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触媒、O2センサー洗浄目的のガソリン添加剤wynn's Catalytic Converter & Oxygen Sensor Cleanerを試す

触媒、O2センサー洗浄目的のガソリン添加剤wynn's Catalytic Converter & Oxygen Sensor Cleanerを試す

ここの所O2センサー(ラムダセンサー)の動作が怪しい事が何度かあったため、O2センサーの洗浄を目的とするガソリン添加剤を色々と調べてみました。(当方の車は常時ラムダセンサーの状態をモニター出来るようになっています。)
ネット上で結構色々なメーカーからO2センサーを洗浄目的とする添加剤が販売されているのですが、数少ない情報から「かなり強力」であろうと推測されたwynn's Catalytic Converter & Oxygen Sensor Cleaner(ウィンズ 触媒コンバータ & O2センサークリーナー )を試してみました。

wynn's Catalytic Converter & Oxygen Sensor Cleaner

日本国内での具体的なレビューは2つ程しか見つかりませんでしたが、1名の方は予防で満タン投入したらO2センサーが壊れた、もう1つのレビューは「O2センサーが原因の警告灯がこの添加剤によって消えた」というものでした。

メーカーからの注意書きには「本製品は非常に高い効果を発揮しますので、高年式、過走行(100,000km以上)の車に使用する際には、機械的なトラブルや不良が無いことを確認の上、使用してください。」っと製品がかなり強力であることを意味する注意書きがありました。(私の車は高年式&25万キロも走行してますけどね....苦笑)

現状のO2センサーの怪しい動作は、2バンクある片バンク側がフルブースト状態で加速すると失神してしまうという(笑)状態で、ちょっと訳あって多分ブローバイガスのオイルがO2センサーに付着しているのが原因かと思われます。普通にしばらく走っていれば付着したオイルが落ちてO2センサーが蘇ってくるのでセンサー自体の破損ではなくO2センサーの汚れによる原因だと推測しました。

wynn's Catalytic Converter & Oxygen Sensor Cleanerですが、普段使用しているガソリン添加剤と比較すると超高額です。通常のガソリン添加剤はインジェクターや吸排気バルブ、燃焼室のカーボン除去を目的としているので、ちょっと用途が大きく異なる添加剤のため価格が異なるようです。

せっかく高額なガソリン添加剤を使用するので長距離定速度走行が一番効果があるだろうということで、約300km高速道路600円コースを走行してみることにしました。

ガソリンスタンドでwynn's Catalytic Converter & Oxygen Sensor Cleanerを投入

使用方法は、汚れがひどい場合は30リッターに1本、予防には満タン給油に1本との記載がありました。(満タン状態のガソリン容量の記載はありません。)

wynn's Catalytic Converter & Oxygen Sensor Cleanerの説明書

300km走行するのに30リットルでは足りないので、こちらの方法で実際のガソリン残量を調べて、添加剤を投入後、40リットルになるように給油後、いざ出発!

サービスエリアでの休憩1

サービスエリアでの休憩2

サービスエリアでの休憩3

サービスエリアでの休憩4

途中、サービスエリアによって休憩しつつ、ほぼ定速で走行。自分の車は制限速度120km/h区間では5速3000回転キープで走行出来るのでガソリン添加剤を非常に効果的に燃やすことが出来ます。

あくまでも私感ですが、これまでの色々なガソリン添加剤をテストした結果、ガソリン添加剤は高回転で回してなるべくガソリンの消費量を多めにするよりも、一定回転キープしながら長距離走る方が効果があると思っております。(っと言ってもカーボン除去系のガソリン添加剤(TurbulenceやワコーズのFuel 1、AtoZのFCR-062等)の場合でマフラーから排出されたカーボンの粒がリアバンパーに付着した状態を見ての私感です。)

添加剤を入れて308km走行後のバンパーの状態

ガソリン残量10数リットルで帰宅しました。走行距離は308km。

リアバンパーの状態ですがこちらTurbulence(タービュランス)GA-01と比較すると殆どカーボンの粒などは付着しておりませんでした。タービュランスだともっとかなり細かなカーボン粒がマフラー周辺に付着するのですが、wynn's Catalytic Converter & Oxygen Sensor Cleanerではほとんど付着しておりません。やはり用途が異なるガソリン添加剤だからでしょうか?

また、走行中O2センサーの状態をモニターしていたのですが、問題のあった片バンク側のO2センサーが、アクセルオフ&燃料カット状態でも燃料が薄くならない状態となって少し焦りましたが、しばらく走り続けたら両バンク共に同じようなラムダ値を示すようになりました。この症状がwynn's Catalytic Converter & Oxygen Sensor Cleanerによる効果だったのかは正直わかりません。

今回使用したwynn's Catalytic Converter & Oxygen Sensor Cleaner

その他、気になった点としてはガレージに戻った後、これまで嗅いだ事のない、いつもと異なる焼けた臭いがしました。多分wynn's Catalytic Converter & Oxygen Sensor Cleanerによるものだと思います。

また、ガソリン添加剤ということで、オイルの汚れの状態を確認してみました。

IMG_9972.jpg

添加剤を入れるBEFORE/AFTERをオイル量を確認時にオイルデップステックを拭いたウエスの状態(一晩おいた状態)をで比較したみました。

オイルデップステックの汚れが付着してウエスが黒くなった感はありますが、wynn's Catalytic Converter & Oxygen Sensor Cleaner添加剤で300km程の走行ではオイルの状態は殆ど変化がないように見受けられます。

今回、O2センサーが原因の警告灯が点灯していた訳でもなく、O2センサーの状態(示している値)に問題があったのでwynn's Catalytic Converter & Oxygen Sensor Cleanerを使用してみましたが、約300km走行後、O2センサーの状態が大きく変わった感はなく、正直はっきりとした効果はわかりませんでした。

また、後日何か変化があったら本ブログに追記していきたいと思います。

 

以上、「触媒、O2センサー洗浄目的のガソリン添加剤wynn's Catalytic Converter & Oxygen Sensor Cleanerを試す」でした。

 

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