ブローバイガス還元装置の経路を変更(BMW M52tu,M54)
- 2017/10/12 11:54
- カテゴリー:オイルキャッチタンク/ブローバイ関連
- タグ:#PCVバルブ, #FV345, #bmw, #CCV
ブローバイガス還元装置の経路を変更(BMW M52tu,M54)
海外のBMWフォーラムでM52tu、 M54エンジンのCCVバルブをレス(他の物に置き換える)するために、フォーラムの中で皆さんがご推奨?!のPCVバルブをeBay経由で入手したので取り付けてみました。
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eBayで注文したパーツが届く前に、以前購入したトヨタ車用のPCVバルブでブローバイ経路のテストを行い、最終的に今回eBayで購入したPCVバルブ、FV345に置き換えるました。
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11年かかって解決か?スーパーチャージャー装備による問題解決?!
これまでスーパーチャージャー装備後、細かな問題をクリアするために、色々なメーカーのBMW E46用のスーパーチャージャーキットのマニュアルや装備方法などの情報を調べてきました。
基本的にベルト駆動のスーパーチャージャーの装備方法は大体同じなんですが、各社のスーパーチャージャーキットは若干装備方法が異なります。
長きに渡り、色々と調べたたりテストした結果、上記の図が一番正しい接続だと思われます。
構成はまったくことなりますが、一番近い装備方法としては、Active Autowerke社のスーパーチャージャーキットに近いかと思われます。
ディストリビューターピース(M52tu、M54共通パーツ)でブローバイガスを吸わせることは、すべてのスーパーチャージャーキットでは行っておりませんが、ここにPCVバルブを装備して、インマニが負圧~正圧の間はディストリビューターピース経由でブローバイを吸わせるようにしました。
M52tu、M54のインマニ上部に付いているディストリビューターピースですが、これは本当に良く考えて作られています。
負圧で各シリンダーに吸い込まれるという単純な構造ですが、ディストリビューターピースの左右にブローバイガスの配分をわけて、容積を一定にするようになっているんですね。
自分のスーパーチャージャーはキット化されたものではないので、HKSさんの330(M54用)の装備方法をベースに取り付け調整を行いましたが、アイドリングがいつまで経っても不安定な状態。
スーパーチャージャーを装備した2006年の夏、HKSさんからエンジニアの方に丸一日かけて装備方法の確認などを行ってもらいましたが、装備方法は間違っていないとの返答。
結論から言うとお手上げ状態だったため、これまで自分で色々とコツコツと調査して現在に至ります。(笑)
今日の作業は、ディストリビューターピースを取り外さずに、インマニの下側からホースを抜き差しして、手探り作業で装備完了。
eBayで購入したPCVバルブは覗きこまないと見えない部分にありますが、上記の写真の付近です。
トヨタ製のPCVバルブと今回購入したFV345でアイドリング域の動作を確認してみましたが、特に大きな違いはありませんでした。
見た目では、トヨタ製のPCVバルブよりもFV345の方が若干多く流れるように感じられます。
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以上、「ブローバイガス還元装置の経路を変更(BMW M52tu,M54)」でした。