続・E46クーペのリアクオーターガラスのパッキン修理
続・E46クーペのリアクオーターガラスのパッキン修理
先日、左側のサイドフレームプレート内部のリアクオーターガラスのゴムパッキンの交換を行いました。
本日、やっと重い腰を上げて右側の交換を行いました。
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右側は上記のように左側ほどボロボロではありません。経年劣化は見られますがゴムパッキンの原形は保っています。(笑)(窓下のシールブレストはこちらの記事で3年前に交換済みです。)
ですが右側も時間の問題でゴムパッキンが崩れ落ちても不思議ではありませんん。できれば左側と同時に交換したかったのですが、なかなか着手したくない理由としてはとにかく作業が面倒。
そんなわけでサイドフレームプレートの脱着を開始。プラスドライバーと六角レンチでビスを外すだけですが、私の車はリアにロールバーもあるため作業は簡単ではありません。
といいつつも左側の脱着でかなり悪戦苦闘したおかげで20分程度で右側のサイドフレームプレートの取り外しが行えました。
ゴムパッキンはかなり頑丈な両面テープで固定されているので取り外すのも一苦労。さらにサイドフレームプレート側に残った両面テープを剥がして、両面テープの糊も綺麗にするのが結構大変です。
上記はサイドフレームプレートから取り外したゴムパッキンです。残念ながらこの部分だけパーツは販売されておりません。純正パーツを使用する場合、サイドフレームプレート丸ごと交換するしか手段が無いので前回購入したあまりのパッキンMW78348 を使用します。
ちなみに上記の写真は先日取り外した左側です。経年劣化でゴムが崩れ落ちてしまっています。
前回ebayで購入したこちらのゴムパッキンを使用します。前回左側で使った残りで十分対応できる長さです。MW78348 1パッケージで1台分といったところでしょうか。(左右交換して30cmぐらい余ります。)
海外のフォーラムの先駆者達の話では交換するパッキンのサイズが重要との事。なんでもよいわけじゃないそうです。日本国内で入手可能な代品を使おうかとも考えましたが、先駆者達の中で交換に成功している人が使用した物と同じゴムパッキンを入手しました。
MW78348は非常に柔らかくてハサミで簡単にカットする事が出来ます。取り付けする際、上記の耳の部分(丸い耳が出ている方)を切り落とし、切り落とした耳がサイドフレームプレートに対して下側になるように配置します。
MW78348のはめ込みは上記のサイドフレームプレートの後ろ側から始めて、MW78348の耳の部分を押し込み、取り外したゴムパッキンに置き換わる長さまで配置して、配置したMW7834を押し付けながら両面テープのシールを隙間から剥がして取り付けます。終わりの部分は上記のように少し長めにして車両に取り付ける際にハサミでカットします。
車両に対してサイドフレームプレートは後ろ側から前にはめ込み、クオーターガラスに交換したゴムパッキンが挟まらないようにスライドしてはめ込みます。コツがわかると簡単に取り付けが出来ます。
サイドフレームプレートをはめ込んだらねじ止めして固定します。ネジはサイドフレームプレートの中央付近、前後、その他の順番で少しづつ締めていきます。(計片側17本ネジがあります。)
前後の窓枠内側部分のゴムパッキンをもとに戻して、左側同様、右側も無事交換完了です。
サイドフレームプレートの脱着のコツさえつかめば難しくないかと思います。左側は初めて外したのでなかなか苦戦しましたが今回は意外と楽でした。使う工具(隙間に入る工具)がわかっているだけで全然作業の進みぐわいが違いますね。
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前回サイドフレームプレートの左側を交換後、水の侵入が不安だったので洗車時に高圧洗浄機を恐る恐る当ててみたのですが全く問題ありませんでした。今回も交換時、クオーターガラスとの隙間を細かく確認したので多分大丈夫かな?
あとは交換したゴムパッキンMW78348が「どのぐらい持つか?」です。フォーラムではどのゴムパッキンに交換したか定かではありませんが「数か月経過したけどまったく問題ない」などの書き込みがありましたので、水が入るようなトラブルさえなければしばらくは大丈夫かと思います。
以上、「続・E46クーペのリアクオーターガラスのパッキン修理」でした。