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リアコンソールトレイの蛇腹の蓋の修理(BMW E46)

リアコンソールトレイの蛇腹の蓋の修理(BMW E46)

E46乗りの方の殆どは一度は破損しているであろリアコンソールトレイの蛇腹の蓋。このブログでも簡易的に何度も修理してきました。(以下のブログ記事参照)

関連記事:

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蛇腹が避けるぐらいでしたらこれまでの修理方法でもなんとか使えるのですが、蛇腹の蓋がプラ素材とゴム素材で出来ておりゴム素材部分が加水分解してボロボロと破損してくるとこれまでの簡易修理方法では修理出来ません。あくまでも簡易修理なのでまあ見た目もあまり良くありませんからね。(苦笑)

私のリアコンソールトレイは更に劣化が進んでしまい、蛇腹の蓋の取っ手部分もゴム素材も崩れ落ち、

リアコンソールトレイの蛇腹の蓋の取っ手部分1

リアコンソールトレイの蛇腹の蓋の取っ手部分2

中央のメッキ部分がプラ素材のみで、取っ手部分は再生不可能な状態となってしまいました。

E46のリアコンソールトレイは2形状あり、灰皿形状はすでにメーカー在庫がありませんが、現在装備している小物入れ(マニュアル車にしたときに中央コンソールトレイをアームレスト無し+小物入れに変更しています。)はまだメーカー在庫があるので入手可能なうちに購入しようかとも思ったのですが、何年か経過すればまた同じように破損するのでいまいち購入に踏み切れませんでした。

ebayなどに蛇腹蓋だけパーツ販売されていますが、蓋と送料で結構な価格であったり、Instagramの海外ユーザから3Dプリンタによる再生品がかなり安く(送料不明、400~500円)販売されているなどの情報提供を頂きましたが、言葉のまったくわからない国のオンラインショップなので手も足も出せずといった感じでしばらく蓋を開けたままの状態で使用していました。

今回、中央コンソールトレイ部分に3連シガーソケットを含めて改修作業を行いました。

まずは、3連シガーソケットですが電源が通電状態になると青色LEDが点灯する仕組みになっていますがLED部分を撤去。透明の青いプラ部分もマットブラックで塗装して3連シガーソケットをリアコンソールトレイ内部にネジ止め配置することにしました。

3連シガーソケットの透明青色部分を塗装

3連シガーソケットの透明青色部分

塗装完了後の3連シガーソケットの部品

破損したリアコンソールトレイの蛇腹蓋ですが、部分的に欠け落ちているので無水エタノールを吹きかけてたり、スクレイパーでゴム部分を剥がしていきました。

スクレーパーで蛇腹蓋のゴム部分を剥がしていく

蛇腹蓋の取っ手部分

上記はまだ原形をとどめている蛇腹蓋の取っ手部分です。ゴム部分が剥がれ落ちています。

ゴム部分を剥がしている蛇腹蓋

ゴム部分を丁寧に剥がして蛇腹を構成しているプラパーツを1本づつに剥がしていきます。

蛇腹蓋から剥がしたゴム素材の残骸

かなり根気のいる作業です。ゴム素材が弱くなっている部分は結構ボロボロと剥がせますが、剥がしにくい所もありますのでなるべく丁寧に剥がしました。

エラストマーシート

剥がした蛇腹蓋のプラパーツを再利用して再度蛇腹蓋を復元します。復元するために上記のエラストマーシートを蛇腹蓋サイズ幅にカットして、先程剥がした蛇腹蓋のプラパーツを接着剤で貼り付けていきます。

プラパーツを1本づつ均等間隔でエラストマーシートに貼っていく

プラパーツを1本づつ均等間隔(目分量です。)でセメダインのスーパーXブラックを使用して貼り付けました。

セメダインのスーパーXブラックでプラパーツをすべて張り付けた

全部貼り付けました。実際の蓋は張り付けたプラパーツの間にゴム素材が挟まっているのでプラパーツをぴったりならべてしまうと蓋長さが短くなってしまいますので注意が必要です。(実際には1cmぐらい短くなるように並べる必要があります。)

