BMW E46 ブローバイホース交換(PA03シリーズ)
- 2015/05/17 12:29
- カテゴリー:メンテナンス記録, DIY作業, オイルキャッチタンク/ブローバイ関連
- タグ:#bmw, #e46
先日のブローバイホーストラブルの箇所のホース交換を行いました。
前回は取り急ぎ対策で、将来的に不安要素あり。
そのためエンジンからレデューサーを経由してオイルキャッチタンクとオイルレベルゲージに繋がる部分までのホースを交換しました。
結局、スーパートヨロンホースはR(曲げ)がキツイ部分には使えないため、ブローバイに使える耐圧、耐熱、耐油ホースを探しました。
車用というわけではありませんが、こちらのホース専門の通販「ホースガレージ.com」さんにあったブリジストンのPA03シリーズを調達。
O.K.EXCEL-150にしようか迷ったのですが、ホース内径が限られるのと、外径が極端に大きいためPA03シリーズを選択。
ホームページでO.K.EXCEL-150のホースが外径を見てもらうとわかると思いますが、ホースの厚みが5mmぐらいあるらしいです。
さすがに耐熱、耐圧、耐油ホースは違いますなー。
150℃常時耐熱ってかなり過酷な状態ですね。
自分の車はオイルのドレンボルト部分に温度センサーを付けて、走行中常時油温を監視してますが、夏場でも100℃を越えることはまずありません。
よどほ回さない限り...。(オイルパンの底だからという話もありますが、Mエンジンのように温度は上がらない)
オイル温度に対して未燃焼ガスの温度がどのぐらいなのか推測することはできないかもしれませんが、これまで付けていたスーパトヨロンホースは60℃耐圧で、その前のブリジストンのブレードホースは70℃。
まあその前後ぐらいの温度に耐えられればブローバイホースとして使えるってことでしょうかね?
今回のPA03シリーズは100℃耐圧なので、これまで以上の耐熱ホースなのでまず問題ないかと思います。
さてさて、このホース、さすがにしっかりしてます。(だったら、はじめからこれにしろよな)
ですが、かなりホースが硬いのと、それなりに外径が太いので取り回しが結構大変です。スーパトヨロンホースのようにはいきませんでした。
レデューサの出口のリップルが18mmぐらいあるためサイズ変換するためちょっと見た目がよくありませんが、こんな感じ。
外径が太いのでかなりギリギリです。
近々レデューサのニップルを交換したいと思います。
ちなみに先日問題のあったホースのRがキツイところはこんな感じ。
写真の黒いホースがPA03です。
このホースは曲げにまけて折曲がることはまずないと思います。(相当力入れても難しい)
今回、ホース交換に合わせて、レデューサを分解洗浄しました。
まあ、正確にはオレンジウルフのE46M52用のツーリードタイプなんですけどね。w
もう5年近く使ってますが、特にトラブル無しです。
バルブのパッキンも劣化していませんでした。
洗浄はブレーキクリーナーで軽く吹き流し、ブローバイガスがこびり付いている所を重点的に洗浄しました。
ホース交換後、100km以上走行しましたが、特に問題なく順調です。オイルキャッチタンクのゲージもまったくオイルが見えない状態。(スルーしてたらどうしよう汗)
まあ、先日のホースが潰れて負圧でオイルゲージからオイルを吸い上げてオイルキャッチタンクにオイルが溜まってしまうということがなければ問題なしです。
しかし、まあよく色々とトラブル発生するな〜というのもこれで完璧かな?
なんて思っていたら、ラジオが....鳴らなくなったToT