アルミパイプにビード加工
- 2021/05/27 17:29
- カテゴリー:DIY作業
アルミパイプにビード加工
こちらの記事でオイルキャッチタンクまわりからの漏れ(多分、煙だと思わ割れます。)対策のため、耐油ホースの接続部分に使用しているアルミパイプにビード加工(ホースが抜けないようにモッコリさせる加工)を行いました。
こちらの記事で作成したアルミニップル+アルミパイプには耐油ホースとの接合部にビード加工がありません。
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正確にはアルミパイプに対してビード加工できなかったのですが、今回こちらのツールを導入。
ネット上で色々と調べてみると、皆さんDIYでビード加工用のツールを作成している方がかなり多いようです。自分も自作してみようかと思いつつも、チューブコンベックスツールの色々なレビューを見てみるとかなり綺麗にビード加工が出来たというような書き込みがあったり、ちょっと高額なツールですが、この先何度も使用するであろうという前提で購入に踏み切りました。
説明書にはビードの高さはツールにシムを挟んで調整しろみたいなことが書かれております。
ツールの先端部分はこんな感じ。厚み1mm、6mm~18mm径ぐらいまでのパイプに対してビード加工が出来るようです。
まずは、オイルキャッチタンクで使用している13mmのアルミパイプの切れ端でビード加工を練習してみました。チューブコンベックスツールでアルミパイプを挟んで少しづつアルミパイプを回転させながらビードをつけていきます。
上記の写真は処女作品(笑)予想以上に綺麗にビード加工が出来ました。
2回練習してみたところ1.5mmぐらいの高さのビードになってしまい、ちょっとビードが高すぎるのでチューブコンベックスツールに2mm厚のアルミ板をシムとして2枚(計4mm)をマスキングテープで張り付けて、高さの低いビード加工をしてみました。(上記写真下側)
ビード加工練習後、実際にこちらの記事のオイルキャッチタンク用に作成したニップルとアルミパイプをロウ付けしたアルミパイプにビード加工を行ってみました。
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上記(下側)のアルミパイプはビード加工前。
上記(下側)はビード加工後。
こちらの記事で分解したオイルキャッチタンクでビード加工が必要な部分にすべてビード加工しました。
続いてエンジンヘッド、ブローバイホースのホース径変換部分用に作成したアルミパイプにもビード加工しました。
これまでシリコンホースをタイラップ止めで抜けないようにしてありますが、ビード加工することで完璧に漏れがなくなるかと思います。
ビード加工後、ホースが入りにくいのでシリコンルブスプレ-を吹きかけてホースを接続しました。
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ビード加工後、オイルキャッチタンクのニップルにはこちらのテフロン素材のシールテープを5回巻いて、本体との隙間部分には液状ガスケットを爪楊枝でぬりつけてネジを締め付けました。
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オイルキャッチタンクを設置してブローバイ関連のホースを取り付けました。液状ガスケットは速乾性ですが、半日程おいて夜テスト走行してきました。
昨夜のテストではオイルの焼けたような匂いは気にならなくなりました。
ただ、これまでのオイルの焦げた匂いが車内に少ししみついているので完璧になったのかはまだ不明です。高速道路を1時間ぐらい走行して要所要所のパーキングエリアでオイルキャッチタンク付近の漏れがないか確認を繰り返し、一応問題なさそうです。
以上、「アルミパイプにビード加工」でした。