念願のスマートルームミラー(取付編)
念願のスマートルームミラー(取付編)
前回のスマートルームミラー購入編に続きます。
関連記事:
リアカメラの取付ですが、サト氏マンM3さんにお伺いした所、リアのハイマウントストップランプの部分へ取付たとの事。(サト氏マンM3さん写真までアップして頂き、ありがとうございました!)
ハイマウントストップランプから天井の隙間をケーブルを通して、ルームミラー付近までカメラの配線を通す必要があります。
上記のハイマウントストップランプ部分にカメラを取り付けます。
スマートルームミラーを取り付けるには上記2本の配線が必要となります。
大雑把ですが、赤がカメラ信号ライン、青が電源ラインです。
スマートルームミラーカメラ信号線の取付
購入編にも記載しましたが、自分の車の場合リアにAC Schnitherのロールバーを取り付けているのでBピラーの取外しがロールバーを外す必要がありますが、何とかケーブルを押し込んで通してみました。
その他、カメラにはカメラ映像信号以外に赤い線が付いておりますが、この線はリバース信号用でリバース信号を入れるとカメラに線が表示されるようですがこの機能は必要としないので未接続としました。
インストールマニュアルには、リバース信号はプラス接地なのかマイナス接地なのか記載がありませんでしたが、多分バックランプのプラス信号へ接続すればリバース時カメラに補助線が表示されるようになるかと思います。
早速作業です。まずはCピラー。この部分は簡単ですね。全部外さなくてもケーブルを通すだけならばこんな感じでなんとか。
後々を考えるとカメラ信号線を所々でタイラップで固定しておいた方が良いです。
リアサイドウィンドウのモールの隙間をカメラ信号線を押し込み、Bピラーの部分も隙間へ押し込んで、フロントドア上付近。少しずつ押し込んでいきます。
続いてAピラーです。Aピラーは日焼けしてすぐに割れてしまうので、Aピラーのネジを隠すカバーはピンバイスのマイナスドライバーなどの先の薄く細い物を差し込んで丁寧に押し上げていきます。
無事、爪を折らずに取外せました。この部分は交換してから2~3年経過しているかな?
カメラ信号線をエアーバックの裏側を通します。
カメラ信号線を表側から抜いて、スマートルームミラー本体までのケーブルが届くように長さを調整して、Aピラー部分にあまったカメラ信号線を他の配線と同じように埋め込みました。(くれぐれもエアーバックの妨げにならないように注意が必要です。)
スマートルームミラー本体の中央上部にカメラ入力と電源端子がありますので、ミラーを仮付けしてケーブルの長さを調整します。
スマートルームミラー電源ライン
これまで使用してきたドライブレコーダーの電源ラインがそのまま使用できるかと思っていたのですが、スマートルームミラーの電源コネクターはUSBミニタイプでマイクロUSBではありません。多分、マイクロUSBのコネクターでは必要とする電源容量が足りないのでUSBミニを採用したんだと思います。
まずは、古い電源ラインを取外し作業を行いました。
上記の図の青いラインになります。
普通の車両ならばこの部分の配線は対して難しくないのですが、自分の車両はMotecによるエンジン制御を行っているため、エンジンへの配線がすべて室内まで配線されているため容易ではありません。
まずはこれまで使用していたドライブレコーダーの電源に接続しているUSB-マイクロUSBケーブルの取外し。
シフトレバー付近をばらした状態。この部分だけでもかなりカオス状態です。沢山の機器への配線が重なってはいますが、サーバラックの配線などで慣れているので自分的にはこれでも結構明確にすっきりとしている方かな?!(笑)
FETリレーによるアクセサリー電源の配線からドライブレコーダーへ接続しているUSB-マイクロUSBケーブルを取り外します。
今回のスマートルームミラーの電源コネクターはUSBミニなので、L型(左側にケーブルが出るタイプ)をアマゾンで購入。
購入したケーブはこれ。
もう少し長いケーブル(3m)が欲しかったのですが1.8mしか見つからなかったので、手持ちのUSB延長ケーブルとこのL型ケーブル1.8mで電源ラインの取付を行いました。
ケーブルが届いたのが夕方になってしまいましたが、薄暗い中、電源ラインの配線再々です。(笑)
電源ケーブルも仮付けしたスマートルームミラーからAピラーを通して、エアーバックの裏側を通して上記の部分まで引っ張りだして、ケーブルを内張剥がしなどを使用して押し込んでグローブボックス部分へ通します。
グローブボックスを外した所。この部分の配線が一番カオスかな?
Motecとエンジンをつなぐ全ケーブル、ブーストメーター、APRなどなど、凄い状態ですが、この部分を他のケーブルの邪魔にならないようにスマートルームミラーの電源ケーブルを通してシフトレバー付近まで通しました。
リアカメラを養生テープで仮止めして、一通りの配線を確認の上、電源投入!
一発で動作しました!
リアカメラを取り付ける位置を調整し、電源を切って再投入した所、USB電源のヒューズが飛んでしまいました。これまで使用していたドライブレコーダーの電源は容量2Aで常時100mA程度しか流れていなかったので全然容量が足りないようです。
スマートルームミラーも起動時は結構1A近くは流れるのかな?
これまで使用してきたドライブレコーダーの電源を取り外してきました。
深夜に近所のドン・キホーテ迄出向き上記の3.4A容量のUSBDC-DCシガーアダプタを購入。
カシムラ DC充電器 リバーシブルUSB2ポート 3.4A 自動判定タイプ (ブラック) AJ-557
スマートルームミラーに付属していたシガー電源の出力は5V2.5A出力の物だったので、これならば容量的に余裕なはず。
実際には2.5Aも流す事はないと思いますが、取り急ぎ電源の再作成を行いました。
ちなみに「なぜこれにしたのか?」っというと2.4Aの商品が多かったのですが、2.5A以上で、一番安く購入できたからです。^o^v
購入直後、早速ばらします。(笑)
この時点で保証は効かなくなりますので、すべて自己の責任で。
USB端子が1つの物がよかったのですが、良いものが見つからないのでこのシガー電源を動作して必要な5Vが引ける部分のみを使用します。
手持ちのいらないUSBメスコネクターを接続して完成。
USBファンを負荷として接続し、電源連続投入(1時間ぐらい)を行いヒシチューブでくるんだん本体の熱を計測し、ほぼ動作に問題のない事を確認。
早速、車に装備して12Vを5vに変圧してスマートルームミラーは何アンペアぐらい消費するのか計測してみたところ0.4Aでした。
消費電力は約5wぐらいですかね?
起動時は1Aぐらいは流れるのかな?大体想定の範囲内ぐらいでした。
以上、「念願のスマートルームミラー(取付編)」でした。