RDD製フロントブレーキディスク&ベル交換
- 2019/03/01 13:46
- カテゴリー:メンテナンス記録, Studie(ショップ)
- タグ:#bmw, #e46
RDD製フロントブレーキディスク&ベル交換
前回のブレーキディスク交換時に、ちょっと気になっていたフロントブレーキのベル(ハブ)の傷み。
2ピースローターのブレーキディスクを交換したのが2016年の10月だからまだ2年。
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ブレーキディスクも全然寿命も残っているし大きな不調もありませんが、ブレーキベルに少しクラックが入っているのを見つけ。時間があるときに交換しようと思い、今回フロントブレーキディスクベルの交換を行いました。
自分のAP Racingブレーキ(フロント6POD/リア4POD)は、当時車種別のブレーキキットが販売されていなかった時代に取り付けたので、ワンオフパーツの寄せ集めでブレーキを構築してあります。
そのためキャリパーやブレーキディスクは汎用品ですが、キャリパーの座やフローティングブレーキディスクのベル(ハブ)部分は、ワンオフ品(一品物)を多用しています。
今回、ベルの交換に関してRDD(Racing Disc Development)さんに相談したところ、現在付いているディスクを送ってもらえば採寸してワンオフ可能とのことなので、1月末にディスク&ベルを取り外して郵送して採寸は一泊二日で完了。
その後、待つこと一か月、ベルが完成したとのことで、本日、取付作業を行いました。
取付作業のためにStudie横浜店に入庫。
こちらがRDD製、ベル(ハブ)&ディスクローター。
ブレーキベルの色は選択できたので今回は黒(タフラム表面処理)にしました。
これまでの使用していたベル&ディスクはフローティングタイプの物を無理やりセミフローティングディスクにしていましたが、今回ははじめからセミフローティングディスクタイプなのでベルとローターに遊びがありません。
RDD製での正確な名称は、「クリアランス無しハウジングフローティングフィッテング仕様」と言うらしいです。
これまで付けていたベル&ローターを完全なフローティングタイプとしてベルとローターの締め付けに遊びを設けて取り付けると、とてもじゃありません、街中で運転できるようなものではありません。(笑)
知らない人が乗ったら、「壊れている?」っと思うようなものすごい音がしますし、歩道で歩行者が振り返るぐらいの異音がします。(笑)
RDD製ベルの裏面です。
肉抜きされていて美しいです。
これまで取り付けていたベル&ローター。
クラックはベルの裏面、ローターを止めるネジ穴付近に入っており、この状態からはわかりません(ネジを外さないとわからない)が、金属疲労的な感じのクラックでした。
新しいベル&ローターとこれまで使用していたベル&ローターを比較。
ここで古いローターと新しローターを手で持って重さの比較をしてみた所、RDD製の方がかなり軽いかったので体重計を借りて重量計測をしてみました。
上記がこれまでのディスク&ベル、8.6Kgありました。
でこちらがRDD製のディスク&ベル、7.9kgで700g軽量となりました。
バネしたの700gの軽量化はかなり大きな変化があるかな?!なんて期待w
採寸して作ってもらったのでサイズ・取付に問題なしです。
ブレーキローターのみの交換ではないので作業は楽ちん。
右側のブレーキディスクの取付完成。
ローターにもRDDのロゴが入っています。
ベンチレーテッドローターの状態はこんな感じです。
フィンに少しカーブが付いているタイプですね。
ブレーキローターは丸2年(DIXCEL製)、ベル(ハブ)は13年、長い間お疲れ様でした。
ベルの色がかわると少し印象がかわります。
テスト走行も問題なく取付完了です。
まだディスクのあたり(300kmぐらい走らないとダメかな?)をつける段階で深く踏んでませんが、バネ下700gの軽量化は乗った直後は「これまでとなんか違う」っとわかりましたが、極端な変化は感じませんでした。^^;
ローター&ベル交換直後の帰りの高速道路では、ステアリングホイールからの振動が若干軽減したように感じられました。
ベル交換と700gの軽量化の恩恵だと思いますが、もう少し走行して様子をみてみたいと思ってます。
以上、「RDD製フロントブレーキディスク&ベル交換」でした。