効果はいかに!BMW E46 トリム パネルの防音材交換
BMW E46 トリム パネルの防音材交換
前回の記事でトリム パネルの爪を修理した時に、いい加減ボロボロになってきて何とかしなければと思いつつも放置してきた防音材。
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防音材は少し肉厚で、部分的には中身(綿みたいななにか)がむき出しになっています。
この防音材のみはパーツで販売されていないようなので、この防音材を剥がして、他の素材に交換することにしました。
ここでは、防音材と言っていますが、断熱、吸振効果もあるのかと思います。
流石にこれだけの面積のプラパーツなので、振動が伝わるとビビり音が発生してしまうので、元々貼ってあった防音材と同じ感じで貼り付けてみることしました。
素材の購入
素材としてはスピーカーのデッドニングと同じようなものが代用できるかと思います。
ですが素材は軽い物で、車の内装の裏に使えそうな物をネット上で探してみると岡安ゴムさんの断熱 吸音 防音 緩衝材 衝撃吸収 スポンジ ゴム タフロングというものがありましたので早速購入。
関連リンク:
5t 300mm 300mm 断熱 吸音 防音 緩衝材 衝撃吸収 スポンジ ゴム EPDM エチレンプロピレン シート タフロング 厚5mm 幅300mm 長300mm 角
エチレンプロピレン シート タフロングに両面テープがついている物もあるようですが、自分は正面テープではなく接着剤でしっかり貼り付けることにしました。
使用する接着剤ですが、これまで何度も使用したきた黒ゴム接着剤をつかえば、また貼りなおすときも楽に剥がせる?!っと想定。(笑)
防音材は簡単に剥がせましたが、防音材を止めている両面テープは張り付いてしまいました。
両面テープを剥がすのに、ディゾルビットを使用し、綺麗に剥がれたらアルコールで吹き上げて、プレソルで脱脂しました。
関連リンク:
この2本のスプレーのコンビは、自分がいつも使用しているコンビです。(笑)
ディゾルビットを吹きかけて、20分ぐらい置くと簡単に剥がすことができました。
反対側もこんな感じに綺麗に剥がせました。
ディゾルビットの吹き上げは、エチルアルコールを吹きかけてペーパータイルで吹き上げて、その後、プレソルで脱脂した状態です。
元々、防音材が貼り付けられていたところにこんなに大きなバリが何か所かありました。
今回、新規に防音材を貼るに邪魔だったのでニッパーで切り落としました。
型紙を作成して素材を切って貼り付け作業
A4の紙をハサミでトリムパネルに合わせて切りだし、4つの型紙を作成。
作成した型紙を岡安ゴムさんのエチレンプロピレン シート タフロング に並べて油性ペンでマーキングしてハサミで切りだしました。
エチレンプロピレン シート タフロングは普通のハサミで簡単にカットできます。
とりあえず、一枚切り出して、黒ゴム接着剤で貼り付けてみました。
関連リンク:
染めQテクノロジィ SOMAY-Q ゴム製品補修剤 黒ゴム接着剤 黒
簡単に済ませたい方は、エチレンプロピレン シート タフロングは、両面テープ付を使用した方が楽だと思います。
しかし、両面テープが熱で剥がれてしまったり耐久性を考えて黒ゴム接着剤を使用しました。
黒ゴム接着剤は少し弾力があるゴムになるので、振動吸収目的ならば最適な接着剤だと思います。
剥がした防音材が貼られていた場所をほぼ埋め尽くす感じでエチレンプロピレン シート タフロングを張り付けました。
エチレンプロピレン シート タフロングはつぎはぎなので、美しくはありませんが、以前のボロボロの防音材よりは良いかと思います。
防音材を張り替えてからテスト走行していませんので、後日またご報告したいと思います。
基本的には何も変わらない状態がベストなのかな?
以上「BMW E46 トリム パネルの防音材交換」でした。
2018/4/26追記
張り替え後、特に気になるようなビビリ音なども発生もなく、これまでと変化はありませんでした。同じ場所の張り替えなので、張り替えたことによって変な音が発生することだけが懸念事項でしたが問題なさそうです。見栄えもボロボロな状態よりはよくなったので、満足しております。