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ブローバイガス経路に新規PCVバルブを追加(購入編 BMW E46)

ブローバイガス経路に新規PCVバルブを追加(購入編 BMW E46)

現在、自分の車は車検に出しており、Studieさんから車検は通って、今回久々(この車では4回目です)のブレーキローター交換、ベルトテンショナーの交換作業待ち状態です。

車が無いときでも、車の情報を漁ることは、こんなブログを読んでいる貴方!

も同じことだと思いますが(笑)、前々から気になつているPCVバルブを入手してみました。

 

PCVバルブについて

PCVバルブとは、Positive Crankcase Ventilationの略で、現在の車のエンジンの場合、ブローバイガスを処理する機能として当然付いています。

※ブローバイガスは大気開放するのは法律違反となり当然車検に通りません。

最近のBMWのエンジンは知りませんが、自分の時代のBMWエンジンはブローバイガスの処理方法が、シールド式(シールドタイプ)にPCVバルブ(BMWの場合CCVと言います。)が付属しており、過給器なしエンジンのインマニ圧が負圧から大気圧になるとブローバイガスを吸わせる仕組みになっており、このエンジンが現役の17年前ぐらいでも古いブローバイガスの処理方法でした。

(ブローバイガスの経路が2系統あるクローズド式が主流)

BMWがなぜシールド式に毛が生えたような方式を採用しているのかは、謎なんですが、どう考えてもオイルの寿命はクローズド方式と比較して短いはずなんですけど、エンジンオイルはロングライフだと言っているのが謎で仕方がありません。

自分の車はスーパーチャージャー取り付けときに、CCVバルブをレスして、オイルキャッチタンク経由で、スーパーチャージャーにブローバイガスを吸わせるという方法で、ブローバイガス処理をしています。(完全なシールド式ブローバイガス処理方法)

ブローバイガスの経路に、レデューサーが入っているので、クランクケースで発生したガスは常に吐き出され、クランクケース内は常に負圧になっておりますが、スーパーチャージャーに常にオイルキャッチタンクを経由したブローバイガスが発生量に関係なく常に吸われているという状態でした。

ブローバイガスの発生量は、当然エンジンの出力によって量が異なるわけで、アイドリング中は少なく、高回転/高負荷のときは多く発生していますが、現状そのブローバイガスの排出量に合わせた制御が出来ていません。

なので、前々からブローバイガスの経路のどこかにPCVバルブを入れて、ブローバイガスの吸い込み量の調整、ならびにPCVバルブによるオリフィス効果を持たせないと考えていました。

そこで久々にネットをいろいろと検索すると、日産、トヨタ、などのPCVバルブを交換、またはバイクに代用品として取り付ける記事が沢山みつかり、部品自身はそんなに高額でもないので自分も入手してみることにしてみました。

いろいろな記事を読むと、国産自動車メーカーのパーツを購入するには、車検証を見せる必要があるようなことが書かれており、当然、縁もゆかりない自分は購入できるのか?が不安でした。

 

トヨタ部品東京共販へ問い合わせ

幾つかのブログなどを参考にして、トヨタ自動車のアルテッツァ用(だと思う)のPCVバルブを入手してみることにきめ、トヨタ自動車に問い合わせするのに「トヨタ 部品 注文」でネット検索をしたところ、トヨタ部品東京共販が見つかり、自宅から一番近い営業所に電話連絡をしてみました。

電話で一番初めに、「個人でも販売してもらえるのか?」と聞いた所、OK。

購入するのに車検証が必要?という質問に、「車ないんですか?」と聞かれ、

「まったく別なことに使いたい部品があるんです。」っと答えたところ、

しばし待たされ、「部品はなに?型番わかる?」と聞かれ、調べた部品番号を即答。

PCVバルブ 純正部品 12204-88570
PCVバルブ グロメット純正部品 90480-18008

また、しばし待たされ、「ここに在庫がないから明日になるけど、販売できますよ」という嬉しい返事がいただけましたので、携帯電話の連絡先と「明日、絶対伺います」と答え、担当の方が大変良い対応をしてくれました。

今思えば、ここで「BMWで使う」って答えても売ってくれたんでしょうか?笑

トヨタ部品東京共販へ行ってみた

そんなこんなで、翌日、トヨタ部品東京共販(株)の城南営業所に向かいました。

 

矢口渡駅

当然、車が無いので、電車と徒歩です。初めて降りた、矢口渡(やぐちのわたし)駅。

なんで「の」がないんですかね?インスタグラムでも高田馬場も「の」がないって会話になりましたが、都内は「の」なし駅って結構あるんですかね?笑

小雨のぱらつくなか10分程歩くと、

トヨタ部品東京共販(株)

ありました!

トヨタ部品東京共販、城南営業所!

なんかトヨタ自動車のディーラーを連想していたんですが、

本当の事務所だけで、

イメージ的には処方箋専門の薬局みたいな感じでした。笑

 

PCVバルブグロメットをゲット

そんなわけで、PCVバルブグロメットをゲットしてきました。

PCVバルブ 12204-88570

いろいろなPCVバルブ関連のホームページを参照させてもらいましたが、代用品やテストで取り付ける方が一番知りたい情報は、パーツ番号とサイズだと思います。

親切な方はパーツのサイズを掲載されていたので、わたしも皆様の参考になればと思い、PCVバルブのサイズをいろいろと計測しましたので、以下参考になれば幸いです。

PCVバルブ 12204-88570 寸法

PCVバルブ 12204-88570 寸法

PCVバルブ 12204-88570 寸法

PCVバルブ 12204-88570 寸法

PCVバルブ 12204-88570 寸法

各写真の採寸場所は、それぞれの写真を参考にしてください。

すべて手持ちのデジタルノギスで計測したままの状態の写真となります。

 

関連リンク:

デジタルノギス カーボンファイバー

 

PCVバルブはサイズは異なれど機能的にはほぼ同じかと思います。

なぜこのPCVバルブを選んだのか?というのは、いろいろなブログを参考にして径が自分のブローバイホースに合いそうだったことが一番の理由です。

PCVバルブに息を吹きかけて動作確認を行い基本的には、負圧でバルブが開く、圧力に押されてバルブが開き、軽く振っただけでもバルブがカタカタと音を鳴らして開く軽めな状態を確認。

車が戻ってきたら、テスト取り付けし、動作テストで問題なければ最終的にはオイルキャッチタンクへグロメット埋め込み方で取り付けられるようにしたいと思ってます。

続く

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