ブログ記事

CCFLイカリングをLED化しました(BMW E46)その18

CCFLイカリングをLED化しました(BMW E46)その18

このブログで長い間各所のLED化を行ってきました。(過去のLED化に関する記事はこちらよりご覧ください。)

一応前回のフロントロービームライトのHID形状バルブをLED化が最終だったのですが(詳細はこちら)、今回スモールライトをCCFLタイプのイカリングのままLED化していなかったので、LED化を行ってみました。

っと言いつつも今から20年程前、CCFLのイカリング製品が世の中に出回る前はLED版のイカリングを装備していたのですが、とにかく暗かった。CCFLが出たときは明るさに大満足した覚えがあります。

LED版のイカリングは京都のE46乗りの方が個人的に開発し、試作品をテストモニターを行っていたのですが、当時の高輝度LEDはまだ車に使うには実用的ではなかったですね。

2004年5月18日に初めて装備したイカリング

 上記が2004年5月18日に初めて装備したLED版のイカリングです。

2004年5月18日に装備したLED版イカリングのテスト点灯

上記はそのときの点灯テストの様子。安定化電源もテスターも今もまだ現役で同じ物を使用していますw
BMWと言えば「イカリング」という事でE46でイカリングを装備出来る事が嬉しくて明るさは妥協して装備していた事は良く覚えています。そんな中CCFLのイカリングが商品として発売されたので、E46では大ヒット商品にだった事を昔Studieさんに居たメカさんと話した覚えがあります。

話がそれましたがLED化をする絶対条件としては「より明るく」「消費電力を抑える」2点でしょうか?LED化するだけで「最近の車に見える」という点もありますが、自分的には消費電力を抑えることを一番重視しています。LED化して消費電力が増えてしまってはまったく意味がありませんからね。昔ながらのフィラメントベースの電球の場合、車の場合はハロゲンバルブが多いと思いますがインピーダンス低いし、寿命は短いし、正直言って効率悪すぎ、昭和の産物ですね。見た目重視でハロゲンが好きって人も多いと思いますけど、最近はハロゲン色のLEDバルブも出てきているようですがフィラメントベースとはやっぱりちょっと違うのかな?
その他HIDをLED化する際にイグナイターとバラストを再利用するような非効率な事はしたくなかったので、ロービームのLEDバルブの選択に非常に時間がかかりました。

今回購入したE46用のLEDイカリングはよくわからないメーカーのDTMタイプというものでした。購入はアリエキスプレスからで、私が購入した販売元は既に在庫無しとなっていたので、もしかして私が最後の購入者だったのかな?5月1日にPaypal支払いで購入して本日8日に届きました。(どこから購入したのか知りたい方はX(旧Twitter)でお問合せ下さい。リンクが残っている間はお答えできるかと思います。)

届いたDTMタイプのLEDイカリング

パッケージはアリエキスプレスにしてはかなりまともでした。

届いたDTMタイプのイカリング

片側2つ、計4つです。

DTMタイプのイカリング

中身はこんな感じ。ぱっと見の作りはかなりよく出来ていると思います。右側の白いのは付属の両面テープ。

アクリル部分の厚み

このイカリングのセールスポイントの1つがこのアクリル部分。CCFLよりも明るく、耐久性に優れるそうです。厚みは20mmないぐらいでしょうか?細部まで良く出来ていますね。

付属の昇圧回路

付属の昇圧回路はかなりコンパクト4cm x 2cmぐらいです。

点灯テスト。とにかく明るい

初期不良確認を行うため安定化電源を繋いで点灯テストを行いました。写真だとわかりませんがめちゃくちゃ明るいです。CCFLがあれだけ明るいっと騒いでいましたが、表現すると倍以上の明るさでしょうか...。
点灯テストついでに発熱するかしばら点灯してみましたが、そんなに熱くなりませんでした。発熱量が低いのはいいですね。

DTMイカリングの消費電流の計測

それもそのはず。消費電力ですが0.21Aでした。明るいし、消費電力からも発熱量はかなり少ないくエコでいいですね。

ライト回りの分解作業

早速取り付け作業に入りました。先に紹介した20年ぐらい前のLEDイカリングを試作モニターを行っていたので、DIYでライト回りの分解を毎週のように行っていたので、とにかく慣れ切ってます。フロントライト回りの分解で一番苦労するのは取り外すパーツの爪を折らないように慎重に作業する事ですかね。

