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続・パワーステアリングホース交換(BMW E46)

続・パワーステアリングホース交換(BMW E46)

3月の末に日本国内在庫があった漏れの酷いパワーステアリングホース1本を交換後、地球上での争いのおかげでドイツ本国オーダーパーツを待つ事約2か月、残りのパワーステアリングホース3本が入荷したとのことで、本日交換作業を行いました。

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パワーステアリングホース交換(BMW E46)

BMW E46のパワステホースの構成図

パワステホースは上記赤で示された4本あります。前回、漏れが酷かったホースは図の1番のホースで、今回は残りの3本を交換しました。

実際、目視確認で漏れがあったホースは1番と3番で、3番のホースは

パワステホースとスタビライザーが干渉してしまう。

上記の矢印の部分がスタビライザー(赤いパイプ)が動いて干渉し、ホースがこすれて劣化した付近からオイル滲みがありました。装備しているAC-Schnizterのスタビライザーは純正よりも太くなっているので、ホースの位置を可能な限り調整してもどうしても勢いよく動いたときに干渉してしまうようです。(ARC製スタビライザーでも同じ目に合いました。)

図の3番ホースはオイル濡れがあるものの、「まだ何とか大丈夫そう?!」だったのですが、スタビライザーにパワステオイルが付着するぐらい滲みが酷くなってきたので、

パワーステアリングホースを液体ガスケットで応急処置

ホースを交換する前提で応急処置として液体ガスケットで漏れがある部分を修理しました。この応急処置後、しばらくは漏れも無かったのですがホース自体の構造の問題なのか、やはりオイル滲みが進んでしまっていました。

パワーステアリングホースを交換作業

作業は毎度のStudie横浜さん。地球上での争いの影響でドイツ本国から船便になるので2~3か月かかる予定でしたが、実際には2か月弱ぐらいだったでした。

パワステホースの一部を外した状態

まずは難所の2本の交換から。パワステオイルクーラーに繋がる2本を外すのがかなり難所の上、この車はスーパーチャージャーのパイピングをパワステホースの側を通しているので更にスペースが無い状態。森メカと帆足メカ二人がかりで難所を乗り越えてくれました。(笑)

本国オーダーで届いたパワステホース

本国オーダーで到着した残り3本のパワステホース。何故か一部形状がかわっていました。(その理由は本ブログ末尾で)

取り外したパワステホース

取り外したパワステホースです。記憶が正しければ一度交換しているはず?!多分、2006年ぐらいかな?このホースは図の3,4番になります。

パワステオイルタンク下に繋がるパワステホース。かなり痩せていた

 図の14番のパワステホースを取り外した状態。パワステオイルタンク下側に繋がる部分はホースバンドで絞められてかなり痩せた状態なっていました。(黄色いキャップは新品から移植したものです。)

Studie横浜帆足メカに確認してパワステホースを組んで頂きました。

帆足メカに細かく各所を確認しながら組んでもらいました。

BMW E46干渉対策済みパワステホース

BMW E46干渉対策済みパワステホース

今回交換したパワステホースですが図の3番のホースの長さが長くなり、更に干渉防止用のゴムの塊が付属していました。BMWも対策品を出しているようで、この部分のホースが長くなったのでスタビライザーに干渉する事がなくなりました。また、ホース途中にゴムの塊によってスタビライザーと干渉してもホースが保護されるようになっていました。いつから対策されたのかわかりませんが対策品を出すということはトラブルが多かったということですね。

これでオイル漏れはすべて解決したので、またしばらくは大丈夫かな?

以上、「続・パワーステアリングホース交換(BMW E46)」でした。

 

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