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多分BMW E46でもっとも破損している人が多いアレを作りました

多分BMW E46でもっとも破損している人が多いアレを作りました

3Dプリンター導入後、ほぼ毎日何か出力しています。
これまでに建築系モデラーやCG系のモデラーなどを使った経験があるのでモデル製作はそんなに苦じゃないんですが、実際に3Dプリンター向けにモデリングしてみると3Dプリンター用のモデリング技術が必要で、なかなか一筋縄にはいかず、時間あれば「モデリング」や情報収集っといった日々を過ごしていますw

そんな中、気晴らしにE46用の何かモデルデータが落ちてないか調べていたら、表題の通り、多分世の中のほとんどのE46で破損しているか一度は交換したであろうリアセンターコンソールにある小物入れ(または灰皿)の蛇腹蓋のデータが落ちていたのでABS素材で出力してみました。

3Dプリンターで出力したリアコンソールトレイ 蛇腹蓋

いきなり完成写真ですが、上記が3Dプリンターで出力した蛇腹蓋(スライドローラー)。この部分だけ販売してくれれば良いのですが、ネットで探してみるとeBayなどに3Dプリンターで出力したものしか販売されていません。価格はピンキリのようですがABS素材じゃないと流石に夏場の車内の熱に耐えられないかな?
今回3Dプリンターで出力して思ったことですが、多分このリアコンソールトレイの蛇腹蓋は価格と制作の為の労力が見合わないので、この部分だけのパーツ販売はされていないだと思います。
この手の物ならばアリエキスプレス辺りに出ていてもおかしくないと思うのですが、センターコンソール部分(サイドブレーキの横)の小物入れの蛇腹蓋は結構出品されていますが、リアセンターコンソールの小物入れの蛇腹蓋は見たこがありません。

3Dプリンターで出力した蛇腹蓋の取っ手部分

上記の写真は出力したままの状態です。取っ手の部分がちょっと気になりますがABS素材なので磨けば綺麗に出来るかな?

3Dプリンターで出力した蛇腹蓋

蛇腹蓋は開閉のたびに曲がるので、曲げの力がかかる部分が加水分解して、後々割れてしまいます。なのでE46のほとんどの車がこの蛇腹蓋が破損しているか、高額で販売されているリアセンターコンソール小物入れ、または灰皿に交換しているかと思います。

今回はとりあえず「ちゃんと使えるか?」テストを兼ねての出力だったので手持ちのABSフィラメント素材で出力しましたが、PETGフィラメントとかの耐熱性は少しだけ落ちるけど衝撃に強い素材の方がいいのかな?PLAフィラメントだと流石に夏場の車内で溶けると思います。(多分eBayとかに出ているのはPLAだと思います。)
当方は、壊れたらまた出力すればいいだけなので、今回はこのまま装備してみますw

現在のリアコンソールトレイ小物入れの状態

ちなみに現在のわたくの車のリアコンソールトレイ部分は、こちらの記事で修復した蛇腹蓋を継続利用しており、特に問題はありません。

内部はシガーソケット3個口とUSB電源

内部はUSB電源とシガーソケット3個口となっています。

3Dプリンターで出力した蛇腹蓋を取り付けてみた

とりあえずリアセンターコンソール小物入れを外して、3Dプリンターで出力した蛇腹蓋を取り付けてみました。開閉も問題なくばっちりです。

取り付けた蛇腹蓋の裏面

取り付けた蛇腹蓋の裏面の状態。オリジナルの蛇腹蓋よりは壊れにくくなっているかと思います。

リアコンソールトレイに蛇腹蓋を取り付けた状態

なんか久しぶりに昔に戻ったみたいw

蛇腹蓋を開けた状態

蛇腹蓋の開閉も問題ありません。

シフトレバー付近の状態

「スマートフォンスタンドのアーム」、「2DIN化エアコンパネル移設フレーム&ベゼル」、そして今回の「リアコンソールトレイの蛇腹蓋」っと3つ目のE46パーツ制作でした。

なんか、車が次々と若返っていくような気がしますw

ちなみにこちらのE46用リアセンターコンソールトレイの蛇腹蓋も今回出力したABS素材で、出力したままの状態でも欲しい方が折られましたらXのDMにてご連絡ください。(条件ありで作成致します。ご自身でデータ入手して出力センターで作ることをお勧めしますけど。)
この蛇腹蓋を出力するのに2時間かからないぐらいのかかります。先程も書きましたが、必然とコストが上がってしまうので労力に見合わないので、蛇腹蓋だけの流通がないんだと思われます。

以上、「多分BMW E46でもっとも破損している人が多いアレを作りました」でした。

 

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