BMW E46 トリムパネルの爪をプラリペアで修理
BMW E46 トリムパネルの爪をプラリペアで修理
自分の車は内装パネルの脱着も通常の車よりも多い方かと思います^^;
内装の脱着のほとんどはDIYによるものですが、繰り返し行っていると次第にABS樹脂パーツ(プラパーツ)の爪の破損や経年劣化による破損個所が増えてきました。
自分の場合、過去に足回りの調整をほぼ毎日行っていたので、ホイール脱着回数がかなり多かったので、以前使用していたワイドトレッドスペーサーのネジがダメになつてしまった事もありました。^^;
(ワイドトレッドスペーサーのネジは、対策品になってからネジが埋め込まれたので脱着を繰り返しても以前より強くなっていました。)
少し話が逸れましたが、過去に修理したトリムパネルの爪がまた折れてしまいましたので修理することに。
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多分、今回のトリムパネルの爪の破損は、カーテシーライトの取り付けを行ったときに破損してしまったんだと思います。
昨日、千葉方面までドライブに出かけた際、どうにもクラッチを踏むと膝付近が当たり、トリムパネルがパカパカいってしまい、邪魔な状態。
早速、前回同様に、修理してみることにしました。
トリムパネルの爪修理
取り外してきたトリムパネルの爪の部分です。
トリムパネルとは、ステアリングの下、ペダルの上のカバーと言った方がわかりやすいかな?
写真のように爪が折れてしまいました。
折れて破損した部分を爪楊枝とテフロンテープ(アルミテープでも可)で大体の形を形成します。
この状態を型取りくんを使用して、型を取ります。
関連リンク:
型取りくんを外し、形成した爪楊枝とテフロンテープのダミーを外して、型取りくんを元の状態に戻します。
毎度同じみのプラリペアを使用します。
関連リンク:
武藤商事 プラリペア ブラック
プラリペアを先程のダミーの部分に流し込みます。
ちょっと盛り気味にして、後からヤスリで形成します。
型取りくんを外した状態です。
バリがかなりありますが、鉄ヤスリとリューター、そして紙やすりで成形するので問題ありません。
こんな感じに成形しました。
この修理した爪が車両本体の爪に引っかかるように少し薄く加工しました。
削るとさすがに白化が目立つので、ホルツのケイ素樹脂コーディングを使用して目立たないようにしました。
関連リンク:
黒樹脂パーツの白化対策は、こちらのページでおなじみですね。w
関連リンク:
内装のベタベタを綺麗にしました(BMW、フェラーリ、アルファロメオ)
当ブログでも、かなりのアクセス数があるページです。
こんな感じに仕上がりました。
そもそも、見えない部分なので、白化は気にしないでいいんですけどね。
見えない部分ですが、前回少し厚めに作成したのですが、数回の脱着を繰り返しただけで折れてしまったので、今回は爪に対してうまく刺さるように綺麗に加工してみました。
一発で撃沈ToT
完成後、車に取り付けてみたんですが...
トリムパネルの奥のネジを取り付けている最中に爪が車両側の爪をひっかける金具と干渉して、爪を押し込もうとしたらすでに割れてました。
注意深く形状を見ると、この爪の穴のサイズが足りないようです。
また、爪の厚みですが、パネルの左側方面に厚くする(3mmぐらい)分には取り付けに問題がないようなので、気を取り直してもう一度。
今度は、爪のひっかかる内部の穴の部分を広げ、プラペアをちょっと盛るように流し込みました。
これだけの厚みがあればまず大丈夫でしょう。
裏側は平らに仕上げ、こちら側は強度を持たせるために盛った感じにしました。
白化が対策にケイ素樹脂コーディングを行いました。
この状態で再度取り付けてみましたが、今度はばっちり!
この爪の穴ですが、一部分しか爪がひっかからないようになっていたため、穴がギリギリ爪にひっかかるようなサイズに加工してしまったことが破損の原因のようです。
以上、「BMW E46 トリムパネルの爪をプラリペアで修理」でした。