アイドリング時の電源リップルの確認(BMW E46)
アイドリング時の電源リップルの確認(BMW E46)
電気関連の計測です。
カーオーディオにこだわっている方には当たり前な事なのかな?
計測と言ってもエンジンをかけた状態でバッテリー電源にどのぐらいのノイズが乗っているかオシロスコープで目視確認しました。
現状の車の電源まわりは、こちらの記事でバッテリーのサルフェーション除去を行うために自作したサルフェーション除去器をバッテリー端子に取り付けてあります。
関連記事:
またサルフェーション除去器からのノイズはフェライトコアを取り付けて電源ラインには回り込まないように対策してあります。
関連記事:
ノイズ対策!バッテリー付近にフェライトコアを装備(サルフェーション除去装置対策)
そこで今回、実際エンジンルームのバッテリー端子(この端子からリレーを経由してMotecの主電源に繋いでいます。)にどのぐらいのノイズが乗っているのかオシロスコープによる目視確認を行いました。
BMW全般なのかな?重量配分を重視している関係でバッテリーはリアトランクの中にあり、エンジンルームにはバッテリー上がり時にブースターケーブルを接続することが出来るバッテリーターミナルがあります。
その端子の部分にオシロスコープのプローブを接続してエンジンをかけながらサルフェーション除去器が稼働している状態で計測してみました。
サルフェーション除去器の赤いパイロットランプ(電圧判定でエンジンをかけてオルタネーターによって電位が上がると稼働するように作ってあります。)が点灯している事を確認。
サルフェーション除去器は自作しなくてもアマゾンで低価格で購入できますので、気になる方は是非取り付けてみてください。
自分の車のバッテリーは購入3年目超えで、サルフェーション除去器は取りつけて2年経過しない状態ですが、バッテリーのへたりは特に感じておりませんのでそれなりに効果はあるかと思います。ただし、サルフェーション除去器を使用してもバッテリーが半永久的にもつわけではありませんので勘違いしないようにご注意ください。
最近ではこちらの製品のような弱ったバッテリーをサルフェーション除去をおこなう充電器などもありますので(サルフェーション除去に貼時間がかかると思うのでこの充電器を使用してもすぐにバッテリーが復活するわけではありません。)充電によるバッテリー復活も可能かもしれません。
話がそれましたが、エンジンルームのバッテリー端子にはエンジンをかけた状態での電圧変動、ノイズ(オルタネーター等)を確認してみました。
以下が、エンジンを切った状態のオシロスコープの波形。
当然と言えば当然ですけどノイズは無く、バッテリー電源なのでこんな感じです。電圧は12.xボルトぐらいでしょうか?
上記がエンジンをかけてアイドリング時です。
オルタネーターによって発電されるので電圧が上がり、波形的には少し並み打ってますが、サルフェーション除去器などのノイズの回り込みは無いようです。
以上、「アイドリング時の電源リップルの確認(BMW E46)」でした。