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LED化計画:フロントフォグランプの更新(BMW E46 M3 MSport)その14

LED化計画:フォグランプの更新(BMW E46 M3 MSport)その14

これまでにリアライト、リアフォグライト、バックランプ、サイドウィンカー、フロントウインカー、ハイビームライト、フロントフォグライト、とりあえず一通りのLED化は完了しました。

LED化によるメリットは消費電力の低減。

デメリットとしては条件によっては暗くなってしまう事でしょうか?

 

各箇所に使用するLEDバルブを色々と調べて、暗くならないようなバルブ選択を行ってきましたが、現状の懸念事項としてフロントフォグランプの明るさが残っております。

関連記事:

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 購入したLEDバルブ

 

過去記事を参照して頂くと交換したLEDバルブ詳細がわかって頂けると思いますが、フロントフォグランプをLEDに交換してから、ここ数ヶ月間、夜走るときは必ず使用するようにしてテストしてきました。

ここで自分が使用したフロントフォグランプのLEDについて、これまでのインプレッションを簡単にまとめてみます。

 

ハロゲンとLEDの比較(色)

発光色を一言で言うとレモンイエローでしょうか?

ハロゲンのイエローバルブとは比較にならないぐらい黄色です。

これまで使用していたハロゲンバルブが本当にイエローバルブだったのか?っと疑うぐらい黄色です。

日星工業 POLARG ピュアイエロー HB4 ハロゲンイエローバルブ

上記の写真はこれまでに使用してきた55Wのハロゲンのイエローバルブです。

(日星工業 POLARG ピュアイエロー HB4です。)

色に関しては好みもあると思いますが、自分的には全く問題ない色で、綺麗なレモンイエローで気に入りました。

実際に点灯した色の比較は、こちらのページを参照してください。

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ハロゲンとLEDの比較(光量)

車を停止した状態で、外側から点灯状態を見ると確かにハロゲンよりも明るくみえます。

実際に点灯した色の比較は、こちらのページを参照してください。

 

但し、「これまでのハロゲンバルブの代用ができるか?」という点で言うと、出来ないこともないけど、ハロゲンバルブとLEDバルブは光の種類が異なると言うのが正解のような気がします。

「ドレスアップという点では文句ない」という感じでしょうか?

これまでフォグランプにハロゲンバルブを使用した状態では、スモールライト点灯+フォグランプでも相当な明るさが確保され、実際、視界数メートルの高速道路では本当に役に立ちました。

(このときはフロントライトを点灯すると霧に反射してしまい、逆に見えなくなってしまいました。)

 

使用していたLEDフォグバルブは、フロントライトの補助灯として使用するには問題ありませんが、スモール+フォグランプで走行するには、シーンによっては厳しいと思います。

使用したLEDバルブは、白色系の物、例えば、標識の白い部分に非常に反応し、これはハロゲンバルブの時よりも遠くの標識を照らしてくれるので重宝します。

(信号待ち状態でLEDフォグランプのオン・オフを行うと、光が届いている距離がよくわかりました。)

 

多分、これはハロゲンバルブとLEDバルブの光の種類の違いによるものだと思いますが、LEDバルブの光は白い物には反応が良く、光を吸収する色、例えば黒などには、無反応といった感じでしょうか?

路面のアスファルトも舗装状態によっては良く見えるし、場合によってはまったく見えない(見ずらい)という状態です。

 

光量について別な表現をすると、初期の10000KのHIDバルブが出た頃、色が白すぎて光が散ってしまい、6000Kぐらいでないと見ずらくなるっといった感じにかなり似ています。

 

光量のあるLEDバルブを探す

フロントライトに使用するLEDバルブの特性について色々なサイトを調べてみると、皆さんLEDバルブで結構苦労されているようです。

自分と同じように、なかなか満足いくバルブに辿り着けないといった方を多く見受けました。(笑)

 

自分の場合はフロントライトはHIDのままで走行に支障があるわけじゃないので、補助灯として使用するならば今のLEDバルブのままでも問題ないのですが、やはりスモールライト+フォグランプで問題なく走行できるぐらいの光量になる実用性を重視して、フォグ用のLEDバルブを探してみることにしました。

 ハロゲンとLEDのHB4バルブ


今回、対象となるのは、イエローバルブ(光温度:3000k)のHB4バルブ、E46Mスポーツ、またはE46M3が対象になります。

 

価格と光量は反比例?

