ブローバイホースの亀裂修理(続)BMW E46
ブローバイホースの亀裂修理(続)BMW E46
先日、こちらで交換したブローバイセパレーターのシリコンホースですがインマニの加給圧がかかる部分でもありホースに負担がかからないように1周回して配管していましたが、もう少し耐圧性の高いシリコンホースがないか探してみることにしました。
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元々の純正ホースは、こちらの記事でも紹介した通りかなり頼りないものです。
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まずは手元に残っていた未使用の純正のノーマルのゴムホースの計測。見るからに加給圧がかかったらアウトですね。(フニャフニャ)
素材はゴムで、ブローバイガスが付着すると経年劣化で破けてしまいブローバイガス漏れがよく発生する部分です。
図の7番になりますが寒冷地対策品が出ており、8番のクリップで止める箇所がこのゴムホースの部分(2ピース)になっています。
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純正のホースは、径もエルボー角度もなかなかハードルの高いサイズで、似たような形状でシリコンホースを色々と探してみたところ、内径6.5mmのエルボー90°のシリコンホースをアマゾンで発見。
関連リンク:
Cool Nuts シリコンエルボーホース90度 内径 6.5mm ブルー SE90-0065-BU
市販のシリコンホースのエルボーだと45°単位でしかないので90°のホースを使用して取り付けてみることにしました。
アマゾンで購入したシリコンホースと純正ホースの比較。
シリコンホースは7層でかなり肉厚。これなら加給圧がかかってもビクともしませんし、ブローバイガスで劣化してゴムホースのようにちぎれることもないでしょう。
BMWは多分あえてゴム素材を使い、ゴムホースが避ける時期がホースの詰まりが発生する時期として消耗品交換部品としているんだと思います。
定期的にメンテナンスする場合はシリコンホースへの交換でもOKだと思います。
見た目内径も外径もかなり違いがありますが、多分取り付くかな?!
まずは前回取り付けたシリコンホースの取外し。ホースに無理に力がかからないように1周回して取付してありますが、前回はものの見事に避けていたので今回の多層のシリコンホースなら大丈夫でしょう。
長さを少しづつ調整しながらうまく収めることができました。前回のシリコンホースの取付はこれまではタイラップで固定していましたが、今回のシリコンホースは径がかなり太くなったのでホースクランプで固定しました。
これでこの部分の対策は完璧かな?!
以上、「ブローバイホースの亀裂修理(続)BMW E46」でした。