装備中のCCFLを取り外す前

まずはCCFLイカリングを取り外し。昔のaikwa-garageのホームページを確認してみたところCCFLを初めて装備したのは2005年5月9日でした。昇圧回路単体やイカリング本体をを何度か交換しましたが、寿命は長い方だと思います。コスパはいいと思います。CCFL本体よりも昇圧回路の方がダメになりやすいと思いますが、最近の昇圧回路はかなり壊れにくくなっていると思います。(初期の頃はよく壊れた)

イカリング本体と昇圧回路部分のハーネス

購入したDTMタイプLEDイカリングは「イカリング本体」→「昇圧回路」→という形で「→」矢印の部分に上記の写真のようにハーネスがついておりますが、昇圧回路の接続を間違えないように異なる形状のハーネスが付いております。上記の写真はイカリング本体と昇圧回路部分のハーネス(2P)になります。

100円均一で購入した透明のアクリルフォーム両面テープ

イカリング本体の取付用両面テープが付属していますが色が白なので100円均一で購入した透明のアクリルフォーム両面テープを使用して取り付けを行いました。

ヘッドライトカバーを装備してDTMタイプLEDイカリングの位置を確認

DTMタイプのLEDイカリングを両面テープで固定してヘッドライトカバーを装備してライトの位置を確認しました。ちなみにこのヘッドライトカバーはBMW純正のチタニウムヘッドライトカバーです。本来は黒。この部分ボディカラーにDIY塗装するのが流行ったかな。

配線関連を半田付けしてヒシチューブで被覆

DTMタイプLEDイカリングの配置を確認出来たので配線関連を半田付けしてヒシチューブで被覆して配線をまとめます。

配線の長さを調整してカシメをした

スモールライト電源の接続はギボシ化してあるので、配線の長さを調整してカシメをして完成。付属の昇圧回路がコンパクトなので今回はライトユニット内部の隙間に昇圧回路を両面テープで設置しました。発熱しなければその方が色々と安心ですよね。

DTMタイプLEDイカリングの点灯

カバーを装備して点灯してみました。とにかく明るい!25年前だったらこれだけでも爆光なのでポジション点灯だけでも走れるんじゃないでしょうか?w

ガレージのシャッターにライトの壁打ちテストの様子

ガレージのシャッターにライトの壁打ちテスト。右はCCFLのままで左が今回のDTMタイプLEDイカリング。冗談抜きにスモール点灯だけでも走れてしまう?!ぐらい明るいのがわかるかと思います。

引き続き右側も交換。以下は右側でCCFLとDTMタイプLEDイカリングの比較画像です。

右側フロントライト、CCFLイカリングの点灯状態

右側フロントライト、DTMタイプLEDイカリングの点灯状態

DTMタイプLEDイカリングが明るすぎてカメラの明るさ調整が自動調整が入ってしまったので正確な比較画像にはなりませんが、とにかく明るくなりました。DTMタイプLEDイカリングは暗闇っぽいですが、共に昼間明るい状態での撮影です。

CCFL(左)とDTMタイプLEDイカリング(右)の比較

取り外したCCFL(左)と今回のDTMタイプLEDイカリング(右)を並べて安定化電源接続で点灯して明るさの比較。明るさの違いが一目瞭然ですね。新品のCCFLでないので多少は劣化(暗くなっている)しているかと思いますが、明るさが全く違いますね。

CCFLイカリングの消費電流計測

取り外したCCFLイカリングの消費電流を計測してみたところ0.32Aでした。今回装備したDTMタイプLEDイカリングの方が0.11A消費電流が低いので目的達成です!

これで我が車はすべてLED化することが出来ました。後日夜の走行状態をレポートしたいと思います。

以上、「CCFLイカリングをLED化しました(BMW E46)その18」でした。

追記:LED化後、トラブルがありました。詳細はこちら

 

ページ移動

ユーティリティ

スポンサーリンク


ブログ記事検索

エントリー検索フォーム
キーワード
例:abs修理、メーターフード自作

過去ログ

Feed