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最強のオイルキャッチタンク(オイルセパレーター)?

最強のオイルキャッチタンク(オイルセパレーター)?

これまで、このブログの中で何度もオイルキャッチタンクの記事を書いてきました。

自称、オイルキャッチタンクオタクな私ですが(笑)、これまでクスコ製、HPI製、メーカー不明なオイルキャッチタンクを改造して、繰り返しテストしてきましたが、先日アマゾンでこれぞ最強と思われるオイルキャッチタンクを発見したので、早速購入してみました。

そのオイルキャッチタンクはこちら

Heinmoアルミニウム合金ユニバーサルシリンダーカーオイルタンクタンクブリーザーキットキャッチスライバー

これまで数々のオイルキャッチタンクを使用してきましたが、オイルキャッチタンクを装備する最大の目的であるブローバイガスに含まれるオイルミスト成分をセパレートするような機能が付いている製品は数えるぐらいしかありません。

また、ブローバイホースに割り込ませて使用するオイルキャッチタンクですが、どの製品も密閉性や耐圧に問題があります。

特に溜まったオイルの量が外部から見る事ができるゲージが付属しているタイプのオイルキャッチタンクはゲージ部分からの漏れなどがあり、経年劣化などによってオイルキャッチタンクから漏れも発生してしまい、なかなか良い物がありませんでした。

特にこれまで使ってきたオイルキャッチタンクはメンテナンス性を一切無視した作りの物ばかりです。

有名メーカー品であってもオイルの捨て方すら記載されてないし、ドレンが付いていてもオイルキャッチタンクの配置場所によっては完全に一度オイルキャッチタンクを取り外す必要があるものばかりでした。

オイルキャッチタンクのオイルレベルゲージ

今回購入したオイルキャッチタンクは内部に溜まったオイルミスト成分、水分を上記の写真にあるオイルレベルゲージで調べることができるようになっており、密閉性が大変優れております。

オイルセパレーター部分のネジ穴

また、オイルキャッチタンクの中(オイルセパレーター部分)から内部を覗く事ができるようにも作られています。

この覗き窓(ネジ穴)があるだけで、実際にブローバイガスの状態を目視確認できるというのは非常に良いです。

オイルキャッチタンクのオイルセパレーター部分

オイルセパレーター部分は、上記の写真のようにメッシュネジ(黒い部分)が2層になって付けられており、オイルセパレーターのイン・アウトが明確にされております。

※内部のメッシュネジ(黒い部分)が付いている側のホース接続がイン側にななります。

オイルキャッチタンクのオイルを溜める部分

本体のオイルが溜まる部分はかなり肉厚で作れており、ゴムパッキン付きでねじ込み式となっています。

溜まったオイルをレベルゲージで確認し、オイルが溜まったら上記の部分を取り外して捨てるといった感じでしょうか?

他のオイルキャッチタンクのようにドレンが付いている物もありますが、こちらの非常にシンプルに出来ており、メンテナンス性に大変すぐれていると思います。

何より、オイルキャッチタンクの気密性を失くことなく、オイルキャッチタンク内部を洗浄できるというのは非常に良いと思います。

オイルキャッチタンク背面

本体の取り付け部分もアルミ切り出してしっかりした作りとなっています。

オイルキャッチタンクに付属していた9mmのニップル

ブローバイホースを接続するニップルですが、2種類9mm用と15mm用が付属しています。(写真は9mm用です。)

製品は多分、中国製だと思います。内部のバリ、細部の作り、キズなどは結構ありますし、安価なオイルキャッチタンクではセオリー的な(笑)付属してくるホースはまったく使い物にならないし、強烈な臭いがするというおまけ付き(笑)ですが、機能的に非常によく出来たオイルセパレーター機能をもったオイルキャッチタンクだと思います。その他問題点としては結構重量があります。圧力がかかる(ブローバイガスの正圧、またはサクション、インマニ側からの負圧等)部分なので強度が必要ですが、ちょっと肉厚すぎて重いかな?

近々装備して、またインプレなどをご紹介したいと思います。

本来のオイルキャッチタンクとは違います

本来のオイルキャッチタンクは、エンジンブローなどでクランクヘッドから噴き出したオイルを溜める目的の物なので、今回紹介した最強のオイルキャッチタンクは、ブローバイガスのオイルセパレーター機能を持ったオイルキャッチとしては最強という意味になります。

大半の方は、オイルキャッチタンクと言えば、ブローバイガスのオイル成分を溜めるというイメージを持っているかと思いますが、市販の多くのオイルキャッチタンクは中身は空っぽで内部を通り抜けるだけの構造で、オイルセパレーター機能は付いておりません。

今回のオイルキャッチタンクは、タンク容量はそんなに多くありませんが、メンテナンス性、耐圧性、オイルキャッチタンクからの漏れなどに対して非常によく考えられていると思います。

以上、「最強のオイルキャッチタンク(オイルセパレーター)」でした。

※このオイルキャッチタンクでよりオイルセパレーター機能を強化する方法はこちらの記事でご紹介しております。(あくまでも自己の責任の範囲でご参照下さい。)

 

 

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