ブローバイガス漏れ対策
ブローバイガス漏れ対策
少し前になりますが千葉県茂原市にある長福寿寺へ行ってきました。長福寿寺はなんでも宝くじにご利益があるとか...w
宝くじのご利益の話はさておき、久しぶりに遠出した際、車内でブローバイガスの匂いが気になりました。臭くて耐えられない程ではないんですがどこからか漏れているのは間違いなさそうです。思い当たる点として出かける前に現在装備しているPCVバルブ付近の洗浄を行ったのでその辺り締め付けに問題があるのではないかと推測。
昨年こちらの記事で装備してから特に問題はなかったのですが、よくよく考えてみれば定期的にメンテナンスしているオイルキャッチタンク周辺の分解洗浄後は特にブローバイガスの匂いが気になる事はなかったのでPCVバルブ付近の脱着によってトラブルを引き起こしたのは間違いなさそうです。
目視で確認してみたところ、特にブローバイガスが漏れたようなオイル後などは見当たらず。取り敢えずPCVバルブを取り外して洗浄して、PCVバルブ付近の状態を確認してみたところ、気になる点としてこちら記事で作成したPCVバルブへ接続するアルミパイプのビード部分の山が少し甘かったので再度ビード加工を行い、ホース取り付け時、ホースに入れるのがかなりきつくなるようにして漏れ対策を行いました。(アルミパイプのビード加工についてはこちら)
この部分の脱着はオイルキャッチタンク部分と比較すると脱着頻度は頻繁ではないので「何か漏れ対策が出来ないか?」調べてみたところ、こちらの耐熱の自己融着テープを発見。
耐熱温度260℃なのでエンジンルーム内でも大丈夫でしょう。
上記はLOCTITE 漏れ止めテープ シーリングラップ1.2.3の説明書き。用途的にはエアツールのエア漏れや配線の絶縁用です。
シーリングラップ1.2.3の表面はこんな感じ。素材はシリコンとのこと。長く使用するとちょっとオイル系には弱いかもしれませんね。このテープのメリットは引っ張って巻き付ける自己融着タイプなので剥がしたときの糊のベタつき等の心配はありません。
取り敢えずホース経に対して伸ばして巻き付けられる長さ(約5cm)にカット。
クリップ式のホースバンドをずらしてPCVバルブとホースのつなぎ目部分に巻いてみました。一応24時間経過すると最大強度になるとの事なので上記の状態でしばらく放置。つなぎ目部分を完全密閉出来たのでこれなら漏れないでしょう。
よく見ると見栄えはあまり良くありませんが漏れない事が重要なので、まあこんな感じかな?これでこの部分からの漏れは発生しないでしょう。
対策後、70km程走行しましたが気になっていたブローバイガスの匂いはなくなりました。今後はこの部分は自己融着テープを巻いた方が良いですね。
以上、「ブローバイガス漏れ対策」でした。