BMW E46 エッジプロテクションをまた修理
BMW E46 エッジ プロテクションまた修理
このブログで何回目ですかね?ここ治すの。(苦笑)
ブログを遡ってみたところ直近では昨年の5月に直していたので、今回は丁度1年で残念ながらエッジプロテクションが剥がれてきました。(苦笑)
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「両面テープで止めているのが悪い」って話もあるんですけど、2~3年サイクルでの貼り換えならば「掃除がてら貼り直しも良いのかな?」なんて思っていたんですけど今回はちょっと事情が異なりました...。
そもそも1年で剥がれたのは別な理由だったんです。(詳細は後程)
毎度の事、100円ショップキャン★ドゥで入手可能なアクリルフォームの両面テープを4つ入手。
両面テープを貼る部分をシリコンオフで脱脂します。両面テープを剥がした後ですが想像以外に黒くなり汚れていました。そもそものゴム素材が削れたのかもしれませんが...。
シリコンオフは確実にふき取る必要があります。少しでも残っていてはだめです。手元にシリコンオフがなければパーツクリーナー等でもOKですが、とにかくしっかりと両面テープを密着させるため油分や埃が付着しないようにします。
こんな感じに両面テープを貼る部分を綺麗にします。
両面テープを貼ります。片側で大体1本半ぐらい必要になります。そして両面テープを貼る前に両面テープをしっかり貼り付けるために養生テープをあらかじめ切って用意しておきます。
両面テープで貼り付けながら養生テープで抑え込んで少し間隔をあけながら全体的に貼り付けます。アクリルフォームの両面テープはかなり強力ですが、エッジプロテクションの重みがあるので確実に止めるには養生テープで24時間、両面テープが完全に止まるまで補強しておきます。
っと、まあここまでは昨年というかこれまでと同じだったのですが...。
翌日、「流石にもう大丈夫だろう」っと丸一日以上時間が経過してから養生テープをゆっくりと丁寧に両面テープが剥がれないよう剥がしていきましたが、ものの数時間で左右両方共両面テープが剥がれてしまいました。
原因としてシリコンオフでの脱脂後の拭き上げがダメだったのか?っと思いつつも、よくよく剥がれた両面テープの状態を見てみると、どうも車両本体側とエッジプロテクションに隙間が出来てしまっており、しっかりと両面テープが付いていない状態になっているようです。(この時は気が付かなかったのですが理由は別です。)
そこで、今度は少し厚みがあるアクリルフォームの両面テープを入手しました。キャン★ドゥで入手したアクリルフォームの両面テープの価格がなんと5倍近くもするスコッチ製超強力両面テープKPR-12です。
キャン★ドゥのアクリルフォームの両面テープと比較すると0.2mm程厚みがあります(1.1mm)。想像以上にエッジプロテクションに重みがあるので両面テープを貼って車両側と隙間があると、隙間の部分から徐々に剥がれ落ちてしまうようです。
ブランド物のスコッチ製はキャン★ドゥのアクリルフォームの両面テープよりも強力という思いから再度貼り直し。養生テープは再利用です。(笑)
左右両方を貼り直して、同じように養生テープをして両面テープが剥がれないように保護した状態で丸一日放置。キャン★ドゥの両面テープのときのと同じように養生テープを剥がしてみると、右側を剥がし終わってから左側を剥がし、その後右側を見てみると、ものの10分程でエッジプロテクションが剥がれ落ちていました。(苦笑)
両面テープが付かない理由は別にある
結論から言うと、キャン★ドゥのアクリルフォームの両面テープvsスコッチ製超強力両面テープKPR-12では、キャン★ドゥのアクリルフォームの両面テープの方が強力ということになるのかな?(苦笑)
両面テープのテストしてる訳じゃないのですが(笑)、剥がれた落ちたエッジプロテクションから両面テープを剥がして確認してみるとキャン★ドゥのアクリルフォームの両面テープと同様にスコッチ製超強力両面テープもエッジプロテクションとボディ側に隙間が出来ていた部分があるようで、両面テープの密着しない事が原因と判明。
厚めの両面テープなら大丈夫かと思いつつも、どうも原因として考えられるのはエッジプロテクションの素材自体が経年劣化で固くなり、以前のように柔軟性がなくなってきたようで、両面テープを隙間を埋めるように押し付けながらエッジプロテクションを貼り付けると、押し付けられた直後は密着しますが時間とともにエッジプロテクションの硬さにより両面テープが剥がれてしまうようです。
そもそもE46クーペのエッジプロテクションは構造的に経年劣化で剥がれ落ちるのは避けられないず(エッジプロテクションを爪などでひっかけるタイプにして欲しいですね。)、糊付けしている時点で剥がれる事が前提となっているんだと思います。
その理由としては、ルーフの内張の張替えを行う際に剥がす必要があるからだと思われます。なのでエッジプロテクションを強力な接着剤で貼り付けてしまうとルーフ貼り換え時に大変な事になるので、どこぞのブログで紹介されているセメダインX等を使用するのは最後の一発という感じでしょうか?
