びっくりするぐらい効果がありました!車内振動音対策
びっくりするぐらい効果がありました!車内振動音対策
こちらの記事でご紹介したIRPシフターですが、シフトストロークが短くなり気に入ってはいるのですが、メリットばかりではなく、IRPシフターを取り付けた事でメカニカル音がかなりうるさくなりました。
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それもそのはずBMW E46のマニュアル車に乗りの方ならば一度はこのパーツ見た事あると思いますが、シフトシャフトの根本を取り囲むスポンジがIRPシフターを装備すると装着できません。
このスポンジ、そもそも吸音目的で装備されていると思うのですが、このスポンジが無くなった事でシャーシからの音が結構聞こえてくるようになりました。
素材がスポンジなので加工すれば付かないことも無いような気もしますけどちょっと無理があるかな。(笑)
そこで今回、シフト周りの振動音対策を行うことにしました。
IRPシフターの現状はこんな感じです。
もともとオートマチックトランスミッション装備車だったので、オートマ用のレンジセレクターが取り付けられるようにネジが飛び出たりしています。
ボディシャーシがむき出しになっている部分は、多分マニュアル車もオートマ車も同じかと思いますが、今回はシャーシむき出しの部分に音対策を行います。
また今回、写真のトレイ取り付けキャリアの裏側にも振動対策としてゴムを塗りつけることにしました。灰皿(小物入れ)の蓋は2枚構造になっていてこんな感じで外す事ができます。
この蓋の見えない部分にもゴムを塗りました。
使用したのは以前購入したユタカメイクの液体ゴム。
この液体ゴムは水性でハケで塗るって乾燥するとゴムになります。
乾燥する前は深緑ですが、乾燥すると艶有(いかにもゴム的な質感)の黒になります。
乾燥後、表面に少しべたつきがありますが、繰り返し塗りって厚みを付けるとちょっと重みのあるゴムになります。
トレイ取り付けキャリアの裏側でゴムで埋めても問題なさそうな部分に3度ぐらい塗ってみました。
液体ゴムを塗る前と塗った後で、トレイ取り付けキャリアに振動を与えるため、指でデコピンしてみると振動の伝わり方がまったくかわるのが良くわかります。
実際、液体ゴムを塗る前と後で、重さも変わり、重圧感がでました。
IRPシフターを取り付けてある真下付近に50mmx80mmぐらいの部分がシャーシがむき出しになっているので、この部分にはより振動を吸収する素材、東京防音のハネナイシートを貼ってみました。
上記ははねないシートの説明書です。
通常のゴムよりも約10倍制静性があるそうです。
IRPシフターの周りの部分でシャーシがむき出しになっている部分には、少し2mm厚のNRゴム板を敷いてみることにしました。
ゴム板は切りだして敷くため、紙で型紙を作ってからカッターとハサミで切りだしました。
IRPシフターの真下の部分にハネナイシートを張りました。
切り出したゴム板をシャーシがむき出している部分に装備しました。
2ピースにしたゴム板は1つはオートマのシフトセレクター用のネジにフランジネジを使って固定し(リア側)、もう1つはハネナイシートを張り付けた上部を覆うように配置し、ゴムの端をカーペットとシャーシの隙間に挟み込むようにして固定しました。
思った以上の効果でびっくり!
今回、トレイ取り付けキャリアの裏面(配線などが干渉しない場所へ液体ゴムを塗り、シャーシがむき出しになっている部分に東京防音のハネナイシートとNRゴムを取り付けてシャーシがほぼ見えないようにしただけですが、エンジンをかけたアイドリング時の音がかなり静かになりました。
大きくわけて3つの施工をして、どれが一番効果があったかはわかりませんが思った以上に効果がありました。
IRPシフターを付けてから、IRPシフター本体が金属ということもあり、エンジンからの振動がIRPシフターへ伝わり金属特融の音がしていたのですが、それらが一切なくなり思っていた以上の効果を得ることが出来ました。
もっと早くにやればよかったなー。
以上、「びっくりするぐらい効果がありました!車内振動音対策」でした。