ブログ記事

オイルキャッチタンク対策(2)

オイルキャッチタンク対策(2)

前回の続きです。(自分メモ)

365.4km走行後、オイルキャッチタンクを洗浄して以下の対策を行いました。

・ステンレスメッシュを使用ストレーナーを外す。

・金属たわしを使用してオイルを吸着させてみる。

・オイルキャッチタンクのゲージを取り外して埋める。

オイルキャッチタンクのゲージを取り外し6mmのネジを使用して穴を埋めた

オイルキャッチタンクのゲージを取り外し6mmのネジを使用して穴を埋めました。

デブコン ねじ耐熱固定用DV272 10ml

ねじ止め剤として使用したのはこれ

0.4mmのアルミ板と金属たわしを使用して、

金属たわしを使用してみた

オイルキャッチタンクのイン側に上記の対策を行いました。前回取り付けたステンレスメッシュは取り外しました。

アルミ板で出口方向の穴側へ直接ブローバイガスが流れ込むことを塞いでいる

アルミ板で出口方向の穴側へ直接ブローバイガスが流れ込むことを塞いでいます。

完成したオイルキャッチタンク

この状態で38.8km(前回のトリップメーターは365.4km。今回は404.2km)走行してみました。

38.8km走行走行後のオイルキャッチタンクの中身の状態です。

色付きの水が少し溜まっていた

色付きの水が少し溜まっていました。水分90%以上っといったところでしょうか?ステンレスメッシュを外した事によってオイルキャッチタンクの中に溜まる中身の状態が大きく変わったようです。(前回の状態はこちらを参照)

オイルキャッチタンク内部でステンレスメッシュをストレーナーとして使用するのは効果ありということでしょうか?

オイルキャッチタンクの中の状態

オイルキャッチタンクの中にはオイルが付着していました。毎度こんなものでしょう。オイル、オイル添加剤、ガソリンは給油無しでオイルキャッチタンクの中の細工を変えただけでオイルキャッチタンクの中に溜まるブローバイガス成分の状態が大きく変わりました。

オイルキャッチタンク本体のネジの部分

タンク本体のネジの部分にはオイルの付着を殆どみられませんでした。オイルキャッチタンクの内圧が上がっていないということですね。

問題はサクションパイプ内部。特に問題はサクションパイプとエアフロを繋ぐシリコンホースの中。

サクションパイプに接続しているシリコンホース内部の状態

そこそこ粘性の低いオイルが付着しています。(上記の写真は前回のオイルキャッチタンク対策時に洗浄して38.8km走行した状態です。)

本来、このオイル成分はオイルキャッチタンクに溜まって欲しいのですがオイルキャッチタンクの中には水分のみ溜まり、ブローバイガスのオイル成分はオイルキャッチタンクを抜けてしまっています。これではオイルキャッチタンク、オイルセパレーターとしての意味がありません。

サクションパイプに繋がる各ホース

上記のスーパーチャージャーのサクションパイプ部分の赤矢印がブローバイホースで、青矢印がブローオフバルブのリターンホースです。サクションパイプのホースの接続状態からアクセルオフ時、ブローオフバルブからの解放された空気がスーパーチャージャーのインペラに部分に衝突してサクションパイプ内部で少なからず逆流が発生し、ブローバイガス成分がエアフロに繋がるシリコンホース内部にまき散らされている状態だと思います。

このサクションパイプはHKSさんから支給して頂いた無加工(穴1つ開いていない状態)のものを加工して使用しているのでブローバイホースの接続場所に問題ありという事ですかね?

以上の状況から今回以前使用していた別のタイプのオイルキャッチタンクに変更してみることにしました。

手持ちの別のオイルキャッチタンクに変更するう

まずは分解洗浄、ホースニップルの径と角度を確認にして、内部のストーナーの状態を確認。このオイルキャッチタンクは、これまでの物と大きく違う点として内部を上限2つにわけるバッフル板、およびオイルキャッチタンクの出口側に上記の写真の真鍮製のストレーナーが付いています。オイルキャッチタンク内部で液状化した成分がストレーナーによって排出しにくくなるなります。

ステンレスたわしをはめ込んだ

また出口側のストレーナーに入っていたブローバイガスが直接流れこまないようにステンレスたわしを挟み込みました。

ホースニップル部分をシールした

ホースの出口部分はテフロンテープと液体ガスケットで一切の漏れがないようにシールしました。

オイルキャッチタンクの装備状態

このオイルキャッチタンクは容量がかなり少なく(同径サイズで大きなものも販売されているようです。)バッフル板の下だと70ml程度しか貯められませんので、特に冬場は頻繁にオイルキャッチタンクの洗浄作業が必要となります。

オイルキャッチタンクを交換後、しばらくオイルがどのぐらい溜まるか様子をみてみたいと思います。

 以上、「オイルキャッチタンク対策(2)」でした。

 

ページ移動

ユーティリティ

スポンサーリンク


検索

エントリー検索フォーム
キーワード
例:abs修理、メーターフード自作

過去ログ

Feed