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3Dプリンターでオイルセパレーターの作成(その4)

3Dプリンターでオイルセパレーターの作成(その4)

前回のオイルセパレーターバージョン3(詳細はこちら)では、前バージョンと比較しても大きな差はありませんでした。オイルキャッチタンクにはほぼ水が溜まり、問題となるブローバイガスチャンバーのドレンからエマルジョン化した液体が出てくる状態。(ブローバイガスチャンバーの詳細はこちら
本当はブローバイチャンバーにはブローバイガスから水分、オイル成分を取り除いた状態のガスが流れてくるのでチャンバー内部に液体が溜まらない前提なのですが、どうしても乳化した液体が溜まってしまいます。3Dプリンターで作成したブローバイチャンバーのせいなのかもしれませんが、ブローバイチャンバー前でもっとオイル成分と水分を除去したいため、これまでと違うデザインのバージョン4を3Dプリンターで作成。

3Dプリンターで作成した歴代のオイルセパレーター

バージョン4(一番右)はこれまでと異なり円筒系となりました。これらのオイルセパレーターは出入り口、およびドレンの接続位置が完全互換に作ってあるのでオイルセパレーターに繋がるホースは一切無加工で置き換えが出来ます。

バージョン4オイルセパレーターを取り付けた状態

今回のバージョン4ですが、内部構造をこれまでと大きく変更し2種類の目の粗さのステンレスメッシュを内部にフィルターとして設置して、円筒系デザインにして容積率をアップしました。バージョン2,3では内部にアルミパンチングメタルを設置して外部のヒートシンクに接続してブローバイガスを冷やす仕組みにしましたが、ブローバイガスを冷やしても極端に水分が取れる量がかわらないので、今回はブローバイガスを冷やす構造は無しにしてみました。多分内部のエアーが通る際の抵抗はこれまでの中でもっとも低く出来たと思います。

ガソリンスタンド

ガソリンを入れていつものコースを70km程走行後、自宅ガレージに戻ってブローバイラインの状態の確認。

サクションパイプ内部の状態

サクションパイプ内部の状態

サクションパイプ内部の状態。オイルが若干付着しておりますが、この程度ならまずまずでしょうか?

オイルキャッチタンク内部は空っぽ

続いて今回3Dプリンターで作成したオイルセパレーターを接続しているオイルキャッチタンク内部の状態。残念ながら水滴1つ溜まっていませんでした。今回オイルセパレーター内部の冷却機能を付けなかったせいでしょうか?本当はこのように何も溜まらない事が理想状態ではありますが、外気温7℃前後で走行して一切水分が溜まらないというのは今回のバージョンは失敗かな?

オイルセパレータードレン口部分に水滴が付いていた

セパレーターのドレンの部分を確認したら水滴が付いていました。もう少し溜まってくれてもいいと思うんですけど。やはりオイルセパレーター内部の冷却が有り・無しで大きく差が出るんでしょうか?

ブローバイガスチャンバーのドレン口からエマルジョン化した液体が出てきた

残念ながら前回同様、ブローバイガスチャンバーのドレン口からはエマルジョン化した液体が出てきました。液体の量はたいした量ではありませんが、オイルセパレーターを素通りしてブローバイガスチャンバー内部で液化しているのは間違いありません。このブローバイガスチャンバーは過給圧がかかったときの経路なので、ブローバイガスの流速が速いと素通りしてしまっているようです。

今回のバージョンは水分があまり取れませんでしたが、サクションパイプの状態、ブローバイガスチャンバーの状態は前回と比較してもあまり変化がありませんでした。何か良い方法ないかな...。

以上、「3Dプリンターでオイルセパレーターの作成(その4)」でした。

 

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