エンジンオイル交換275,571km
エンジンオイル交換275,571km
前回のオイル交換から1,798kmの走行でオイル交換です。ちょっと長距離、エンジンを結構回したのでオイルの汚れが激しいかったので早めの交換です。
今回はフラッシング剤などは使わずオイルのみの交換です。ここ数年オイル交換の前にフラッシング剤を繰り返し使ってきましたが、現在使用しているエンジンオイル「エネオス Xプライム」はかなり洗浄力が強いオイルなのでフラッシングはそろそろ年1回ぐらいで大丈夫かな?
エンジンオイルに添加して行うフラッシングも賛否両論ありますが、定期的にエンジンオイル交換を行っているならばフラッシングする事自体は問題ないと考えています。もしその程度でエンジンに支障が出るなら、それはもうエンジンが寿命を迎えているっと判断した方が良いかと思います。
下抜きでオイルを抜く際はアンダーカバーの内側にオイルなどの付着が無いか確認しています。エンジンオイル以外にもパワステオイルやクーラント等、何か漏れたような跡があった場合、トラブル箇所の特定がしやすくなります。ショップによって、またメカニックによってはエンジンルーム内部の汚れを一切洗浄しないようですが(単に面倒くさいというだけ?)、私は可能な限り洗浄するようにしてトラブル箇所の特定がしやすいようにしています。定期的に状態を確認する事が前提となりますけどね。
廃油処理をするためにいつものアマゾン限定6.5Lのポイパック(3個セット)を購入。アマゾンプライムセール終了翌日に注文したら、運送が遅れて手元に届くのに10日間程かかりました。(予定では2週間先でしたが早く届いた)この手のアマゾンで入手する消耗品はセール期間前に入手しておかないと駄目ですね。
ポイパックの使い方は上記の通りです。6.5LなのでE46にベストな容量。
組み立てはこんな感じ。経験上、綿はなるべくほぐした方がいいと思います。
アンダーパネルを外して下にもぐる前に17mmのソケットとドレンプラグリムーバーとポイパックの準備。
ドレンボルトを緩めてから上記のようにマグネットでドレンボルトに取り付けてドレンプラグリムーバーを回せばドレンボルトをポイパックに落とす事なく救出出来ます。ゴム手袋せずに手を汚さずドレンボルトをキャッチ出来ます。
今回のオイル交換はエンジンは温めずにオイルを抜きました。交換したときのガレージの気温は35℃を超えていたので0W-50のオイルならば熱を入れなくても十分流れやすいので、オイル交換前2日程エンジンをかけていないのであえてオイルパンに落ちているオイルを上げる必要もないのと、今回はスキマ時間でオイル交換作業を行い5時間近く放置したので全て抜けきったかな?
続いてフィルターの洗浄。今回の新兵器はw上記の100円均一で入手したオイルポット。サイズ的にK&Pのステンレスメッシュフィルターがすっぽり入るサイズなので購入しておきましたw
ジャストサイズですね。オイルポットの中でパーツクリーナーをフィルター内側から外側にかけて予洗いをしました。
上記はパーツクリーナーで予洗いをしたK&Pフィルター表面の状態。
バーダルのリングイーズを使用したとき程ではありませんが、フィルター表面に相当量のスラッジがついています。これを見るとエネオス「Xプライム」オイルはかなり洗浄力が強いことがわかります。エネオス「Xプライム」オイルは前身のオイルの「サスティナ」時代から洗浄力が強いと評判だったようです。詳しくは知りませんがオイルの基油成分が他のオイルと違うとか…
エネオス「Xプライム」オイルを使い初めてから今回で5回目。エンジンオイルは8回で全オイルが完全に入替るそうですから、エネオス「Xプライム」オイル本来のオイル性能がそろそろ発揮され初めてきたんですかね?
オイル成分をパーツクリーナーで洗い流してからOリングを取り外しました。今回も2,000kmも走ってもいないのに、少し回す時間が長いと半端なくオイル汚れます。過給器エンジンの場合は仕方ないです。
続いてはK&Pフィルターにマジックリンをかけて水で洗浄。この作業は2回ぐらい行い、この状態でほぼ目視できるスラッジの塊はなくなります。
続いては超音波洗浄機で洗浄。こちらもマジックリンを少し入れて20分間x3回洗浄。
上記は超音波洗浄機で1回洗浄後の状態。3回程繰り返して洗浄するとほとんど水が汚れなくなってきます。その後はドライヤーで乾燥させてしばらく放置。水分はほぼ付いていない状態にはなりましたが一応完全に乾燥させます。
フィルターキャップのOリング一式を交換してドレンのワッシャー、K&PフィルターのOリング。オイル交換に伴う消耗品を一応大量在庫していますw
K&PフィルターのOリングは前回フッ素系Oリングに交換したので、まだ全然弾力があったので洗浄して再利用しました。
オイルフィルターハウジング底に溜まったオイルはいつもの100円均一の熱帯魚用の大型スポイドで可能な限り吸い取り後、フィルターハウジング内にスラッジが結構目立ったのでオイルフィルターハウジング内部も可能な限りウエスで拭き取りました。
完全に乾燥したK&Pフィルターの上下にOリングをセットしてオイルフィルターをセットして、オイル量6.3Lを入れてオイル交換完了です。
今回のオイル交換の走行距離は275,571km。
油温が上がり切るまでアイドリング後、15分程放置してオイル量を再度確認。
オイルゲージは上記の状態でした。6.5Lがゲージ上なので6.3L入れて丁度ゲージどおりになりました。
オイル交換後、70km程走行してきました。戻ってからオイル漏れ等がないか確認してオイル交換完了です。
以上、「エンジンオイル交換275,571km」でした。