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DIYで作業色々2(電動ファン撤去&インタークーラー洗浄)BMW E46

DIYで作業色々2(電動ファン撤去&インタークーラー洗浄)BMW E46

前回の記事からの続きです。

ファンベルト交換&プーリー交換作業と同時にこちらでプル式電動ファンを取り付けたのでエアコンラジエーター前にあるプッシュ式電動ファンの取り外しを行いました。
関連記事:
BMW E46のカップリングファンを電動ファン化

また電動ファン取り外し時にインタークーラーも取り外しが必要なので、どうせ外すならば...という事でインタークーラー内部の洗浄もやってみる事にしました。

バンパーを取り外した状態

まずはバンパーの取り外し。取り外し方法はこちら。ちなみに自分の車はE46M3バンパーになっています。バンパーの脱着も慣れれば一人で行えます。(取付時の位置の調整は二人いた方が楽かな?)

取り外したインタークーラー

続いてインタークーラーを取り外しました。インタークーラーの本体はARC製のセドリック用のものを加工して取付ています。ちなみにインタークーラーの洗浄はスーパーチャージャー装備から初めてなので16年間、16万キロ分の汚れが詰まっていることになります。かなりのブローバイガスのオイル成分(ヘドロ)がたまっているかと思います。

IMG_9165.jpg

インタークーラーの洗浄はホワイトガソリン、または灯油を入れてインタークーラーを振って汚れを落とす作業を繰り返すのが一般的のようですが、ホワイトガソリンや灯油を使用した後の処分が面倒なので(ガソリンスタンド等に持ち込むしかないかと思います。)パーツクリーナーを1缶まるまる使用してみました。パーツクリーナーを使用すると内部ガスの問題でインタークーラーが冷えてしまい水分を引き寄せてしまうため、インタークーラーの洗浄にはパーツクリーナーはあまりお勧めしていないようですが、しっかり乾かせはホワイトガソリンと比べてかなり安全かと思います。(ホワイトガソリン等は引火の危険性があります。)

洗浄方法はインタークーラー内部にパーツクリーナーを吹きつけて、そこそこの量吹きつけたらインタークーラーの出入り口を上記の写真のようにビニール袋で塞いでシャバシャバ振るといった原始的な方法を何度か繰り返しました。

インタークーラー1回目のシャバシャバ後パーツクリーナーの状態

まずは1回目のシャバシャバ後のパーツクリーナーを流しだした状態。見事に真っ黒です。オイルまみれですね。

インタークーラー2回目のシャバシャバ後パーツクリーナーの状態

上記が2回目。少し洗浄後のパーツクリーナーに透明感があるのがわかるかと思います。インタークーラー内部の汚れが落ちているのがわかりますね。

インタークーラー3回目のシャバシャバ後パーツクリーナーの状態

上記の写真が3回目。この後4回目も行いインタークーラーから流しだしたパーツクリーナーもかなり透明だったので4回で終わりにしました。
もう少し頑固な汚れかと思っていたのですが想定以上にあっけなく汚れが落ちてしまいました。汚れといってもブローバイのエンジンオイル成分が大半だと思うのでパーツクリーナー使った方が汚れが落ちやすいのかな?
洗浄後、エアーコンプレッサーで内部をブロワーして乾かしました。

インタークーラーに詰まった小石

 せっかくインタークーラーを取り外したのでフィンの隙間に刺さっている小石を竹櫛で抜き取り、エアーコンプレッサーで汚れを吹き飛ばしました。

プッシュ式電動ファン

続いてインタークーラーを取り外したのでプッシュ式の電動ファンの取り外しです。スーパーチャージャーのオイルホースやらオイルクーラーなどがあるのでノーマルとは若干異なりますが、4本のフランジナットを緩めて下方向に引っ張る形で取り外しました。

取り外したプッシュ式電動ファン

プッシュ式電動ファン(オートマチック車用)を取り外しました。こちらで交換したばかりなので装備期間は1年半ぐらいですね。BMW Japan経由で購入の純正パーツです。必要な方がおられましたらTwitterのDMでご連絡下さい。(ファンはかなり元気いいです。)

取り外した電動ファン

ファンの中央のネジの部分に錆が浮いていますが、1年半なのでまだ新しい感じですね。

プッシュ式の電動ファンを取り外すとエアコンラジエーターが丸見え

プッシュ式の電動ファンを取り外した状態はこんな感じ。黒いラジエーターはエアコンのラジエーターになります。

ライト下部分にライトウォッシャーのパイプが見える

電動ファンを取り外す際、電動ファンの電源コネクターを外すのに右側のライトをコネクターを通すために外しました。上記の写真にはE46のライトウォッシャーのパイプがみえています。

ライトウォッシャーの2つあるノズルの片方が紛失していた

ちなみにライトウォッシャーのノズルですが、2つあるうちの1つのノズルがなくなっていました。

スーパーチャージャーのオイルクーラーを元に戻したところ

プル式の電動ファンを取り外した後、インタークーラーを元に戻して、スーパーチャージャーのオイルクーラーも元に戻しました。プル式の電動ファンがなくなった事でスペースができたので、スーパーチャージャーのオイルクーラーからオイルタンクに向かうホースの取り回しを変更します。

プル式電動ファンの脱着の邪魔にならないようにスーパーチャージャーのオイルホースを配置した

新しいホースをうまく隙間を通して、先日新設したプル式の電動ファンの脱着の邪魔にならないように配置しました。

スーパーチャージャーのオイルタンクにつなぐホースの取り回しをした状態

上記のようにスーパーチャージャーのオイルタンクにホースをつなぎました。これでプル式の電動ファンの脱着時、いちいちスーパーチャージャーのオイルラインホースを外す必要がなくなったのでメンテンナンスがしやすくなりました。

あとは外したバンパーをもとに戻して、作業終了です。

IMG_9189.jpg

今回、ちょうど先日取り付けたプル式の電動ファンも外したあったので、並べて比較してみました。
左がプッシュ式(今回外したエアコンラジエーター前の電動ファン)、右がプル式(カップリングファンを取り外してエンジンラジエーター後ろに取付ける電動ファン)です。

BMW E46 プッシュ式電動ファン

上記はプッシュ式電動ファンん。電動ファンの制御回路はどちらも同じようにみえますね。

BMW E46 プル式電動ファン

こちらがプル式電動ファンです。海外では制御回路部分のみ販売していたりするのでファンのモーターよりも制御回路の方が故障しやすいんですかね?
今回、ファンベルト交換、スーパーチャージャー用アイドルプーラーの交換、プッシュ式電動ファンの取り外し、インタークーラーの内部洗浄、スーパーチャージャーオイルホースの取り回し変更作業を行いました。パーツ手配や作業途中に工具の入手などもあったので作業期間は3日程かかりました。

以上、「DIYで作業色々2(電動ファン撤去&インタークーラー洗浄)BMW E46」でした。

 

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