ここひと月間ぐらい、「LEd HB4 イエロー」の検索キーワード色々とLEDバルブを調べ、現在のLEDバルブ事情を簡単にまとめてみました。

 

価格:

同一形状のLEDバルブでもピンキリです。

色々な製品のレビューを読み漁ると、価格が安いものは暗い、寿命が短いの2点が多いです。

それとよく目にするのは初期不良が多いでしょうか?

実際にすべてのバルブをテストしていませんが、色々なレビューを読む限り、目安となる価格は、(2018年4月末現在)、5000円以下/以上で区分けできるように感じます。

価格の判断基準の1つとして、ドレスアップ(実用性を無視)のみならば、5000円以下の物でよいかと思います。

実用性(耐久性、保証期間など)を求めるならば5000円以上の物が良いと思います。

 

光量:

基本的に光量が強い(表記としては、ルーメン数、単位lm)の数値が高い物を選ぶ必要があります。

但し、ユーザレビューを読むと「商品説明に記載されているルーメン数ほど明るくない」などの記載もあり、ライトユニットの形状(リフレクター)との相性などもあるので、一概にルーメン数で判断するのも危険のようです。

こればかりは実際装備してみないとわかりません。

 

ファンレス、ファン付き:

光量があるLEDバルブは基本的に消費電力が多いため、本体に大型のヒートシンクや熱を冷やすためのファンが付属している物があります。

ファン付きのLEDバルブは、メジャーメーカーなどからも販売されていますが、音の問題やファントラブルの問題、LED本体の寿命よりもファンの寿命など、色々なトラブルがあるようで不人気のようです。

見た感じヒートシンク付きバルブで、実際には内部にファンが組み込まれているバルブが結構多く販売されていて、数値が高いルーメン数の記述があるにも関わらず、かなり低価格で販売されている物も多く見られました。(不人気のため投げ売りでしょうか?)

 

これは自分の考えですが、LEDバルブに対するエアーフローは考えられて作られていると思いますが、バルブを装備する車両側内部のエアーフローまでは考慮されていませんので、バルブにファンを付けるのはそもそもかなり無理があると思います。

また、ファン付けてまで冷却してLEDバルブにするならば、自分としてはハロゲンのままの方が良いような気がします。^^;

 

前回のLEDフォグバルブと同じ販売店から購入

時間があるときに色々とサイトを物色していたら、たまたま前回のフォグランプを購入した販売店から、光量が多く、ファンレスタイプのHB4バルブが期間限定で特売で売られているのを発見!