セメダインXが乾燥するまで放置した

下敷き等を使用して上から重りを置いてスーパーXが固まるまで半日以上放置します。

エラストマーシートの表側
上記はエラストマーシートの表側です。この部分にダイソーのリメイクシートレザー調ブラックを張り付けます。

ダイソーのリメイクシートレザー調ブラック

作成した蛇腹蓋を組み上げて動作確認

このような形で蓋は完全復活しました。蓋の開閉動作も全く問題ありません。ただし取っ手がありませんので、これから取っ手をつけます。

リアコンソールトレイ内部の3連シガーソケットの状態

内部には先程青いLEDを外した3連シガーソケットをネジ止めしました。両面テープ止めだとシガーソケットの脱着の際、剥がれてしまうため今回はネジ止めして外れないようにしました。

ここまで作成した色々と悩んだのですが、以前アマゾンで購入したUSB電源ユニットをリアコンソールトレイの空きスペースに組み込んでみることにしました。

アマゾンで購入したUSB電源ユニット

多分数年前に購入したのですが、購入して本体のDC-DCレギュレーターが結構な大きさだったので使用しないまま未開封状態。

USB電源ユニットは3AでUSB2個口

2個口で3AのUSB電源出力が出来ます。

まずは、手持ちのプラ板を使用してパネルを作成。

プラ板を加工して3連シガーソケットの穴を加工

3連シガーソケットの穴の部分をテーパーリーマーを使用して加工しました。

イラストレーターで作成したUSBソケットを加工する図面

続いてイラストレーターでUSBソケットを加工する図面を起こして無印のラベルに印刷しました。

USBポートの穴の位置を確認の上ラベルシートを貼った

内部のスペース等を考慮してUSBポートの穴の位置を確認の上ラベルシートを貼りました。

USBポートの穴あけ加工

ラベルシールがずれないよに一応養生テープで固定の上、ドリルで穴あけ、鉄やすりで四角い穴を加工。四角い穴は予めカッターで溝を切っておいた上で加工していくと、ハンドメイドでも比較的綺麗に加工出来ます。(私はリュータードリル、鉄やすり、テーパーリーマー、カッターのみで上記を加工しました。)

作成したパネルにUSBコネクターを取り付けて仮組

作成したパネルにUSBコネクターを取り付けて仮組してみました。最終的なイメージはこんな感じでしょうか。

続いてアマゾンに頼んでおいた10mmx10mmのアルミブロックが届いたので、蛇腹蓋に取っ手を取り付けます。

アマゾンから届いた10mmx10mmアルミ角柱

中身はこんな感じです。

アルミ角柱本体

少し長いので鉄の子でカットしました。

カットしたアルミ角柱。10mm角は鉄の子でのカットは結構大変

実はアルミ角柱は5mm x 5mmサイズにしたかったのですが、価格も含めてよさげなものが10mm x 10mmサイズだったのでこのサイズにしましたが、10mm角だと鉄の子でのカットはあまり楽ではありませんでした。

ピカールを使用して鏡面仕上げにしたアルミ角柱

取っ手部分のアルミ角柱は鏡面仕上げにするのでリューターブラシとピカールで研きました。

アルミ角柱の取っ手をセメダインすーぱーXで固定する

アルミ角柱もセメンダインのスーパーXを使用して貼り付けます。今回セメンダインのスーパーXを多用していますが、セメンダインのスーパーXはブローバイガスが直撃するのリードバルブのゴムパッキンを貼るのにマエカワエンジニアリングさんが推奨しているのでこの手の接着には間違いないかと思います。(穴を埋める系でしたら、JWウェルド一択ですけどね。)

 関連記事:

レデューサー(Reducer)内部のゴムシートの張替え

ダイソーのリメイクシートを8mm程剥がした

アルミ角柱を張り付ける部分は先程張ったダイソーのリメイクシートを8mm程剥がしてエラストマーシートアルミ角柱セメンダインのスーパーXで固定されるようにします。

アルミ角柱の位置を合わせた上でマスキングテープで固定

アルミ角柱の位置を合わせた上でマスキングテープで固定して半日放置します。

蛇腹蓋にアルミ角柱の取っ手が取り付いた

セメンダインのスーパーXが乾いた事を確認してマスキングテープを剥がして蛇腹蓋の開閉チェックを行いました。

取り付けた取っ手で蛇腹蓋の開閉

蛇腹蓋の開閉は全く問題ありません。いい感じです。

完成した蛇腹蓋の取っ手

純正ノーマルとは見た目が異なりますが、質感的にもマッチしてますかね?

