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オイルキャッチタンク対策(1)

オイルキャッチタンク対策(1)

自分メモです。

先日のオイル交換後、オイルキャッチタンクの洗浄を行いました。オイル交換と同時に洗浄すればよかったのですが、オイル交換後40km程走行してからのオイルキャッチタンクの洗浄となります。

 オイルキャッチタンクの中に溜まったオイルと水分

状況的にはいつもと変わりありません。少し気温が下がってきた事もあり、オイルキャッチタンク内部には水分が溜まっているのがわかります。

オイルキャッチタンクの本体のネジの部分にオイルがかなり付着している

気になった点としてはオイルキャッチタンク本体のネジの部分。上記の写真からもわかるように溜まったオイルがねじの部分にかなり付着していました。Oリングがあるので漏れや滲みはありませんが、この写真から判断するにタンク内部で内圧が高くなっているということだと思います。オイルキャッチタンクのアウト側から負圧で吸われ続けているならば、この部分にオイルは殆ど付着しないはずです。

まずは手始めにオイルキャッチタンク内部へ対策を行ってみました。

丸く切り取ったステンレスメッシュをストレーナーにはめる

オイルキャッチタンク内部は2重のストレーナーがねじ式で付けられていますのでその部分にステンレスメッシュを丸く切り取りストレーナーのネジに挟んで抑えるようにしてみました。

ストレーナー部分にステンレスメッシュを挟み込んでみた

上記の写真のようにストレーナーでステンレスメッシュを挟み込んで動かなくなるように固定。今回はこれでテストしてみました。

ワコーズFuel1を使用

所要で300km以上走行する必要があったので、久しぶりにワコーズのFuel1を使用。

365.4km走行

1日で365.4km走行しました。

365.4km走行後のオイルキャッチタンクの中身

走行後、自宅に戻ってオイルキャッチタンクの中身を確認したところ、溜まったオイルの状態の様子がおかしい。水分は殆ど含まれておらず(水滴が数滴含まれていました。)粘性のないオイルがかなり溜まっています。

オイルキャッチタンク内部に溜まったサラサラのオイル

オイルはオイルですが真っ黒でサラダオイル並みにサラサラ。多分オイルと未燃焼ガスのガソリン成分が混ざった状態。このようにサラサラになった原因はわかりませんが、長年オイルキャッチタンクを色々テストしてきてこのような状態になったのは初めてです。

オイルの粘度を10W-60→0W-40→10W-60→0W-40っと変え、今年なって0W-40を使うのは2回目。こちらの記事を見てもらうとわかりますが、前回はリングイーズを使用してかなり細かくオイル管理を行っており、0W-40のオイルを使用してもオイルキャッチタンクの中身はこのようなサラサラのオイルにはなっていません。

関連記事:時は来た!(笑)オイル添加剤RING-EEZE PLUS(リングイーズプラス)を試す

となると原因として考えられるのは今回使用したオイル添加剤RISLONEのオイルシールリペアワコーズのFuel1を使用した事か、もしくは今回のステンレスメッシュを使用してオイルキャッチタンクに対策した事かもしれません。

また、365.4km走行後のオイルキャッチタンクに溜まったサラサラのオイル量は

軽量カップでサラサラのオイルの量を計測

大体45mlぐらいでした。ここまでサラサラなオイルが溜まるとなるとエンジン内部のオイルの状態がかなり心配だったのでオイルレベルゲージから数滴オイルを取り出してみましたが、

オイルレベルゲージから取り出したオイルの状態を確認

エンジン内部のオイルの粘性はオイルキャッチタンクに溜まったサラサラのオイルとは異なり粘性はしっかりとありました。

 一応、今回使用したMobile1 0W-40の親油(右)と今回オイルキャッチタンクから抜いたオイル(左)の粘度の違いを透明な瓶に入れて比較してみました。

ブローバイガスとして吐き出されオイルキャッチタンクに溜まったオイルと未燃焼ガス(ガソリン成分)が混じりここまで黒くなり粘性が失われているのがはっきりとわかるかと思います。これまで幾度となくオイルキャッチタンクの洗浄を行ってきましたが、このようなサラサラなオイルが溜まったのは初めてです。

今回のまとめは以下の通りです。

・オイル添加剤RISLONEのオイルシールリペアワコーズのFuel1を使用して300km以上走ったためオイルキャッチタンクに溜まったオイルに粘性がなくなったかもしれない。

・オイルキャッチタンクのストレーナー部分にステンレスメッシュを使用したことでブローバイガスのオイル成分と未燃焼ガス成分が液化しやすくなったのかもしれない。

・ここまでサラサラのオイルがオイルキャッチタンクに溜まったのは初めて。色々な諸条件が重なり、溜まったオイルの色から判断するに未燃焼ガス成分が液化しやすくなりオイルと混ざりこのような状態になったと推測。

引き続き、オイルキャッチタンクの対策を継続します。

以上、「オイルキャッチタンク対策(1)」でした。

 

 

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