BMW E46 ヒューズ全交換
BMW E46 ヒューズ全交換
車を購入してから23年目。20年を超えたぐらいから「いつかやろう」っと思いつつ着手出来ていなかった平型ヒューズの全交換を行いました。全交換といっても入手困難な大きさサイズの平型ヒューズ、2個はそのままで、標準サイズの平型ヒューズの全交換を行いました。
BMW E46のヒューズボックスは助手席グローブボックスの中にあるので、従来のBMWのように雨水や湿気によるサビなどは発生しにくくなっていますが、23年も経過しているのと、旧車の電気系メンテナンスとして推奨されるのがヒューズ交換。
まずは、DMEボックス内部で使用されているヒューズとグローブボックス内部にあるヒューズで何アンペアの物が何個必要なのかをリストアップ。
- 5A 20個
- 7.5A 3個
- 10A 2個
- 15A 4個
- 20A 1個
- 25A 1個
- 30A 15個
ヒューズの個数は多分車の仕様によって若干かわるので、もし同じ作業を行おうとしている方は、ご自身の車のヒューズ個数をカウントした方が良いです。
メーカーを統一して購入しようかとも思ったのですが、色々なアンペアのヒューズがパッケージになって安く売られていたので、
その他必要な個数を合わせて購入しました。
こだわりがある人はヒューズの足が金メッキされたものなどを購入してもよいかと思いますが、多分46個も高価な金メッキヒューズを購入したら破産してしまいそう(笑)
アンペアとサイズだけあっていれば、経年劣化したヒューズの入れかえなのでなんでも問題ないかと思います。
まずはDMEボックスの中にあるエンジン制御系の肝心要のヒューズフォルダーを外します。ちょっと外しにくいですが、写真に写っているヒューズフォルダーのフックを外してから上にフォルダーごと引き上げると外せます。
このヒューズフォルダーは上部が蓋になっているのでスライドして取り外してヒューズを入れ替えます。
写真はヒューズ入れ替え後の写真ですが、1個づつ交換していきました。横向きに刺さっているのは元々のスペアヒューズです。
上記はグローブボックス内部のヒューズフォルダーから取り外したヒューズです。
上記は5Aのヒューズ(薄いオレンジ)ですが、ほとんどのヒューズが足が黒くなっていました。特に電気系トラブルがあるわけじゃないのですが、これを見ると全交換して良かったなーと思います。
よく見てみるとヒューズ容量関係なく、黒くなっているヒューズがありました。23年も使い続けるとこんなものでしょうか?
ヒューズ交換後、エンジンの始動、ライトの点灯、ウィンカーの点灯、ワイパーの動作、ホーンの動作等の確認を行いました。特に不具合があったわけではないので、動作に問題はありませんでした。ちなみに全部交換しても1,500円ぐらいでした。
E46の場合、23年経過しているものの内部配線は某国の外車と異なりかなりしっかりしているのでまだまだいけそうかな?
以上「BMW E46 ヒューズ全交換」でした。