Motecでエンジン油温センサーを参照させる
Motecでエンジン油温センサーを参照させる
BMWの水温センサーのかなり正確なキャリブレーション値を入手できたので、同じ型番の温度センサーが油温センサーにも使われているので、これまで使用していたMotec専用のBOSCHの油温センサーをやめてエンジンオイルハウジングにある油温センサーの値を参照させてみることしました。
Motec専用の油温センサーはオイルパンの油温を参照していましたが、エンジン本体の油温センサーの温度を参照することによって、DMEと同じ油温を参照できるようになります。
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DMEボックスはかなりカオス状態になっています。(笑)
油温センサーの信号をMotecのAV入力に接続しました。
ハーネスから取り外したMotec M800。
夏場は未使用状態でも本体が熱くなっていてちょっとびっくり。
ヒートシンクとか付けたほうがいいのかな?
先日移設したODB2ポートは最近大活躍しています。
INPAでエンジンの状態を見るのが簡単で、やっぱりアクセスが良い場所に無いとダメですね。
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OBD2コネクターの移設、グローブボックスの修理(前期型 BMW E46)
こちらがODB2経由INPAでのDMEのアナログセンサーモニター一覧。
水温は36.7℃、油温は36.29℃を示しています。
Motec側は、少し低めの水温32.6℃、油温32.2℃。
30℃台は3~4℃のキャリブレーションずれがありました。
しばらくMotecのMDDの水温、油温とINPAで表示される水温と油温をモニターして、切りの良い温度の時、何度ぐらいMotec側がずれているかを調べて、自分なりにキャリブレーションテーブルを補正してみました。
これでかなりDME側の水温、油温とMotec側の水温、油温が同じ温度になったかと思います。
以上、「Motecでエンジン油温センサーを参照させる」でした。