エアコンフィルタへの水漏れ対策(BMW E46)
- 2019/12/28 05:46
- カテゴリー:メンテナンス記録, Studie(ショップ)
- タグ:#bmw, #e46
エアコンフィルタへの水漏れ(BMW E46)
先日、ブローバイホース交換時にエアコンフィルタハウジングの分解をした際に前日に降った雨がエアコンフィルタまで到達して部分的に水浸しになっているのを発見。
写真からもわかるように確実にワイパーアームの根本から見ずが侵入しているようです。
エアコンフィルタを取り外した状態だとこんな感じ。前日の夜、12月だというのに結構な激しい雨だったこともあり雨漏りしたようです。
タイミング良く雨の降った翌日にエアコンフィルタを取り外したので雨漏りに気が付きましたが、夏場などはこの濡れたままのフィルタの状態でエアコンをつけたら臭いそうな勢いですね。(苦笑)
原因と思われるのは多分ワイパーアームの根本かと思われます。ETKで確認してみると、
上記の図の7、8番のシール リングとシールのようです。上記の写真だとカウルカバーにシールが付いて付いていないように見えますね?!
たいしたパーツでもないのでDIYで交換しようかと思ったのですが、年末のご挨拶を兼ねてStudieさんへパーツ手配を頼み交換作業をお願いしました。
Studieのメカニックの河野氏によると、今回交換したシールは、カウルカバーを交換すると付随してくるパーツなのでこの部分だけ交換はあまりしないそうです。(理由は、カウルカバーの方が先に経年劣化で割れたりするのでかるうかばーごとの交換が一般的)
自分もカウルカバーの交換はすでに2回行っていて、今年の5月にカウルカバーを一度交換しているのでそのときの写真を確認してみると、
確かにカウルカバー(上が取り外した古い物、下が新品)にシールとシールリングが付いているようないないような??(笑)
上記の写真はカウルカバー交換前の古いカウルカバーですが、このカウルカバーにはシールが付いているような付いていないような?!(笑)
上記の写真はカウルカバーが割れた部分の写真。この写真からワイパーアーム根本の穴のシールが付いていますが、かなり傷んでいるのがわかります。
今回のカウルカバーのシールの状態ですが、ワイパーアームを取り外して確認してみると、
見た目、半年ぐらいしか経過していないので劣化はなさそうですが取外して念のため交換。
ちなみに右前(右ハンドルの場合運転席手前)のシールの状態はこんな感じ。
こちらが新品のシール(部品番号:51718233437)とシールリング(部品番号:51718204864)。ワイパーアームのネジのキャップは再利用です。
カウルカバーを取り外してみるとワイパーアームの根本にもう1つゴムパッキンらしきものをを発見。この部分を調べてみると「ロアダンピングリング(部品番号61618391954) 」というものらしいです。
こっちも交換したほうがいいのかな?今回はパーツ手配していないので次回にでも。
シールとシールリングを交換してもらいつつメカニックの河野氏にエアコンフィルターの雨水の浸った状況を説明すると、もしかするとカウルカバー部分に大量に雨がかかっ時にカウルカバーの下に雨水が溜まり、本来はその雨水は左右に流れ落ちるのですが、排水が間に合わずオーバーフローして真ん中のワイパーアームの根本に流れ落ちたのかもしれないとの事。
その原因として上記のボンネットアームの根本付近に泥が溜まって塞がってはいないのですが、葉っぱ等で流れにくくなっているのが原因かもしれないとの事でした。
一応、排水部分の掃除と水をかけてエアで吹き飛ばしてもらいました。
ここ数年のゲリラ豪雨でバルコニーの排水が間に合わず、マンションなどでも床上浸水(バルコニーに溜まった水がオーバーフローして室内に侵入)する事があり、原因は排水溝に溜まった落ち葉だったりするケースがよくあるそうです。今回のエアコンフィルターの水浸しの原因も同じように排水処理が間に合わず、オーバーフローしてしまったというところでしょうか?(笑)
以上、「エアコンフィルタへの水漏れ対策(BMW E46)」でした。