イグニッションコイル交換①(スパークプラグソケット破損)BMW E46
イグニッションコイル交換①(スパークプラグソケット破損)BMW E46
BMW E46 6気筒前期、エンジン形式で言うとM50、M52、S50、S52、M52TUエンジンが該当する内容です。
前回の記事のアルミエンジンヘッドカバーのトラブル後の走行で、点火に不整脈を感じました。一瞬失火しているような感じでしょうか?ノーマルのDMEならば失火してMissfireとしてログが残り警告灯が点灯するかもしれませんが、当方の車はMotecで制御しているので点火コイルから先の失火は五感に頼るしかありませんw
ここ数週間のDIY作業でイグニッションコイルの脱着を行った事が原因で何かの接触不良とか?接触不良ならもう少し頻繁に感じ取れる気がするし...。とにかくイグニッションコイルを取り外して確認してみることにしました。
取りえず6個のコイルを外してイグニッションコイルとスパークプラグソケットを外して接点部分を確認してみたら、1番のスパークプラグソケットとイグニッションコイルの設定に緑青が生えてました。
写真を見て頂いた方が早いので上記が左側が1番、右側が2番のスパークプラグソケットとイグニッションコイルの接点部分。1番は接点部分の真鍮部分には緑青が生え、イグニッションコイルをはめ抑えるスプリングはサビサビ。
これはダメですねー。スパークプラグソケットの構造からこの部分に水が入ることはまずないはず。サビの原因はわかりませんが明らかに接触不良の原因となります。大電流流した場合、マイナス端子が酸化による経年劣化でこんな緑青が生えた状態っと同じかな?
1番のイグニッションコイルの接点部分。緑青だらけ。突然緑青だらけになったとは思えないのでじわりじわりと酸化が進んだ感じでしょうか?
取り合えず緑青をリューターを使用して真鍮ブラシで削り落として、スパークプラグソケットのインピーダンスを計測したら、
まさかの断線状態。昨夜までエンジンは正常に動いていたので瀕死の状態でここ数回脱着繰り返してトドメを刺したかな?
ちなみに2番のスパークプラグソケットはちゃんとインピーダンス計測出来ました。
よくよく確認してみるとスパークプラグソケットの内部が割れ、写真だと見ずらいですが、縦に亀裂が入っているのがわかると思います。
他の2~6番のスパークプラグソケットを確認してみたらインピーダンス計測は出来ましたが、1番程ひどくはありませんが全部亀裂が入ってました。
やっぱりあそこから購入した電子部品はダメですね。この記事ではエアマスセンサーで痛い目に合ってますが、このイグニッションコイル&スパークプラグソケットは、エアマスセンサー購入する以前に同じ所から購入したのが失敗でした。(詳細はこちら)販売情報には「BOSCH製」と書かれていつつも詐欺見たいに違うメーカー「優良品」って言って売っているところです。2018年に購入したので6年。ちょっと短かかったかな?まあ走行距離によるんでしょうけどね。これ読んだ人はくれぐれも価格に釣られてあそこからは購入しないように注意して下さい。ただコイル自身は6年持っていて壊れているわけじゃないです。コイルのインピーダンス計測は6個とも正常。スパークプラグソケットは内部が破損し6年しか持たなかったという結果でした。
以上、「イグニッションコイル交換①(スパークプラグソケット破損)BMW E46」でした。
続く。