カーナビ台座の取り外し(BMW E46)
カーナビ台座の取り外し
車を購入してから21年。これまでカーナビを4台装備してきましたが、その中で一番ロングライフだったのがパイオニアのHDDナビでした。
昔、このホームページで記載していた更新履歴に上記のHDDナビをDIYインストールうぃたときの写真が残っていました。記録では2002年の12月23日で、いまから19年も前なんですね。^^;
この当時、DVDナビが主流の中、パイオニアが初めてハードディスクナビをリリースしたのがこれ。かなり高額だったんですが、ディスカウントショップをClub E34の方のM5に乗せて貰って10万近く安く購入したのを覚えております...。
上記のHDDナビですが、メーカーの地図の更新も終わり、数年放置気味でそのまま使用しいたのですが、いよいよ内部のHDDが故障したときにパイオニアのポータブルナビに置き換えました。
その時、HDDナビの取り外し作業をDIYで行ったのですがHDDナビ装備後にリアにロールバーを入れてしまい、簡単にHDDナビの台座の取り外しが行えいなかったので放置したままでした。
今回、他の作業を含めてカーナビ本体の台座の撤去を行うことにしました。
台座の取り外しですがリアのロールバーを外さないと、リアのダッシュボードが外れないので、前シート撤去からの大作業となります。
左右のレカロシートの撤去。レカロシートでも通常のリクライニング付きシートなので純正シートよりは軽いけど、結構腰に来ます。(苦笑)
左右のレカロシートを取り外しました。シートにはベルトセンサー等のハーネスが接続されています。
時々接触不良を起こすのハーネスごと交換してしまおうかと思ったのですが、電動シートだったため、複数の配線が来ていました。運転席側はベルトセンサーだけなので配線は2本だけのはず。面倒なのでそのまま継続使用します。
ACシュニッザーのロールバーを取り外します。E46クーペはリアの剛性は弱いのでリアのみの製品を作ったんだと思います。
ロールバーは車検時のように取り外す必要がないのでこの状態で放置。
リアのダッシュボードを取り外しました。付随するCピーラーやリアシートサイズパッドなども取り外しました。
これでやっとHDDナビ本体の台座をやっと取り外しすることができます。
リアダッシュボード下の防振材、吸音材を取り外しました。
防振材はボロボロ(写真の板チョコみたいなやつです。)で吸音材に残骸が張り付いてしまっています。
リアダッシュボード下の防振材は少し触ると粉々になるのですべて撤去し、掃除機で粉となった防振材を吸い取りました。
リア、ダッシュボードしたのボディの状態。補強は若干入っていますが、かなり薄い鉄パネルで作られています。これではE46のリアの剛性が悪いのは当然ですね。E46ではリアのストラットタワーバーを入れると極端に状態が変わる理由が良くわかります。
リアダッシュボードも日焼けして紺色になっています。(苦笑)上記の3か所の部分には光ビーコンユニット、太陽光オゾン発生器などを置いていた跡です。(苦笑)
スモークフィルムが貼ってあるので、上記のようには目立ちません。
ロールバーを取り外したついでにリアサイドパネルに埋め込まれているスピーカーを撤去します。このスピーカーは純正の10スピーカーシステムの残骸で、配線未接続なので音が出ていません。
スピーカーのみ取り外しました。
取り外したスピーカーはリアサイドパネルにネジ止めするように作られています。ネジの部分のみをスピーカーから取り外します。
接着剤で固定されているようですが、裏の隙間からマイナスドライバーを入れて綺麗に外すことが出来ました。
スピーカーから取り外したこちらのリング部分のみをリアサイドパネルのスピーカーを取り付ける部分に再利用します。
リアの吸音材は少しカビっぽかったので、殺菌灯で消毒しました。青い光が殺菌灯です。
関連リンク:
吸音材を元に戻しました。元にもどしていきます。
リアのスピーカー。Pioneer カロッツェリア TS-F1620です。現行はFS-F1640なので2世代前ですね。
リアダッシュボード周りは完成です。
リアシート周りとロールバーの組み上げ完了。
せっかくなので念入りににシート下の掃除を行いました。
上記が、今回提出したHDDナビ本体固定用に使用していた台座一式です。
続いてリア左側のCDチェンジャーを設置するステー一式を撤去することにしました。将来的にもこの部分を使用することはないでしょう。(笑)
関連記事:
BMW E46 音が出ない原因(Hi-Fiオーディオシステム)
BMW E46の10スピーカーシステムの構成
もともとHI-FIアンプがあったのでCDチェンジャー撤去後も残していましたが、HI-FIアンプも撤去して必要ありませんので、配線のみタイラップで固定し、その他取り外せるものはすべて外しました。
取り外したパーツ一式です。
色々と不必要なパーツが付いたままだったので、重い腰を上げて大作業を行いました。
以上、「カーナビ台座の取り外し」でした。