リメイクシートは色々な柄があるので、好みでウッド柄にしたりカーボン柄にも出来ます。

続いてUSB電源配線を行います。USB電源ユニットは通電状態だとDC-DCユニットが無負荷状態でも若干発熱するので蛇腹蓋が開いているときのみ使用できるように蛇腹蓋の開閉連動式にしてみることにしました。

また、E46の内装LEDの基本色であるアンバーカラーのLEDと同一色でアンビエントライトによるパイロットランプ機能を追加してみました。

まずはパネルの塗装。塗装は先程の3連シガーソケットと同じマットブラックで塗装。(塗料はダイソーで100円で購入)

パネルをマットブラックで塗装して4隅に穴をあけてスペーサーを取り付けた状態

パネルは脱着可能にするため(リアコンソールトレイを止めるネジにアクセスするためにこのパネルは脱着できるようにする必要があります。)四隅に穴をあけて、

パネルの裏面。スペーサーはこんな感じに取り付けてJWウェルドでリアコンソールトレイ側に固定する

ネジ付きスペーサー(プラ)を上記のように取り付けたリアコンソールトレイにほぼ干渉しない位置にスペーサーを配置して、スペーサーにJWウェルドを塗りつけてパネル位置を合わせて放置。スペーサーとリアコンソールトレイがJWウェルドで固定されてパネルをネジで脱着可能にしました。

マイクロスイッチと固定用ネジ

続いて蛇腹蓋の開閉に連動するためにローラー付きのマイクロスイッチをリアコンソールトレイに取り付けしました。

リアコンソールトレイの蛇腹蓋が通る部分に穴をあけた

リアコンソールトレイの蛇腹蓋が通る部分に穴を開け、

マイクロスイッチをネジで固定

マイクロスイッチのローラー部分が飛び出るように配置。マイクロスイッチはまずは1つだけ穴をあけてネジで固定し、位置を確認しながら2つ目の穴をあけてネジで固定しました。

マイクロスイッチのローラー部分が蛇腹蓋に当たる部分

上記がマイクロスイッチのローラー部分が蛇腹蓋に当たる部分です。

ネジをカット後、ネジ山をねじ切りを使用してナメたネジの頭を処理

マイクロスイッチを固定するネジですが、手持ちのM3の長めのネジを使用して、必要なサイズにペンチでカット後、ネジ切でペンチがナメた後を処理しました。

アンバーカラー(オレンジ)の高輝度LED

続いて、アンバーカラー(オレンジ)の高輝度LEDをパイロットランプとして点灯させるために配線を行いました。使用したLEDはこれとかこれです。

高輝度LEDオレンジの点灯テスト

写真だとわかりにくいのですが、ほぼE46の内装基本カラーのLED色に近いかな?

LEDの配線を行った

12V駆動なので手持ちの680Ωの抵抗をつけてヒシチューブで絶縁してLED2個を準備しました。LED点灯の目的はUSB電源の動作を示すパイロットランプですが、アンビエントライト(環境光)として点灯するで何でもOkなんですが、色だけは少しこだわってみました。

マイクロスイッチを指でオンにしてLEDの点灯確認

実際にすべての配線を組んでマイクロスイッチを指でオンにしてLEDの点灯確認を行ってみました。

パネルの仮組を繰り返して蛇腹蓋との干渉を確認して調整

何度か仮組を繰り返して、蛇腹蓋との干渉(ネジ等)を調整しました。

蛇腹蓋の尻尾の部分を1cm程カット

最後に蛇腹蓋の長さを調整するため、プラパーツが付いていない尻尾の部分を1cm程カットしました。マイクロスイッチのローラーが干渉する部分は液体ガスケットでプラパーツの凸凹を埋めました。

パネル部分のネジを交換して蛇腹蓋との干渉を確認

パネル部分のネジを交換して蛇腹蓋の開閉に問題ない事を確認。

E46のリアコンソールトレイの再製完了

リアコンソールトレイが完成しました。

リアコンソールトレイを実際に車に組み込んでみた

実際に車に組み込んでみました。これまでボロボロだったリアコンソールトレイの蛇腹蓋の見栄えがかなりよくなりました。

蛇腹蓋はこの位置まで開くとUSB電源が入る

蛇腹蓋は上記の位置まで開くと内部のマイクロスイッチがオンになり、

蛇腹蓋を開いてLED点灯した状態

ちょっとわかりにくいのですが、上記の写真のように取り付けたLEDが点灯してUSBポート電源が使用できる状態がわかります。

しばらく使用して実用的でない部分があったら仕様変更・調整を行いたいと思います。

以上、「リアコンソールトレイの蛇腹の蓋の修理(BMW E46)」でした。

 

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