何度も買いなおすのも嫌なので、もう少し時間をかけて探そうかとも思ったのですが、価格が魅力なので購入に踏み切りました。

LEDフォグランプ イエロー LED フォグランプ H8/H9/H11/H16/HB4 3600ルーメン 黄色 3000k ファンレスバル

LEDフォグランプ イエロー LED フォグランプ H8/H9/H11/H16/HB4 3600ルーメン 黄色 3000k ファンレスバルブ

注文後、翌日到着。

LEDフォグランプ イエロー LED フォグランプ H8/H9/H11/H16/HB4 3600ルーメン 黄色 3000k ファンレスバルブ

届いた箱が予想していたよりも大きかったので、早速開封。

LEDフォグランプ イエロー LED フォグランプ H8/H9/H11/H16/HB4 3600ルーメン 黄色 3000k ファンレスバルブ 開封

開封して納得。

かなりしっかりした箱に収められていました。

付属品を考えればこのぐらいになりますね。

防水用ラバーが思っていたよりも大きかったです。

また、LEDバブルのヒートシンクはかなり大きく、何層にもまっているので結構な重量があります。

LEDバルブのLED本体部分

LEDバルブのLED部分はこんな感じです。

このLEDがバルブに対して両面に付いています。

防水用ラバーの取り付け

説明書を読みながら(英語と中国語で記載されています。)防水用ラバーを取り付けてみました。

ヒートシンクを覆いかぶすように取り付けするようです。

BMW E46 m3 フォグランプユニット

車からフォグランプユニットを取り外してきました。

E46の場合、バンパー内部にスペースがあるので、この大きなサイズのヒートシンク付きバルブでも取り付けには問題ありませんでした。(っといっても自分のバンパーはE46M3のバンパーです。Mスポーツもライトユニットは同一だったはずなので、取り付けられると思います。)

BMW E46M3フォグランプユニットに仮組

BMW E46M3フォグランプユニットに仮組

ライトユニットへの仮組をおこなってみました。

多くのLEDバルブのレビューを見ると、ライトユニットとバルブを取り付ける座の部分にガタがある記載をよく見かけたので、実際に取り付けて確認。

特に問題ありませんでした。

HB4バルブの角度を変更する座

ちなみに購入したLEDバルブにはバルブの角度を変えられる座が1組付属していました。

LEDバルブに表裏の形でLEDが取り付けられているので、ライトユニットの形状によっては光の死角が出来てしまうため、2種類のLEDバルブの角度を選択する事ができるようになっています。

BMW E46M3フォグランプユニットを分解洗浄

ライトユニットは、15年近く使用してきたので分解して洗浄しました。

 

HB4 LEDバルブとハロゲンバルブの形状比較

せっかくなので、前回購入したLEDバルブ、ハロゲンバルブ、今回購入したLEDバルブを並べて形状比較してみました。

HB4 LEDバルブとハロゲンバルブの形状比較

ハロゲンバルブのみバルブの先端がとがってます。

この先端の形状ピタピタに作られているライトユニットは存在しないと思いますので、大半のライトモジュールにバルブ本体の取り付けは問題ないと思います。

長さはほぼ同じでしょうか?

前回購入したLEDバルブ(写真中央)のみバルブの径が太いので、ライトユニットによっては干渉してしまったり、ライトユニットのリフレクターに死角が出来てしまったりする可能性があります。

 

消費電力比較

このブログでは毎度おなじみですね。

LED化した際にはかならず消費電力比較を行っています。

まずは、ハロゲンバルブの消費電流(A)計測。

ハロゲンバルブの消費電力計測

日星工業 POLARG ピュアイエローHB4の消費電流は4.45Aでした。

安定化電源の電圧は13.6Vなので、60.52Wの消費電力となります。

流石にハロゲンは電気食いますね。

両眼すると120wの消費ですからね。(苦笑)

ハロゲンバルブは計測中にもすぐに発熱してくるのがわかります。

 

続いて、前回購入したLEDバルブの消費電流計測。

前回購入したLEDバルブの消費電力計測

実に、消費電力は5.9Wになり、ハロゲンの1/10です。(笑)

前回のバルブも補助灯としてならばまったく問題ありませんし、この消費電流はかなり恩恵が高いです。

ですが、今回は実用性重視ということで、続いて、今回購入したLEDバルブの消費電流の計測。

今回購入したLEDバルブの消費電力計測

前回購入したLEDバルブの0.44Aと比較して3.5倍、ハロゲンバルブと比較して約1/3の消費電力でした。

BMW E46 M3のフォグランプにLEDバルブを組み上げた状態

実際装備して、ハロゲンバルブよりも明るく、スモールライト点灯+フォグランプでも走行に支障がないぐらいの明るさが確保できると良いのですが、実装テストはまた後日。

以上、「LED化計画:フロントフォグランプの更新(BMW E46 M3 MSport)その14」でした。

 

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