BMW E46 328Ci ブログ

ファンベルト交換（BMW E46）

特に問題があるわけではないのですが、これまで約2年サイクルで交換しているファンベルト交換を行いました。ノーマル車両の場合、車検時の整備点検でベルトのリブ欠けや擦り切れ等を発見して交換する事が殆どだと思いますが、当方の車はスーパーチャージャーの駆動用にファンベルトを使用しているので通常よりも劣化が早く、前回の交換時に予備購入済みのファンベルトが手元にあったので交換作業を行いました。

上記は当方の車両用のファンベルトです。（ノーマル車両の場合と異なります。）

BANDO 安全と信頼性の高いベルト [ リフ゛エース ]6PK2240

通常の車両の場合ファンベルトの取り外しはカップリングファンとファンシュラウドの取り外しが必要ですが、当方の車両は電動ファンのPULL式に交換してカップリングファンレスにしてあるのでファンベルトまでのアクセスはものの5分もかかりませんしカップリングファン脱着のためのSSTも必要ありません。

ファンベルトの交換は、エアコン用のベルトを取り外してからファンベルトを取り外します。エアコン用のベルトは16ｍｍ のソケットとロングスピナーハンドルを使用してテンショナーにかけて右に回せばベルトの脱着が行えます。

ファンベルトの取り外しは、油圧式テンショナーのプーリーのキャップを取り外して、テンショナープーリーのトルクスT50のネジにロングスピナーハンドルを使用してテンショナーを緩める事でベルトの脱着が行えます。

当方の車両はスーパーチャージャー用に2つのアイドルプーラーがあり、ベルトの脱着には１つアイドルプーラーを取り外しが必要。前回新品に交換したアイドルプーラーも一応サビ落としをしてみましたが上記の状態でサビサビ。新品へ交換時の写真と比較するとかなりサビサビですね。アイドルプーラを固定するM10のボルトは24Nmで締め付けしました。

ベルトのリブが各プーリーの山にしっかり収まっているか確認してからテンショナーをかけて新しファンベルトへ交換して作業完了です。

今回新規に交換したファンベルトにはなかったのですが、これまで使用していたファンベルトには上記の写真の製造過程でできる結構目立つイボ（製造過程で出来る）があったので1年8か月での交換となりました。

以前、バンドー化学さんへ問い合わせしたところ上記は問題にならないとのことですが、このイボが無い同製品もあるのでこの辺は商品としては販売してほしくないですね。

関連記事：バンドー化学のファンベルトについて問い合わせしてみた

当方の車の場合、アイドルプーラーでベルト裏を3か所抑えているので、ちょっとした盛り上がりでもベルトが浮く原因にはなりますからね。

以上、「ファンベルト交換（BMW E46）」でした。