レデューサー(Reducer)内部のゴムシートの張替え
- 2020/07/12 23:13
- カテゴリー:DIY作業
レデューサー(Reducer)内部のゴムシートの張替え
数か月前にレデューサー内部ゴムシートとリード弁を購入し、リード弁のみを交換してあったレデューサーですが、レデューサーの配置換えの際に逆から息を吹きこんでみたら見事に逆流したので内部ゴムシートの張替えを行ってみました。
自分の使用しているレデューサーはオレンジウルフブランドのM52TUB用レデューサーです。マエカワエンジニアリングさんでの製品としては、ツインリード弁タイプになります。
一応、内部のリード弁の所に貼られているゴムシートは、マエカワエンジニアリングさんにセンドバック(送料自己負担)すれば無償で張替えを行ってくれるそうです。(オレンジウルフなどもOEM製品も対応してくれるのかな?)
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前回リード弁だけ新しくしたら取り合えず逆流はしなくなったんですけど、やっぱり10年近く経過しているの内部のゴムシートがダメになってくるみたいですね。
リード弁を取り外してゴムシートを剥がしました。
ブローバイガスが接着剤部分にしみ込んでいる感じでしょうか?接着はされており剥がれている箇所もありませんが、ゴムシートを剥がした後は写真のように接着剤の糊に色素沈着していました。
ゴムシートの張替えは古い接着剤の糊を完全に剥がす必要があります。パーツクリーナーだけでは落ちず、ディゾルビットを使用して爪楊枝で削り落としパーツクリーナーで洗浄を何度か繰り返して写真のように接着剤の糊を落としました。
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ゴムシートを貼るには、マエカワエンジニアリングさんから指定のセメダインスーパーXブラックを使用しました。
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セメダイン 超多用途 接着剤 スーパーX ブラック P20ml AX-035
セメダインスーパーXブラックを薄く塗って爪楊枝でゴムシートを貼り付ける全面に塗りゴムシートを位置を合わせて配置します。はみ出たセメダインスーパーXブラックはパーツクリーナーを濡らしたティッシュペーパーでゴムシートを動かさないように拭き取りました。
専用治具のアクリル板をリード弁を止めていたネジで固定し24時間放置します。
ゴムシートもずれる事なく、綺麗に張り付いたみたいです。
リード弁を元に戻して完成です。
正方向、逆方向から息を吹きかけ、動作確認を行いました。やはりゴムシートが経年劣化していたようで、交換後は逆流しませんでした。
以上、「レデューサー(Reducer)内部のゴムシートの張替え」でした。