ブログ記事

エアコンユニット(IHKA)のバージョンアップ(BMW E46)

エアコンユニット(IHKA)のバージョンアップ(BMW E46)

先日、以前装備していたエアコンユニットへ戻したのですが、ヤフオクでE46の最終バージョンのIHKAが安く出品されていたので入手してみました。出店価格は2,345円で、よくわからないクーポンというの使ったら半額の1,234円(送料別)で購入できました。

関連記事:エアコンユニット(IHKA)を元に戻してみた(BMW E46)

IHKAユニットの歴代パーツ番号

ETKでE46用(全車種共通)のIHKAユニットは12種類のパーツ番号が出ていたようで最終版は64116956319になるようです。

IHKAのSW番号の比較

上記(下側)が今回ヤフオクで入手したIHKAです。上は1つ前に入手したIHKAでETKのパーツ番号の履歴から判断すると2004年10月7日からの2つ前のバージョンだったみたいです。IHKA本体のラベルのSW番号だと18(ラベルの右下に記載)、今回入手したIHKAのSW番号は19でした。E46のIHKAの最終バージョンSW番号は19になるようです。SW18だとどうも高速巡行中にエアコンの電磁クラッチを時々オフにしていなようなので、今回入手した最終版で再度様子をみてみようと思っています。

 

IHKAとDMEの関係図

これまで自分で実際に装備してテストしてみた結果、IHKAはコーディングによる制御とは関係なくソフトウェアバージョンによって若干動作が異なる事がわかっています。エアコンコンプレッサーの電磁クラッチを頻繁にオン・オフしたり、DMEからの得た情報の処理方法が異なるようです。

新しいIHKAの装備

取りえず車両に取り付けて、NSC-Expertで元情報を吸い上げてみました。

以前装備されていた車両は4気筒エンジン

コーディング内容は色々と異なっていると思いますが、以前装備されていた車両は上記の写真から4気筒エンジンだったようですね。そういえば落札した車両情報は318Ciだったような...。

今回は車両にIHKAを装備後、BMWのコーディングツールSSS ProgmanでVOからの清純派コーディングを行い(笑)、その後再度NSC-Expertでコーディング内容を吸い上げして内容を確認してみました。

コーディング内容が6気筒指定になっている

ちゃんと6気筒エンジンに指定されていますね。VO(Vehicle Order:車両に装備されているコンポーネント情報)コーディング時代の初期型E46でVOにAUCユニット情報が含まれていないのでAUC機能はオフのままだったので上記のNSC-Dummyで設定内容を変更の上、NSC-Expertで再コーディングしてみました。

これから夏場を迎えるにあたって、エアコンが高負荷になりますので新しいIHKAの動作状態を確認していきたいと思います。

以上、「エアコンユニット(IHKA)のバージョンアップ(BMW E46)」でした。

 

ページ移動

ユーティリティ

スポンサーリンク


検索

エントリー検索フォーム
キーワード
例:abs修理、メーターフード自作

過去ログ

Feed