藤原拓海になれるか?(笑)IRPシフターの取り付け BMW E46
- 2018/06/11 08:04
- カテゴリー:モディファイ, Studie(ショップ)
- タグ:#bmw, #e46
藤原拓海になれるか?(笑)IRPシフターの取り付け BMW E46
昔、全巻持っていたイニシャルDのマンガのコラムに、藤原拓海のキャラクター紹介に得意技が「マシンガンシフト」と書かれていた事をよく覚えています。(笑)
藤原拓海とは関係ありませんが、ここ一年ぐらい色々な所で話題になっている超ショートストロークシフトレバー、IRP シフターの取り付けを行いました。
ここ数年、目新しいパーツを装備するといったモディファイはしていなくて、実にCPMを装備した以来のモディファイです。(笑)
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久々の車のモディファイ!CPMを装備しました!(BMW E46 )
ショートストロークシフターとの初めての出会い
このブログで以前ご紹介したStudie東京さんで遭遇したE36 M3GTR2が入庫時、丁度CAE Ultra Shifterの取り付けをやっていて、メカの帆足さんにCAEの原理を説明したもらったのがファーストコンタクトでした(笑)
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写真のような感じでシフトレバーを長くして、てこの原理でシフトレバーの稼働範囲が狭くして、シフト操作が早くなるといったものです。
この時点でかなり気になっていたのですが、この写真のE36 M3 GTR IIのようなレーシングカーな作りこみをしている車両ならばカッコよさ倍増ですが、自分の車のように内装がほぼノーマルな車にはちょっと似合わないかな~っと思っていました。
StudieのBOB社長のブログでもCAE Ultra Shifterを紹介していますね。結構な台数が装備されたのかな?
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そもそも、手漕ぎ(マニュアルシフト)車の車両は圧倒的に少ないので装備できる車両もかなり限定される中でCAE Ultra Shifterはかなりの人気なので、自分もそのうち付けてみたいなーなんて思ったりもしていました。
ちなみにCAE Ultra Shifterのご本家のホームページはこちらになります。
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そんな中、たまたまネット検索でCAE Ultra Shifterに似ている超ショートシフトレバーを取り付けているE36の方のブログを発見!
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この方のブログを見る限りE36の内装はほぼノーマルのままで、若干の加工でかなり綺麗に収まっています。
これならば装備したい!っと思い、色々とIRP Shifterで検索してみると国産車向けなどにかなり装備実績があり、価格もCAE Ultra Shifte半額以下。
こちらのIRP-BMWページを見てみると、パーツの精度もかなり高いうたい文句があったので、早速StudieさんにIRP Shifterを取り付けたい!っと連絡してみた所、国内在庫1つありとのことだったので取り付けをお願い致します。
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IRPシフターの装備開始
Studie横浜さんでいくつかの作業をお願いしてあったので、作業が3週間程伸び伸びになってしまい、本日作業着工となりました。(笑)
IRPシフターの取り付けはStudieさんも初めての取り付けとの事でしたが、CAE Ultra Shifterとほぼ取り付け原理は同じなのと、通常のクイックシフトを取り付ける場合と作業工程が似ているで、そんなに作業時間はかからないだろうというお話でした。
2006年5月にオートマチックトランスミッションからマニュアルトランスミッションに乗せ換えてから見慣れたこのシフトレバーとも本日でお別れです。
色々と思い出深いシフトレバー、12年間ありがとう!
IRPシフターとの初対面です。海外のサイトを見るとカラフルな色があるようですが、このマットブラックは自分の車にはマッチしているので良い色だと思います。
IRPのロゴ部分です。ホームページでも精度について書かれて通り、細部にわたりかなり高精度に作られています。
原理的には、シフトレバーの支点となる部分を上にあげる事で、レバーの稼働範囲を狭くするというものです。
このボタンを押すとリバースギアに入れる事ができるようになります。
後々紹介しますが、このボタンは結局使わない事になりました。
既存のシフトレバーを外した所です。
もともとオートマチックトランスミッションだったため、この付近はいろいろとごちゃごちゃしており、オートマチックトランスミッションに関する残骸がいくつか残っています。
マニュアルトランスミッションに交換してからしばらくして装備したローグのクイックシフトレバー。
実は高速走行中、この部分からビビり音が鳴り始めていて、ビビり音を消すにはノーマルに戻すしかない状態だったのですが、今回のIRPシフター装備でビビり音の問題も解決!
何度も取り付け位置決めを繰り返し、稼働範囲の確認を行い、シャーシに穴をあけて仮組した状態です。
IRPシフターはシフトが左右に動く稼働範囲を調整することができますので、繰り返し調整してみたところ、ボタンを押しながらリバースギアに入れることが片手では無理な事が判明。
ボタンを結構深く押しながら、リバースギアに入れるために左側に倒す行為は、親指が攣ります。(笑)
原因は簡単で、左ハンドル車ならば、ボタンを押しながら左に倒すので簡単に多分操作できます。(助手席からならば操作できる)
ボタンのワイヤーを調整して、ボタンを押さなくてもリバースギアに入るように調整し、結局ボタンは使わないことにしました。
車庫入れで何度も切替することを想定すると右ハンドルでボタンロックを使用したリバースギア制御は非現実と判断しました。
今回IRPシフターを装備するにあたり、BMW E46に取り付けた車両の写真をネット検索で色々と調べたのですが、ノーマル状態の内装に取り付けた状態の施工方法がほとんど見つからず、色々と試行錯誤を繰り返しての取り付けとなりました。
純正のシフトブーツをうまく再利用してシャーシのシフトレバーの穴を塞ぎました。
Studieさんの装備は、シフトパネル(シルバーの部分)までとして、エアコンパネル下の小物入れ部分の加工はDIYで行いました。(得意なので(笑))
今後BMW E46にIRPシフターを装備する方の参考になれば幸いです。
IRPシフターを綺麗に収めるには、灰皿(アッシュトレイ)部分を切断しなければパネルの脱着、装備ができませんので、結構大胆にカットが必要になります。
そのため、写真のように灰皿は使用できなくなりますが綺麗に収めることができます。
装備完了です^o^/
IRPシフターを知っている人が見なければ、少し長めのノーマルシフトにも見えますね。
抜群の操作性!
装備後、Studieさんを出た後、慣れるまで少し近所を走ろうか?っと思いましたが、まったくその必要はありませんでした。
想像以上に操作に馴染み、シフトストロークが変わるだけで各段に操作性が向上します。
各ギアにしっかり「カチッ」と入る感じがとても良いです。
これならば藤原拓海の得意技、マシンガンシフトが可能かと思います。(笑)
以上、「藤原拓海になれるか?(笑)IRPシフターの取り付け BMW E46」でした。