AC-Schnizerのフロントフリッパーの修理(製作編)
AC-Schnizerのフロントフリッパーの修理(製作編)
このブログもかれこれ11年継続しているんですねw こちらの11年前記事にAC-Schnizerのフロントフリッパーが走行中に右側だけ破損した記録があります。
当時はまだAC-Schnizerの本国に在庫がありパーツ調達出来たのですが、左右両方で価格が9万。それ以前にも一度片側だけ破損して交換していましたが、既にE46が現行でなくなった2014年当時時点で片側だけの販売はしてもらえず装備を断念。AC-Schnizerのフロントフリッパーの現物を見た事がある方ならわかるかと思いますが、とても9万円払う気になれるものではありません。
AC-Schnizerのフロントフリッパーを破損してから4年後、こちらの記事で汎用品のフロントフリッパーを装備したのですが、強度の問題だったのか2ヶ月足らずで破損。(破損状態はこちら)
その後は「いつか自作でもしよう」っと思いつつかなり長い期間放置していたのですが、大きめの段ボールがあったので残されたフリッパー片側から左右2枚分必要とするサイズ(W/H)を計測。
このシュニッザーのフロントフリッパーはABS製でエッジの部分がRが取られていますが、平面形状的には左右シンメトリーなので片側さえ残っていれば1枚の板のから最小面積で切り出せば左右2枚分が作成出来ます。上記のように段ボールにフリッパーを油性ペンでなぞって、必要とする板のサイズを割り出し、ちなみにサイズは840mm x 300mmでした。
フロントフリッパーの素材ですが、ネットで検索すると最近DIYでアンダーパネルを作成している人が使用しているのがアルミ複合板。ホームセンターなどでも比較的簡単に入手できて、素材的にも軽量で強いと評判。ネットで数社、必要なサイズにカット販売をしてくれるサイトに見積もり依頼をして、個人対応してくれてた中で最も安かった横山テクノさんに注文をしました。ちなみに注文した商品はこちらの3mm厚の両面アルミ複合板の黒。オンラインで概算見積もりと送料の概算が出せるので初めての注文でも簡単にオーダー出来ました。
注文は7月28日、手元にアルミ複合板が到着したのは8月1日でした。
アルミ複合板を使用するのは初めてなのでどんな構造になっているのか興味津々。
表と裏から薄いアルミ板でポリエチレン素材を挟んで1枚の板にしています。元々は住宅用建材です。
早速、段ボールにしたときと同じようにアルミ複合板にフロントフリッパーをなぞって、なぞった線の内側にマスキングテープを貼ってジグソーを使ってカットしました。素材が黒なのでアルミ複合板のキリコを掃除しながらでないとカットする場所がすぐに見えなくなってしまいますので少しづつ切り進めました。
また今回のためにジグソーを新規調達。今後アルミ板のカットにも使えるので1つあっても良いかなーっと思っていたので、高儀のこちらの商品を購入しました。
購入したジグソーに付属の刃物は木工用なのでこちらの鉄工用刃物が含まれたセットも購入。
アルミ複合板の余白は結構ギリギリなのでジグソーで部分的にカットして作業を進めました。
初めてジグソーを使用しましたが、我ながら綺麗にカットできました。元のフリッパーにあった穴の位置に合わせて6.5mmの穴を開けて(固定に使用するネジはM6)、ジグソーでカットして荒れているエッジ部分は手持ちのブラックアンドデッカーのマウスサンダーで80番のヤスリでならしました。
カットしたアルミ複合板を取り急ぎ仮組み。
シュニッザーのフロントスポイラーの裏側3箇所の穴のネジを外して左右仮組みして問題なさそうなので、続いてバンパーを下ろして取付細部の調整を行います。
次の記事に続く。