ブローオフバルブ交換(GReddy BLOW OFF VALVE FV)
ブローオフバルブ交換(GReddy BLOW OFF VALVE FV)
トラスト製のブローオフバルブ RSタイプを長年使用してきましたが、最新のFVタイプに変更しました。RSタイプで特に不満はなかったんですが、かなりバネを強くねじ込んでいるのでリターンされるのがかなり高回転のときしかリターンされていないという、ターボと違った特色のスーパーチャージャーでも今回のFVタイプは対応できると思ったからです。
そもそも、スーパーチャージャーの場合、ブローオフバルブではなくリリーフバルブという名前になるんですかね?
スロットル前のスーパーチャージャーの場合、回転比例で加給圧がかかった空気をリターンさせるためのバルブがどうしても必要となります。
そもそも、HKSさんから至急されたリリーフバルブはノーマル車につているような物だったので、当時(2007年頃)トラスト製のブローオフバルブ RSタイプに変更しました。
(HKS製のリリーフバルブとトラスト製のブローオフバルブ RSタイプは座のサイズが同じだったので。サイズの確認はトラストさんに電話したら、ブローオフバルブのガスケットを鉛筆でなぞってFAXしてくれました。対応が凄くよかった事に感謝しております。)
現在販売されているFVタイプは、インマニが負圧状態でブローオフが開く(やすい)状態にあっても加給圧がかかっていなければ(大気圧ならば?!)ブローオフバルブが開かない仕組みになっている点に非常に期待です。
詳細は、トラストさんのホームページの解説をご覧ください。
一応、売り文句として従来のRSタイプとリターン用のアタッチメント、座が同じ。
サイズは若干異なるので、ギリギリだと干渉するかもしれないとのことですが、スペース的に余裕があるので、DIYで交換しました。
新旧(左がRS、右がFV)の比較です。
ほぼ同じですので、よほどぎりぎりでなければコンフリクトは無いと思います。
青いアルマイト加工のリータン用のアタッチメントもそのまま移植できます。
付属の新品のガスケットを使用してほぼ、ポン付けで交換可能でした。
問題は、バネの圧の調整です。
RSタイプの場合は、エンストを繰返して走りながら10mmのスパナと六角レンチで繰り返し調整しました。(駒沢通りの恵比寿駅前でエンストしたときは大変だったな〜w)
今回のFVタイプですが、取り合えず、フローティングバルブの機能を信じて、ネジ調整無しでそのままテスト走行開始。
驚くことにエンスト無しで走行可能。これは、凄い!!
しばらくいつものテストコースを軽く流してみましたが、無調整でエンスト無しで走行できました。
フローティングバルブ、恐るべしですね。
本当によく考えられて作られていると思います。
後日、高速とか走行して様子を見てみたいと思っています。