ブログ記事

オイルキャッチタンク対策(4)

オイルキャッチタンク対策(4)

自分用メモです。

前回の対策は良い結果ではなかったのでオイルキャッチタンクへ違う対策を行ってみました。

今回はオイルキャッチタンク出口側へ対策をするため、内部のストレーナー部分を利用してアルミパンチングメタルを使用してバッフル板を設置してみました。

使用したアルミパンチングメタル

使用したアルミパンチングメタルは以前購入した手持ちの素材です。ちょっと目が細かいのでオイルが付着したとき、目がふさがってしまう恐れがありますが上記でテストしてみます。

油性マジックでマーキングをして金ばさみで切り取り

オイルキャッチタンクの下部を逆さにアルミパンチングメタルに当てて油性マジックでマーキングをして金バサミで切り取りました。

 アルミパンチングメタルに固定用の穴を加工

内部のストレーナーネジのサイズに合わせて穴を開けてテーパーリーマーとリューターを使用して削りストレーナーで挟んで固定する用の穴を開けました。

アルミパンチングメタルバッフル板を組み込んだ

加工したバッフル板を組み立てるとこんな感じです。完全に出口側をバッフル板が覆うわけではありませんが、少なからず出口側へオイルミストが流れ込むのを阻止できるかと思います。

ちなみにストレーナー内部のステンレスメッシュはそのまま継続使用です。

40km程テスト走行してきた。

早速40km程テスト走行してきました。時々連絡頂く方、基本的に群れないのでいつも一人走行なのですいません。

自宅に戻って早速オイルキャッチタンクのバラし作業開始。

オイルキャッチタンクの中の状態

まだオイルキャッチタンクがほのかに暖かい状態での中身の確認。水分多め、オイルはちょっと固めです。走行距離が40km程度なのでこんなものでしょうか?結局のところ走行中加給圧がかかっている時間に比例してオイル量が増えるのでエンジンを回さないと気温20度以下では水分ばかりが増えます。

オイルキャッチタンクの中の状態。水分がよくわかる

この写真の方が水分がわかりますかね?このときのオイルキャッチタンクはオイル交換前のとき(Mobile1 0W-40RISLONEオイルシールリペア)の状態です。

取り付けたバッフル板の状態

バッフル板の方はオイルは殆ど付着していません。オイルによる目詰まりもなさそうです。

サクションパイプの中の状態

オイルキャッチタンクの中の状態は悪くはありませんでしが、サクションパイプ側はダメでした。オイルキャッチタンクを素通りしたオイルがべったり。

IMG_2842.jpg

付着しているオイル量はそんなでもありませんが、シリコンホースに空気の流れにそってオイルが流れている跡があります。点滴のような感じでオイルがサクションパイプの付着して、吸気される空気の流れによってオイルが流れ吸い込まれたという感じでしょうか?

結果から言うと微妙です。良くも悪くもない状態。ですが、この後オイル交換を行った際、オイルフィラーキャップのパッキン付近にオイルが付着していました。

関連記事:エンジンオイル交換(261,628km)

今回のバッフル板対策でクランクケースの内圧が少し上がってしまったようです。アルミパンチングメタルの目が細かいためちょっと目詰まりしているようなので、今回の対策も失敗とします。(苦笑)

以上、「オイルキャッチタンク対策(4)」でした。

 

ページ移動

ユーティリティ

スポンサーリンク


検索

エントリー検索フォーム
キーワード
例:abs修理、メーターフード自作

過去ログ

Feed