安物買いの銭失い!BMW E46 エアフロセンサの交換
安物買いの銭失い!BMW E46 エアフロセンサーの交換
先日、電動ファンの誤動作の原因がエアフロセンサー(正式名称はホット フィルム エア マス メーター)であることをつきとめ、樹脂パーツが破損しているだけの(車を購入したときから装備されていた)エアフロセンサーに戻してありました。
注文したエアフロセンサーが、本日届いたので早速交換作業を行いました。
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前回の交換したときに購入したエアフロセンサーは、純正品価格の1/10という破格のエアフロセンサー。
自分の車はエンジン制御はMotecが行っているのでエアフロセンサーは無くても動作してしまうので「安ければいい」というのがミスだったようです。
正に「安物買いの銭失い」とはこの事ですね。(苦笑)
自分が把握している範囲でエアフロセンサーの信号によって、サーモスタットの制御、およびチャコールキャニスターベントバルブの制御ぐらいにしか使用されていないと思いましたが、先日の電動ファンの誤動作から電動ファンの制御にもエアフロセンサーが使われている事が判明。
樹脂部分の一部が破損しているけど動作には問題ない古いエアフロセンサーに戻した所、電動ファンが停止したので、今回はしっかりと純正パーツとして作用されているVDO製のエアフロセンサーを購入しました。
今回は、前回購入したエアフロセンサーの価格が5倍です。(笑)
それでもBMW純正パーツよりは安いんですけどね。(多分、現在は純正パーツを頼むとVDO製が出てくるのかな?)
VDO社は純正パーツのOEMメーカーとして採用されているので、信用できるかと思います。
パッケージのラベルにはしっかりドイツ製と記載されていました。
これなら信用できるでしょう。(笑)
見た目、大きな違いはありません。
ちなみに格安粗悪品だったエアフロセンサーのセンサー部分は、
こんな感じ(ピンぼけしてしまいました)。
そしてこちら(上の写真)が今回購入したVDO製のエアフロセンサー。
そしてこちらがはじめから車に付いていた樹脂バーツが破損してしまったエアフロセンサー。
VDO製と初めからついていたエアフロセンサーはセンサーの形状(上)がまったく同じですね。
若干の何かの違いがあって今回の電動ファンが止まらない問題に至ったと思います。
早速交換しました。
エアフロセンサーはアクセスしやすい場所についているので、ものの2~3分で交換完了です。
エンジンをかけて水温が90℃ぐらいになるまで暖機を行い(写真では53℃)、エンジンを停止後、電動ファンの動作状態を確認。
グリルの隙間からの写真ですが、しっかりと電動ファンが停止していました。
BMW E46はエンジン停止後、完全シャットダウンが15分後にかかるので、エアフロセンサーの誤動作によって電動ファンが低回転(3~5段階でファンを強弱します)で回転する程度ならば、バッテリー上がりなどは心配ないかもしれませんが、電動ファンの誤動作が気持ちが悪いので完治しました。
今回、エアフロセンサーによる電動ファンの誤動作は自分のような特殊なエンジン制御を行っている場合だけに発生するのかもしれません。
BMW E46も年式・グレードによっては、熱が高いときは電動ファンによってアフタークールされる車種もあるようです。
自分の車は20年間、アフタークールされるような動作を見たことがなかったので、何らかの誤動作が発生していると判断しました。
以上、「安物買いの銭失い!BMW E46 エアフロセンサの交換」でした。
※余談ですが、破格のエアフロセンサーを購入した販売店は、4つの価格の同じ型番のエアフロセンサーを販売していました。(その中にはVDO製もあり、4つの中で一番高額でした。)
やはり、価格差でなんかあるんでしょうかね?
もう2度と安くてもこの安いエアフロを売っていた所でパーツは買いません!