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エンジンオイル交換(263,744km)

エンジンオイル交換(263,744km)

1月末にエンジンコーティング剤レビテックを入れて、説明書指定の1,500kmを走行したのでエンジンオイル交換を行いました。(正確には1,470kmですけど)

関連記事:エンジンコーティング剤、レビテック(Rewitec)パワーショットを使ってみました(BMW E46)

 

前回のオイル交換から2,116km走行です。前回はAZさんのエンジンオイル CER-996 レーシング 5W-50を使用しましたが、このオイルはとにかく油温があがりません。高速走行時もこれまで使用してきたオイルよりも10℃ぐらい低くレーシングオイルと言っているだけの事はあります。一定の熱を入れなければいけないアルミブロックエンジンだとちょっと心配になってしまう程です。私の車のBMW E46のM52TUB/M54Bエンジンの場合、水温の電子サーモスタット制御は油温102℃以上になってから制御に入るため、AZさんのエンジンオイルだと電子サーモスタット制御されるにはかなり全開走行しないと制御されないかと思います。(電子サーモスタット制御されなくてもバイメタルが水温に合わせて開くのでオーバーヒートするような事はありません。)

全開走行時の油温はこれまで使用してきたオイルと油温が同じぐらいなので、「まさにレーシングオイル」といったところでしょうか?今回2,000km弱の使用でオイルを抜いたとき、粘度も問題なく(目視レベルの確認です。)、サーキット走行など頻繁にオイル交換をする前提での使用ならば非常に良いオイルかと思います。その他、感じた事は5Wのわりには始動時ちょっと重い感じがしました。比較対象がLIQUIMOLYの10W-60(このオイルは粘度数値に対して見た目やわらかすぎる)なので普通なのかもしれませんけどね。

AZさんのエンジンオイル使用中はちょっと長距離(400km弱)を数回走ることがあり、オイルの汚れが激しいかったのでレビテックのコーティング終了を待って早めの交換です。

ちなみにレビテックのパワーショットですが、明らかにアイドリング時のエンジン音に変化がありました。大体1,000km走るぐらいまでの間は「何かこれまでと違う」っと言った感触がありましたが、1,000kmを超えたぐらいから特に変化を感じませんでした。走り方やエンジンの状態によって1,000kmを前後でコーティングが完了するといったところでしょうか?

さてさて今回のオイルはLIQUIMOLYの10W-60へ戻して、ブローバイガス対策について色々なブログを参考にしてシュアラスターのエンジンオイル添加剤をLOOPシリーズエンジンリカバリー(ER)使ってみることにしました。エンジンオイル添加剤の使用目的はあくまでもブローバイガス対策です。

 

ポイパック

まずは毎度使用しているオイルを破棄するためのポイパック6.5L。E46にはベストなサイズですね。

油温の確認。OTが60度を示している

エンジンオイルが60度(上記右上のOT)になるまで暖機後、今回は下抜きでオイルを抜きました。

取り外したアンダーカバーの内面の状態確認

取り外したアンダーカバーの内面の状態確認です。オイルなどが垂れた形跡はみあたりませんでした。(パワステオイル、エンジンオイル、スーパーチャージャーオイル等)

ポイパックの準備

ポイパックを準備して、車をジャッキアップして馬をかけて、

オイルを下抜きで抜いている状態

オイルを抜きます。オイルを抜いている途中、1滴でも多く抜きたいため、馬を外して、フロントタイヤをラダーレールだけにしてなるべく車を水平になるようにしてオイルを抜きました。我が家の駐車場をフロントタイヤ部分が若干スロープになっているのでアストロプロダクトのプラスチックラダーレールのみにすると完璧な水平ではありませんがポイパックが入るだけのスペースが出来てほぼエンジンを水平状態にできます。

オイルを抜いている間はしばらく放置しました。今回は2時間ぐらい放置したかな?最後の1滴までオイルを抜きたいだけなんですがマイペースで出来るオイル交換はいいですね。

オイル抜きを放置している間に取り外したドレンボルトの洗浄、カッパーワッシャーの準備、トルクレンチのプリセット(ドレン、オイルフィルター共に25Nm)を行いました。ドレンボルトのカッパーワッシャーは毎回使用しているBOSCHのオイルフィルターに付属しているものを使用。

 アマゾンで購入したオイルフィルター

 BOSCHのオイルフィルターに付属のOリングとカッパーワッシャー

オイルを抜き終わったらオイルフィルターを外してオイルフィルターハウジング部分の底に貯まっているオイルを100円均一の大型スポイトで吸い取ります。(大型スポイトは熱帯魚用品のところにあります。)

オイルフィルターハウジングの底に貯まっていたオイルの量の計測

オイルハウジング部分からどのぐらいのオイルが抜けるか計測してみると80~100ccぐらいは抜けました。オイルフィルターハウジングの底にはオイルが貯まるようになっているので可能な限り吸い取ります。

取り外したオイルフィルターの状態

取り外したオイルフィルターです。今回は2,100km程の走行でしたがかなり汚れいます。ちょっと回す事が多かったからだと思います。

洗浄後のオイルフィルターハウジングの蓋

オイルフィルターハウジングの蓋はパーツクリーナーで洗浄後、

Oリングの装備

Oリングは過去に使用した新品オイルの残りに浸した軽くオイルをふき取ってから装備します。

オイルフィルターをセット

オイルフィルターをセット。いつもフィルターをはめるのにイラっとするのは私だけ?

IMG_6357.jpg

使用したLIQUIMOLYの10W-60です。

そして今回はシュアラスターのLOOPシリーズエンジンリカバリー(ER)を投入しました。

 IMG_6358.jpg

このLOOPシリーズエンジンリカバリーはエンジンオイル添加剤でレビテックのエンジンコーティング剤とは異なりエンジンオイルの特性を変えるものです。

LOOPシリーズエンジンリカバリーパッケージの説明書き

パッケージ裏側の説明書きにはモリブデン成分配合との事。この添加剤は過走行エンジン向けなのでオイル粘度を上げるタイプのものだと思います。

LOOPシリーズエンジンリカバリーを投入

かなり粘度が高い添加剤なので40度ぐらいで湯煎してからエンジンオイル暖機後にエンジンを停止してから入れました。
LOOPシリーズエンジンリカバリーを入れてから10分間アイドリング

説明書に記載があったとおりLOOPシリーズエンジンリカバリーを入れてから10分間アイドリングさせました。

大国パーキングエリアで状態を確認

オイル交換を行った夜、加給圧をかけないように負圧~大気圧でオイルラッピング走行をしてきました。途中、大黒パーキングエリアでオイル漏れ等のエンジンの状態を確認。

ラッピング走行後の走行距離

約63km程走行してきました。LOOPシリーズエンジンリカバリーを入れてから特に大きな変化は感じられませんでした。強いて言えばエンジンノイズは若干静かになったかな?オイル交換したばかりなのでLOOPシリーズエンジンリカバリーの効果なのかはわかりません。もうしばらく走行して何か変化があればこの記事に追記していきたいと思います。

ここ最近、週3回程ホームコースを走行しておりますが今回エンジンオイルを交換したとたんに高速走行中のオイルが10℃程上がりました。前回のAZさんのエンジンオイル CER-996 レーシング 5W-50は油温を下げたいという目的ならばかなり優れたオイルだと思います。あくまでもエンジンの状態によるものなので参考までにですが、当方の車のエンジンのようにアルミブロックエンジンの場合、ある一定以上の熱が入る前提で作られているエンジンには街乗り前提だと少し不向きなエンジンオイルなのかもしれません。

以上、「エンジンオイル交換(263,744km)」でした。

 

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