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3Dプリンターでオイルセパレーターの作成(その3)

  • 2026/02/08 22:53

3Dプリンターでオイルセパレーターの作成(その3)

こちらの記事で作成したオイルセパレーターを装備して70km程走行。

パーキングに寄って各部の温度計測

途中のパーキングで各所の温度計測をしました。この時期は外気温が低いので手で触っても熱いということはなく温かい程度です。走行中は走行風の影響もあり殆ど温度があがりません。

作成したオイルセパレーターの状態

今回作成したオイルセパレーターの内部バッフル板(アルミパンチングメタル)をアルミテープで熱電伝導させて上部に熱伝導テープで貼り付けたヒートシンクで冷やすのは効果があったみたいです。

サクションパイプ内部の状態

まずはこちらの記事で新しく装備したサクションパイプの内部の状態。オイルミストの点々が付いている程度でした。この時点ではブローバイガスのオイル成分はしっかり分離されているかと期待。

オイルキャッチタンクの内部の状態

3Dプリンターで作成したオイルキャッチタンクを元のアルミ製に戻したのは正解かな?溜まった状態の内部が見やすいですね。状態は内部はほぼ水でした。エマルジョンもしてません。少しオイルが混じっている程度。

ブローバイラインの各アイテムの状態確認

ブローバイラインはすべて取り外して状態を確認しました。3DプリンターでASAフィラメントで作成し素材溶解接着したオイルセパレーター(写真右側)は漏れ等は一切発生していません。素材溶解接着は強度も出るし積層も埋められるしブローバイラインでは必須ですね。

ブローバイチャンバーのドレンを外した状態

チャンバーを取り外して、ドレンを外して本体を傾けたらエマルジョン化した液体が出てきました。残念ながらこれはダメですね。オイルキャッチタンクではなくチャンバー内部にオイル成分がまだ流れ込んでいることになります。結果がよくありませんが、オイルセパレーターに繋がるブローバイホースを前回よりも長めのアルミパイプに変更してみました。目的はブローバイガスの冷却です。

ブローバイホースのアルミパイプ部分を延長

上記の写真でアルミ化した部分がわかるかな?サイクロンセパレーターを経由したブローバイガスがアルミパイプで冷やされてオイルセパレーターに繋げることでよりブローバイガスを冷やしてオイルセパレーターで分離させるように対策しました。ちょっと頑張ってアルミパイプを曲げてみましたが、あまり綺麗に曲がりませんでした。アルミパイブ内部に砂を入れて、加工した塩ビパイプを使用して曲げてみましたがなかなかコツがつかめません。

辰巳第一パーキングエリア

アルミパイプを延長後、更に首都高速を1周、50km程走行。久しぶりの辰巳第一パーキングエリアです。ちょっと大黒パーキングエリアと同じで治安悪化しているような...。

ガレージに戻って各部の温度計測。

サイクロンセパレーターの表面温度

オイルセパレーターは50度近くまで上がってました。ここは冷却した方がよいのか悪いのか。E46M3などのブローバイセパレーターはエンジン熱でサイクロンセパレーターを温めるためにエンジンヘッドカバーの上部に設置してあります。急激に冷やすと水分が増えるてしまうための対策、そして凍結防止対策だと思いますけど。サイクロンセパレーターは冷やさない方がよいのかな?

ブローバイガスチャンバーの表面温度

ブローバイチャンバーの表面温度は24℃ぐらいでした。この部分は走行風があたりやすいので冷えやすいためか内部にエマルジョン化した液体が溜まってしまうようです。本来はブローバイチャンバーにはクリーンなブローバイガス?!が通過するだけなんですけどね。

オイルセパレーターの表面温度

オイルセパレーターの表面温度は30℃ぐらいでした。ヒートシンク部分は正確に温度計測が出来ませんので、手で触った感じではヒートシンクの方が黒い部分よりも冷たい状態でした。オイルセパレーター内部のアルミパンチングメタルは冷却されているようです。

アルミオイルキャッチタンクの表面温度

アルミオイルキャッチタンクの表面温度は19℃でした。これならオイルセパレーターから漏れたブローバイガスは十分冷やされますね。各所の温度は外気温度、走行時間で大きくかわると思いますが、各部の温度差が大体の目安になるかと思います。

サクションパイプ内部の状態

サクションパイプ内部の状態

続いてまたサクションパイプ内部の状態の確認。まばらにオイルが点々と付いてます。

スーパーチャージャー周辺のサクションパイプの状態

前回オイルが付着していたスーパーチャージャーアウト側のサクションパイプ付近の状態を確認。オイル付着は見られませんでした。こうして写真をみるとIN側のサクションパイプ内部にオイル付着がみられますね。

オイルキャッチタンクの内部の状態

再び、オイルキャッチタンクの内部の状態です。やはりほぼ水。色がついていのでオイルも混じってはいると思いますが、ほぼ水。

オイルキャッチタンクの蓋の裏側

オイルキャッチタンク蓋の裏側も確認しましたが、オイルというよりもほぼ水、水滴が少し付いている程度でした。新たに作成したオイルセパレーターは水しか取れません。水がとれるということはブローバイガスの冷却は上手くいっているということですね。

ブローバイチャンバーの写真は取り忘れましたが、今回も前回同様50km程度の走行でもエマルジョン化した液体がブローバイチャンバーに溜まっていました。ブローバイチャンバー内部に水が溜まるのはしかたないと思いますが、エマルジョン化したオイルを含む液体が溜まるのは、サクロンセパレーター、オイルセンパレーターが機能していません。そこで、

IMG_5799.jpg

バージョン2と同寸でバージョン3を作成しました。(一番右側)

バージョン3では、内部でオイルセパレーションが出来るよにいくつかの対策をしてみました。オイルセパレーターも通りが悪くなっては意味がないので、それらを考慮したバージョン3をまた同じようにテストしていきたいと思います。

以上「3Dプリンターでオイルセパレーターの作成(その3)」でした。

 

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