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ACC電源機器の電源配線分岐ボックスの作成

  • 2022/12/13 14:00
  • カテゴリー:DIY作業

ACC電源機器の電源配線分岐ボックスの作成

ここ2回程、走行しはじめてしばらくするとACC電源機器が再起動する症状が発生。こちらで作成したエンジンフード警告灯を設置時にACC電源を分岐させたときに「何か接触不良を起こすようなつなぎ方をしたのか?」と思ったのですが、配線を確認しても特に接触不良の原因となりそうな箇所は発見できず...。

こちらので作成したFETリレーの問題かと思い、FETリレーのケース内部の確認を行いましたが特に問題ありません。FETリレーケース内部で半田が飛んでるとか、何か簡易的な問題ならば発見が楽なのですが原因が特定出来ません。

その他、思いつく原因としてはこちらの記事で行った全交換したヒューズのゆるみ等も確認してみました。FETリレーへのメイン電源供給(常時通電電源)はシガーソケット出力を使用しているのでシガーソケット用のヒューズを確認してみると少しヒューズのゆるみはありましたが(ヒューズの足が少し薄いのが原因)接触不良を起こすような感じではありませんでした。(ちなみにヒューズの足も特に焼けたような跡もありませんでした。)

ACC電源の分岐はカシメを使用してY字型の配線で分岐していますが、ACC機器が多く数珠繋ぎ状態になってしまっていたので、今回ACC電源の分岐配線ボックスを作成してみました。

現在FETリレーでACC電源がオンになるとシガー電源を流す経路には、

  • レーダー探知機電源
  • エンジンフード警告灯
  • ETC用電源
  • TPMS用充電電源(USB電源)
  • セキュリティ充電電源(ACC通電時セキュリティ用バッテリーを充電)

上記の5機器を接続しています。

これらのACC電源機器の配線ですが、私の場合は数年サイクルでACC電源機器が入れ替わっているので配線をまとめる方法が結構安易にしてあります。しっかりと配線しまってもどうせまた取り外すことになりますので。(笑)

例えばレーダー探知機などは記憶が正しければ6回程交換しております。(散々〇ピテル社に騙されて交換してきました。現在はセルスター製です。)
機器の中で想定以上に長く使えているのがこちらの記事で取り付けたTPMS(タイヤ空気圧モニター)でしょうか?4輪ホイールのエアバルブにセンサーがついているので、そんなに長寿命とは思っておりませんでしたがセンサー側の電池は2回程交換したものの4年以上経過した現在も使い続けられています。

話がそれましたが手持ちのパーツをかき集めてみると

ラグ板とプラケース

多分、昭和時代に購入したラグ板(笑)と以前千石電商で購入したプラケースと

ABC HOBBYのシャント

その昔購入したラジコンのセパレートバッテリー(DELTA P-12だったかな?)用のバッテリーセルを固定するシャント(?)を使用して電源分岐板を作成する事にしました。(上記のABC HOBBYのシャントは多分35年ぐらい前、中学生の広坂正美選手が全日本選手権で初優勝した頃に購入したものです...懐かしw)

使用した電源配線

配線も手持ちのエーモンの配線を使用。上記はFETリレーからの電源供給部分に使用する1.25sqの配線です。上記の用にケースを加工して配線を出入りさせるゴムブッシュを取り付けてラグ板をケースサイズに合わせてカットして配置しました。

ラグ板に配線を半田付けした状態

一応5分岐するように配線してみました。各ACC機器への配線はピークで1Aも流れないので電源供給用の配線よりも細めの0.5sqのこちらのエーモン製のダブルコード(赤黒)を使用しました。

電源分岐ボックスのカシメ

分岐ボックスを作成するのはそんなに難しい事ではありませんが、難所というか苦行はカシメ(笑)。プラス・マイナス、12個カシメを行いましたが、いくら慣れていても12個連続で行うと結構大変です。

完成したACC電源分岐ボックス

こんな感じで完成です。自分で配線したカシメは+出力はカシメの雌、マイナス側はショートボディショートしても問題ないように雄を使用しています。(電源供給側は受けになるので逆になります。)これで数珠繋ぎからたこ足配線風になったかな?(笑)

夜な夜なACC電源の配線をやり直す

12月の寒い夜な夜なACC電源機器の配線をやり直しました。

結構長年「いつか配線を綺麗にしよう」と思いつつ、やっとACC電源機器の配線がまとまった感があります。高速道路のETCサービスが開始される前の車両なので現在では必須機器などもACC電源機器の1つとして取付してあるのでちょっとごちゃごちゃしていますが仕方ないですね。

取り合ず各所の配線確認も行い、ACC電源ボックス設置後はACC機器の電源が落ちる現象は発生しなくなりました。ここ最近ACC電源まわりで手を入れたのはエンジンフード警告灯の配線の時なので、多分今回作成したACC電源ボックスでトラブルは解決したかと思います。

以上、「ACC電源機器の電源配線分岐ボックスの作成」でした。

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