステンレスメッシュフィルターに同封されていたステッカー

その他、K&P Engineering、注意書き等のステッカーが同封されていました。あとはこのステンレスメッシュフィルターの洗浄方法の説明書きがありました。基本的にはオイル交換時に外して洗う事、オイルフィルターの内側からパーツクリーナー等で洗浄すればOKみたいです。アシストさんでは超音波洗浄機を使用しているみたいです。うちにもあるけどこのオイルフィルターは入らんな。まあ洗浄は次回のオイル交換時にでも...。

オイル交換は行ったばかりですが、早速装備してみることにしました。

K&P Engineering High Performance Stainless Steel Micronic Oil Filter S37

このステンレスメッシュフィルターを装備は、オイル粘度が上げたストレスが少しでも緩和されることを目的としています。オイル粘度を倍近くあげているのでエンジン内部のオイル流速が落ちているはずなのでオイルフィルターの通りを良くして流速が上がることでブローバイガスの排出にも多少なりとも影響が出てくれるかな~っと。

取り外したオイルフィルターの状態

まずは既存フィルターの取り外し。真っ黒ですね。現在の走行距離は264,168km、オイル交換してから424km走行後のオイルフィルターの状態です。

ステンレスメッシュオイルフィルターの内径を計測

一応、ステンレスメッシュオイルフィルターの内径を計測。44mmでした。

オイルフィルターカバーの内径は41mm

オイルフィルターカバーの内径は41mmでした。3mmのクリアランスがありますがステンレスメッシュオイルフィルター内部のOリングで軽めに抑えるといった感じでしょうか?

K&P ステンレスメッシュオイルフィルターを装備

オイルハウジング側にステンレスメッシュオイルフィルターを装備して規定トルクの25Nmで固定。オイルフィルターキャップのOリング(91mm x 4mm)は本来は再利用不可ですが、今回は再利用しました。しかしオイルフィルターキャップのOリングだけって入手出来るのかな?1,000円ぐらいするようならば破格のオイルフィルターを購入して付属してくるOリングを使った方が安く済みそうですね。

オイル漏れが無いか確認

ステンレスメッシュオイルフィルターの交換だけして、オイルフィルター分のオイル200mlを追加してアイドリングさせて漏れ等が無いことを確認しました。特に問題なさそうなので、早速走行テストしてきました。

とにかく車が軽くなった

走行テスト

走り出してすぐに体感したのは「車が軽い...」とにかく軽いです。すぐにステンレスメッシュオイルフィルターの効果が体感出来ました。これまでE46 M3のアルミボンネット装備による軽量化、マニュアルトランスミッション装備による軽量化、サンルーフ撤去による軽量化等、かなりの重量物の軽量化を行った後と似た感じで車が軽くなりました。慣れてしまえばそれまでなんでしょうけどエンジンのピックアップもよくなり、アクセルの付きもこれまで以上によくなり、重量物の軽量化とは一味違うかな?ステンレスメッシュオイルフィルターを装備してオイルポンプの負荷が減りトルクが上がった結果だと思われます。

多分、ステンレスメッシュオイルフィルターの装備は話題的には今更なんでしょうけどこれは効果絶大ですね。非力なエンジンには最適かもしれません。流石に26万キロも走行したエンジンでオイルに金属片などの鉄粉成分が含まれることはほぼありませんし、新車当初なら別ですが紙フィルターでなくても問題ないかと思います。

以上、「車が軽い!K&Pエンジニアリング ハイパフォーマンスステンレスマイクロニックオイルフィルター(BMW E46)」でした。

 

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