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ブローバイガス対策にサイクロンセパレーターを2つ

ブローバイガス対策にサイクロンセパレーターを2つ

色々な対策をしたりテストしたりを繰り返して、かなりブローバイガスラインのオイルミスト対策は良くはなりましたが、まだサクションパイプ側にオイルミストが付着するのを何とかしたいため、以前使用したE46のCCVのサクロンセパレーター部分のみを再利用してうまくブローバイガスラインのホースが接続出来るように組み立ててテストしてみました。

関連記事:ブローバイガスセパレーター部分を復活

E46のCCVのサイクロンセパレーター部分を再利用1

E46のCCVのサイクロンセパレーター部分を再利用2

E46のCCVのサイクロンセパレーター部分を再利用3

いきなりですがロウ付けしたアルミパイプを3つ作成して既存のブローバイガスホースの配置にうまく設置出来るように作成しました。アルミパイプとCCVのサイクロンセパレーターの固定はオートウエルドプラリペアで固定。

 オートウエルドでパイプをCCVに固定した上からプラリペアをかぶせるといった感じでしょうか。こちらのE53、V8 4.4L用のサイクロンセパレーターを改造するときにも同じ要領でサイクロンセパレーターを切断した部分を固定しましたが、ブローバイガスやエンジンからの熱にも耐え、漏れなどなく問題なく使用出来ているので今回も同じ方法を使用しました。

サイクロンセパレーターを設置

装備状態はこんな感じ。左側にE53、V8 4.4L用のサイクロンセパレーター、右側にE46のCCVのサイクロンセパレーター部分のみを再利用しています。
今回装備したサイクロンセパレーターで捉えたブローバイガスのオイルミスト成分はドレン口から既存配置のオイルキャッチタンクに落とすようにしました。

サイクロンセパレーターのドレンはオイルキャッチタンクに接続

ホースの取り回しは結構綺麗に出来たかな?スペースとの闘いです。(笑) 本来はオイルキャッチタンクレスにしたいんですけど、まあテストなので取り合えずこんな感じにサイクロンセパレーター2段方式でオイルミストがどのぐらい取れるがテスト走行してきました。

テスト走行時にパーキングで状態を確認

走行途中に配置したサイクロンセパレーターの状態をパーキングで確認の上、加給圧がかかるように走行してみました。(なんかケーブルが落ちている...)

ガレージに戻ってから夜な夜な分解

ガレージに戻ってから夜な夜な早速分解してサクションパイプとオイルキャッチタンクの状態を確認してみました。

走行後のサクションパイプ内部の状態1

走行後のサクションパイプ内部の状態2

サクションパイプ内部の状態。まだオイルが付着していますね。あくまでも可能性ですが、このオイル付着は加給圧がかかった状態でアクセルオフ時にインタークーラー~スロットル間に溜まっていたオイルがブローオフバルブが解放されてスーパーチャージャーのインペラに衝突した圧縮空気が逆流して跳ね飛ばされているだけなのかもしれません。

毎回、同じ区間を加給圧をかけて似たようなアクセルワークで走行しておりますが、以前と比較すると劇的にオイル量は減りましたが可能ならばほぼオイルが無い状態にしたいですね。

ちなみにサイクロンセパレーターで分離されたオイルキャッチタンクの中は、

このときのオイルキャッチタンクの中の状態1

このときのオイルキャッチタンクの中の状態2

水滴だけでした。

走行ログ画面

この時の走行ログは最大回転数6525回転、加給圧0.588kg/cm2でした。回した時の油温は118.3℃まで上がっていますね。こちらでオイル交換を行った現在使用しているLIQUIMOLYの10W-60はちょっと油温が高めの方が安定するような気がします。

関連記事:エンジンオイル交換(263,744km)

以上、「ブローバイガス対策にサイクロンセパレーターを2つ」でした。

 

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