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オイルキャッチタンク対策(3)

オイルキャッチタンク対策(3)

前回の記事に引き続き、オイルキャッチタンクへ細工を行いました。

関連記事:確実にオイルキャッチタンクでオイルを取る方法?!

結論から先に言うと今回の細工は完全に「失敗」でした。(苦笑)

ですがちょっとした実験にはなったので結果としては「良し」かな?

細工をした内容は、

アルミメッシュを使用してアルミバッフル板を包んでみた

上記のようにステンレスメッシュを使用して前回取り付けたアルミバッフルを包むようにして、よりオイルが溜まりやすいように対策してみました。

ステンレスメッシュを半田付けで止めた

ステンレスメッシュは、ステンレス半田と専用フラックスを使用して位置を調整して上記の写真のように止めました。ステンレスが半田付け出来るの楽でいいですね。アルミと大違いです。

上記の対策を行い、サクションパイプ部分などのオイルを洗浄して

375.8km走行した

375.8km走行してきました。

走行後、まだエンジン熱が冷めきらない前にオイルキャッチタンクを外して中身を確認してみると、

ステンレスメッシュのつつ部分にオイルがべっちゃり

取り付けたステンレスメッシュの筒の部分にオイルがべっちゃり。想定内なんですけど、前回とかなり様子が違います。

ステンレスメッシュにオイルが絡みついている

上記の写真にようにオイルがオイルの粘度でステンレスメッシュにからみついています。前回の記事のようにオイルキャッチタンクに溜まったオイルが粘性のない水のようなオイルではなく粘性あるオイルで明らかにオイルの質が異なります。前回と比較するとブローバイガスの未燃焼ガス成分が液状化せず、オイルだけといった感じになりました。

オイルキャッチタンクに溜まったオイル

溜まったオイルの色は前回と変わらずかなり黒い色をしていますが、中に溜まったオイルは現在使用しているエンジンオイルの粘度が0W-40そのものっといった感じでしょうか?

サクションパイプの中の状態。

問題はサクションパイプ内部の状態です。前回よりもべっちゃりオイルが付いています。これはダメですね。

オイルキャッチタンクに溜まったオイル量の計測

タンクに溜まったオイル量を計測してみたところ30mlぐらいでした。走行距離に依存しますがこれまでよりもキャッチ出来たオイル量が減っていますね。

オイルキャッチタンク内部にステンレスメッシュをアルミバッフル板に巻いただけで大きく状態が変わりました。ステンレスメッシュなので通気性がありますがオイルの油膜でメッシュのがふさがって通気性がなくなって本当の筒状態になり、オイルキャッチタンク底部に溜まったオイルがブローバイガス圧でまき散らされてしまったようです。

オイルキャッチタンク内部の底までブローバイガスを押し込む方式はあまり良い結果にならないという事ですね。

今回の対策の失敗を踏まえて、また違うオイルキャッチタンクの対策を行ってみたいと思います。

以上、「オイルキャッチタンク対策(3)」でした。

 

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