LEDイカリング化のその後(その19)
イカリングLED化のその後(その19)
前回のこちらの記事の続きを書くことになるとは思いませんでしたが、自分用の記録なので暇な人は読んでみて下さい。
CCFLイカリングをLED化しました(BMW E46)その18
昨夜LEDイカリングを装備して初走行をするため、夜ガレージを出た直後、フロントの玉切れ警告灯点灯。LEDイカリングに原因がある事は間違いないんですが、装備時テスト点灯したときは警告灯付かなかったんだけどなー?っとぶつぶつと言いながら、取り合えず車出してしまったのでフロントウィンカー部分が点灯したまま(玉切れのときはウィンカー部分が点灯した状態になります)ガソリンだけ入れに近所を走行。LEDイカリングを装備後、エンジンかけなかったのが悪かったかな?(警告灯点灯状態の写真撮り忘れたw)
自宅に戻って原因を調べてみたところ、ライトユニット(LCM)のコーディングにミスがありました。いきなりNCS-ExpertでLCMのコーディング内容吸い上げたけど、LCM4.7の設定項目多すぎてNCS Dummyで追える量じゃない。
面倒くさいので、BMW ScannerでLCMに接続してエラー内容を確認。
日本で言うスモールライトのエラー内容はBMW Scanner上ではSideLightと言うらしい。BMWの各所のライトは使用するソフトによって名前が異なるのが厄介。テールとフロントぐらいの判別は付くけど日本で言うところの「スモールライト」を「サイドライト」って言うか?
BMW Scanner上ではSideLightと言うので設定内容をGUIベースで表示してみると
装備出来るライトのコールドチェック(ライトオフの状態での通電テスト。すなわち玉切れ確認)とホットチェック(ライトオンの状態で玉切れ確認)を行う部分にチェックが入っているんですが、フロントのサイドライトは右側だけホットチェックが入っている状態。なんか適当な設定内容になってますねー。NCS Dummyでコーディングを行ったときに、何か変な設定しちゃったかな?
BMW Scanner上でチェックをオフにするだけでもよかったんですが、ここはNCS Dummyで項目を確認してスモールライトのホット、コールドチェックをオフにしました。
どうでもいい事ですけど、これまで使用していたCCFLイカリングの昇圧回路は玉切れ警告灯対策がされていたんですね。すっかり忘れてたw っというより今回購入したLEDイカリングは警告灯対策されていませんでした。LCMの設定でオフった方が確実ですよねー。
将来的に参考にする人がいるかわかりませんがNCS Dummy上では、以下の4つのパラメーターをnot enabledにすればLEDイカリング(スモールライト)の玉切れチェックをオフにすることが出来ます。
WARMUEBERWACHUNG_SL_RE
WARMUEBERWACHUNG_SL_LI
KALTUEBERWACHUNG_SL_RE
KALTUEBERWACHUNG_SL_LI
上記4つをオフにしてから、再度BMW Scannerで状態を確認してみると、
ちゃんとチェックが外れてますね。「BC message」というのはボードコンピューターへ表示する・しないの選択かな?警告灯の表示自体をオフにするらしい(ログには残るってやつ)。「PWM value」は玉切れ確認するサイクル指定。
上記のGUI使ってBMW Scannerから設定してもよかったんですけど、他のパラメーターも確認したかったのでここはNCS Dummyで設定してNCS-Expertで書き込みしました。その方が自分的にはしっくりくるかな。
各部分をLED化することでホット&コールドチェックをオフにしていますが、LED自体が点灯しなくなったかは自分で確認する必要があります。長寿命なLEDもいつかは点灯しなくなりますからね。
各チェックをオフにしたら本末転倒な気もするけどフィラメントバルブ時代の名残ですね、今じゃこんなの必要ないw
LCMのコーディングが自由に出来ない時代はLED化のために無意味な抵抗付けたりして本当に効率悪い事してましたね。火事にならないのが不思議なぐらいワット数の高い抵抗平気で取り付けたりw 今にしてみれば基●外じみた行為ですねー。ってまだE46だとそんな車両沢山あったりするのかな?ww 余計な事言わんとこw
コーディング後、ちゃんとエンジンをかけてすべてのライト点灯状態を目視確認して問題なし。
前回の記事でLED化は最後のはずだったんですが、追記で自分記録用に残しておきます。
以上、「LEDイカリング化のその後(その19)」でした。