エッジプロテクションはパーツ自体の供給はまだあるようですが、高価なうえ入手不可能となった場合を考えると脱着可能な道筋を残しておいた方が良いのかな?
自分の車はルーフの内張の貼り直しを1年ぐらい前に終えているので、「セメダインX最後の1発」(笑)でもOKなんですが、色々と考えた結果、今回は水槽などに使うバスコークNの黒を使ってみることにしました。
住宅などで使われるコーキング剤は隙間の水の侵入を抑えるにはもってこいの素材でバスコークNはシリコン系のコーキング剤なので、硬化したコーキング剤の上から塗装や何か塗る事は出来ません。耐熱性は高く、耐紫外線はどの程度もつのかわかりませんが、エッジプロテクションの貼り付けにはもしかすると最もベストな物かもしれません。
その他、用途が車用ではないので振動にどのぐらい耐えるかわかりませんがエッジプロテクションの色に合わせた黒もあったので今回接着剤のかわりにバスコークNを使ってみることにしました。
バスコークNを塗ったところの写真を撮り忘れましたが、バスコークN付属のノズルを使用して少し盛る感じで(取り付けた時にバスコークNが隙間を埋める感じに)、はみ出さないように丁寧にエッジプロテクション側に塗りつけました。
両面テープとは違って硬化前は粘着力がまったくありませんので少しづつ養生テープを貼ってエッジプロテクション全体を固定していき、さらに写真のようにエッジプロテクションの重さで剥がれないように養生テープを上から貼って固定しました。
バスコークNの表面は数時間で硬化しますが、内部まで完全に硬化するように24時間放置してから養生テープを剥がすほぼ完ぺきにエッジプロテクションが付きました。(バスコークNの硬化は気温によって異なるので冬場はなどの気温が低いときはもっと時間がかかります。)
バスコークNが硬化するとバスコークN自体に少し弾力があるのでセメダインXなどと違ってカチカチになりません。エッジプロテクションの固定には良いのかもしれませんね。
エッジプロテクションの修理後、少し走行してみましたが特に剥がれる様子もなく完璧に接着できた事を確認。調子にのって上記の写真の部分も昔G17で貼り付けた部分が少し剥がれてきていたので再度バスコークNで貼り直ししました。
バスコークNでしっかりとエッジプロテクションが貼り付け出来ました。
一応用途が違うのでしばらく様子見ですが、落ちる気配は一切ありません。(笑)
バスコークNでのエッジプロテクションの貼り付けについては、また経過報告したいと思います。
ちなみにバスコークNですが1本で左右上から前のエッジプロテクションと片側ドア分ぐらいは貼り付け出来ます。全部貼り直しするには50mm容量1本だと足りないかと思います。
以上、「BMW E46 エッジ プロテクションまた修理」でした。